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地盤工学会誌 Vol.66 No.9 No.728

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タイトル 表紙
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出版 地盤工学会誌 Vol.66 No.9 No.728
ページ 発行 2018/09/01 文書ID jk201807280001
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タイトル 英訳版室内試験・地盤調査に関する規格・基準(Vol.3)
著者
出版 地盤工学会誌 Vol.66 No.9 No.728
ページ 発行 2018/09/01 文書ID jk201807280002
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タイトル 本号の編集にあたって(<特集>最新のICTを活用した防災/災害対応 技術)
著者 正田 大輔
出版 地盤工学会誌 Vol.66 No.9 No.728
ページ i〜i 発行 2018/09/01 文書ID jk201807280003
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タイトル 目次
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出版 地盤工学会誌 Vol.66 No.9 No.728
ページ 発行 2018/09/01 文書ID jk201807280004
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タイトル CONTENTS
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出版 地盤工学会誌 Vol.66 No.9 No.728
ページ 発行 2018/09/01 文書ID jk201807280005
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タイトル 地域コミュニティの安心安全を支えるICT(<特集>最新のICTを活用した防災/災害対応技術)
著者 酒井 直樹
出版 地盤工学会誌 Vol.66 No.9 No.728
ページ 1〜3 発行 2018/09/01 文書ID jk201807280006
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タイトル 斜面防災のためのビッグデータの取得とその利活用(<特集>最新のICTを活用した防災/災害対応技術)
著者 小山 倫史
出版 地盤工学会誌 Vol.66 No.9 No.728
ページ 4〜5 発行 2018/09/01 文書ID jk201807280007
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タイトル 阿蘇大橋地区斜面挙動監視におけるICTの活用事例(<特集>最新のICTを活用した防災/災害対応技術)
著者 積田 清之・永川 勝久・東風平 宏・笠井 真吾
出版 地盤工学会誌 Vol.66 No.9 No.728
ページ 6〜7 発行 2018/09/01 文書ID jk201807280008
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タイトル 機械学習を用いた1kmメッシュごとの斜面崩壊に対する危険度評価(<特集>最新のICTを活用した防災/災害対応技術)
著者 伊藤 真一・小田 和広・小泉 圭吾・酒匂 一成
出版 地盤工学会誌 Vol.66 No.9 No.728
ページ 8〜11 発行 2018/09/01 文書ID jk201807280009
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タイトル 熊本地震後の土砂災害監視システム構築とWEB-GISでの情報共有(<特集>最新のICTを活用した防災/災害対応技術)
著者 田中 義朗・酒井 直樹・木村 誇・九鬼 和広
出版 地盤工学会誌 Vol.66 No.9 No.728
ページ 12〜15 発行 2018/09/01 文書ID jk201807280010
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タイトル 車両移動型計測による三次元点群を活用した河川堤防の変状計測(<特集>最新のICTを活用した防災/災害対応技術)
著者 西山 哲・間野 耕治・森田 真一・井関 禎之
出版 地盤工学会誌 Vol.66 No.9 No.728
ページ 16〜19 発行 2018/09/01 文書ID jk201807280011
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タイトル 由比地すべり対策事業におけるICTの活用(<特集>最新のICTを活用した防災/災害対応技術)
著者 杉本 宏之・白木 久也・荒木 孝宏・奥山 剛
出版 地盤工学会誌 Vol.66 No.9 No.728
ページ 20〜23 発行 2018/09/01 文書ID jk201807280012
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タイトル 2014年関東甲信大雪による融雪地盤災害(報告(投稿))
著者 外狩 麻子・若井 明彦・井良沢 道也・上石 勲・町田 敬・河島 克久
出版 地盤工学会誌 Vol.66 No.9 No.728
ページ 24〜27 発行 2018/09/01 文書ID jk201807280013
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タイトル 「考古地盤工学」のすすめ(報告(投稿))
著者 早田 勉・若井 明彦
出版 地盤工学会誌 Vol.66 No.9 No.728
ページ 28〜31 発行 2018/09/01 文書ID jk201807280014
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タイトル ウェーブレット変換を用いたソナライザ打音調査装置(技術紹介)
著者 鈴木 文大
出版 地盤工学会誌 Vol.66 No.9 No.728
ページ 32〜33 発行 2018/09/01 文書ID jk201807280015
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タイトル 小型施工機械を用いた砕石地盤改良技術(技術紹介)
著者 藤原 優・酒井 俊典・尾鍋 哲也・大石 新之介
出版 地盤工学会誌 Vol.66 No.9 No.728
ページ 34〜35 発行 2018/09/01 文書ID jk201807280016
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タイトル スウェーデン式サウンディング試験方法(JIS A 1221)の改正について
著者 地盤工学会基準部
出版 地盤工学会誌 Vol.66 No.9 No.728
ページ 36〜36 発行 2018/09/01 文書ID jk201807280017
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タイトル 宇宙線ミュー粒子を利用した地盤探査(技術手帳)
著者 鈴木 敬一
出版 地盤工学会誌 Vol.66 No.9 No.728
ページ 37〜38 発行 2018/09/01 文書ID jk201807280018
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タイトル 7. 基礎施工後の杭の性能確認方法(杭基礎の支持層確認と支持力確保)
著者 阿部 秋男・西村 真二
出版 地盤工学会誌 Vol.66 No.9 No.728
ページ 39〜46 発行 2018/09/01 文書ID jk201807280019
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タイトル 8. 講座を終えるにあたって(杭基礎の支持層確認と支持力確保)
著者 桑原 文夫
出版 地盤工学会誌 Vol.66 No.9 No.728
ページ 47〜48 発行 2018/09/01 文書ID jk201807280020
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タイトル 7. 粘土試料の長期保存(サンプリングの極意)
著者 渡部 要一・畠山 正則・江川 祐輔
出版 地盤工学会誌 Vol.66 No.9 No.728
ページ 49〜56 発行 2018/09/01 文書ID jk201807280021
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タイトル 8. 講座を終えるにあたって(サンプリングの極意)
著者 田中 洋行
出版 地盤工学会誌 Vol.66 No.9 No.728
ページ 57〜57 発行 2018/09/01 文書ID jk201807280022
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タイトル 新入会員
著者
出版 地盤工学会誌 Vol.66 No.9 No.728
ページ 58〜58 発行 2018/09/01 文書ID jk201807280023
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タイトル 書籍紹介
著者
出版 地盤工学会誌 Vol.66 No.9 No.728
ページ 発行 2018/09/01 文書ID jk201807280025
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タイトル 会告
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出版 地盤工学会誌 Vol.66 No.9 No.728
ページ A1〜A7 発行 2018/09/01 文書ID jk201807280026
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タイトル 地盤工学会所在地
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出版 地盤工学会誌 Vol.66 No.9 No.728
ページ A8〜A8 発行 2018/09/01 文書ID jk201807280027
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タイトル 地盤工学会技術講習会のお知らせ
著者
出版 地盤工学会誌 Vol.66 No.9 No.728
ページ 発行 2018/09/01 文書ID jk201807280028
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タイトル 裏表紙
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出版 地盤工学会誌 Vol.66 No.9 No.728
ページ 発行 2018/09/01 文書ID jk201807280029
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タイトル 編集後記
著者
出版 地盤工学会誌 Vol.66 No.9 No.728
ページ 59〜59 発行 2018/09/01 文書ID jk201807280024_1
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タイトル 平成30年度役員等
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出版 地盤工学会誌 Vol.66 No.9 No.728
ページ 発行 2018/09/01 文書ID jk201807280024_2
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  • 表紙
  • 著者
  • 出版
  • 地盤工学会誌 Vol.66 No.9 No.728
  • ページ
  • 発行
  • 2018/09/01
  • 文書ID
  • jk201807280001
  • 内容
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  • タイトル
  • 英訳版室内試験・地盤調査に関する規格・基準(Vol.3)
  • 著者
  • 出版
  • 地盤工学会誌 Vol.66 No.9 No.728
  • ページ
  • 発行
  • 2018/09/01
  • 文書ID
  • jk201807280002
  • 内容
  • ਲਗदણඩघॊ঩ম੫঵भ੍ରध৾ভ੦૆भਲਗఁ୑॑৯੐खथஶ๨ග஼৔૥ୡ‫؞‬৉ೕ৹ਪपঢ়घॊૠત‫؞‬੦૆‫ق‬9RO‫ك‬َਲਗ঵ਜُ‫َ؜‬প৾ઇ୘ُऩनद‫ઁ்؜‬ऎ‫؜‬ओણ৷ৣऔः‫؛‬¾ ঩মभૼ୒॑৷ःञ৉ೕૼ୒भ35ன৫‫؛‬ਲਗ੧੯दभਝੑ‫؞‬઱ੵ঱भૼ୒৓ઐ௱षभણ৷‫؜‬ਲਗૼ୒঻भ୘ਛऩन‫؛‬‫ע‬Ⴔ߻‫୿˟ܖ‬ቔƷƝకϋ৉ೕੵ৾ভदम‫ؚ‬৉ೕपঢ়घॊ஘‫ر‬ऩ૾ଙपৌૢदऌॊेअછආ॑਄ॉ⑫इथउॉऽघ‫؛‬ओභোमِ३ঙॵআথॢढ़‫ّ॑ॺش‬ओਹ৷ऎटऔः‫؛‬ْURLٓhttp://www.jgs-shopping.net/¾ ೏৾েभ୘ਛ‫؜‬೏৾েषभ঩মૼ୒भ࿠්‫؛‬঩ময৾েभ૥ୡૼ୒॑ৢखञஶୁৡभ਱঱ऩन‫؛‬˟Ճ̖఍ƋǓৰਜ३জ‫ش‬६ 31.ৰਜ३জ‫ش‬६ 30.‫ٹ‬-$3$1(6( *(27(&+1,&$/ 62&,(7< 67$1'$5'6/DERUDWRU\ 7HVWLQJ 6WDQGDUGV RI *HRPDWHULDOV 9RO َ஼৔૥ୡ੦૆ُ‫ ق‬੦૆ઽஈ‫؜‬$ਖ਼ংॖথॲ‫كش‬,6%1 ৒੼‫؟‬৞‫؜‬ভ৩્੼‫؟‬৞‫ق‬ଛમ‫؜‬ઘશ‫ك‬‫୼ٮ‬ઌमYRO‫ٹ‬-$3$1(6( *(27(&+1,&$/ 62&,(7< 67$1'$5'6*HRWHFKQLFDO DQG *HRHQYLURQPHQWDO ,QYHVWLJDWLRQ0HWKRGV 9RO َ৉ೕ৹ਪ੦૆ُ‫ ق‬੦૆ઽஈ‫؜‬$ਖ਼ংॖথॲ‫كش‬,6%1 ৒੼‫؟‬৞‫؜‬ভ৩્੼‫؟‬৞‫ق‬ଛમ‫؜‬ઘશ‫ك‬‫୼ٮ‬ઌमYRO৉ೕੵ৾ভदम‫؜‬஧ম‫؞‬ஒমभ੡द຦஘प஡खऽोथःॊَ৉ೕ౫મ૥ୡभ্১धੰହُधَ৉ೕ৹ਪभ্১धੰହُभૠત‫؞‬੦૆‫ੰق‬ହ॑௾ऎ‫ك‬भஶ๨॑ৰ઱खथउॉ‫؜‬ऒभञल৸ඕभ໷ষऋ౥വखऽखञ‫؛‬ଅभഁಕी৉ೕ੝ଐभ৹ਪ‫؞‬ਝੑध઱ੵ‫ૺص‬૦ક୧ऊैযੵਣऽद‫ص‬৒ ੼ 3,000 ৞‫ق‬ઘ௷‫ك‬ଛ મ 600 ৞‫ق‬ઘ௷‫ك‬৒ଛA4 ਖ਼ 2012 ফ 4 া 27 ঩৅ষISBN 978-4-88644-929-0A4 ਖ਼ 2013 ফ 4 া 26 ঩৅ষISBN 978-4-88644-930-6ৰਜ३জ‫ش‬६ 32.৉ೕੵ৾‫؞‬੦ຊ৶૛३জ‫ش‬६ଆ಼‫؞‬୭୆‫؞‬೐੅ଵ৶ध৉஄৉ସ੼ 3,900 ৞‫ق‬ઘ௷‫ك‬મ 600 ৞‫ق‬ઘ௷‫ك‬2.৉ೕभ৿৓ੰෲ‫ص‬੦ຊ৶૛ऊैૢ৷ऽद‫ص‬৒ ੼ 4,100 ৞‫ق‬ઘ௷‫ك‬ଛ મ 600 ৞‫ق‬ઘ௷‫ك‬৒ଛA4 ਖ਼ 2015 ফ 11 া 27 ঩৅ষISBN 978-4-88644-931-3੼ 3,600 ৞‫ق‬ઘ௷‫ك‬મ 600 ৞‫ق‬ઘ௷‫ك‬A4 ਖ਼ 2007 ফ 2 া 28 ঩৅ষISBN 978-4-88644-951-1ফ২प໷ষखञ9RO ‫ ؜‬ফ২प໷ষखञYROम‫॔؜‬४॔॑রੱपऊবप๔Ⴋऔो‫؜‬ব৔ਗद்ઁऎओણ৷ःञटःथःऽघ‫؛‬০৚৅໷खञ9RO‫ق‬ীၻ‫ك‬पम৉ೕ౫મ૥ୡ੦૆ध৉ೕ৹ਪ੦૆भੑ੦૆॑ઽஈःञखऽखञ‫؛‬ชశ‫؜‬঩মभ੦૆॑৷ःञਲਗ੧੯भਝੑ‫؜‬৹ਪ‫؜‬ਗবযૼ୒঻भ୘ਛ‫؜‬঩মभૼ୒॑৷ःञ৉ೕૼ୒भ35ன৫‫؜‬ਝੑ‫؞‬઱ੵ঱भૼ୒৓ઐ௱ৡभ੍ରऩनपओણ৷ःञटऌञःधઓःऽघ‫؛‬ऽञ‫؜‬প৾ઇ୘भৃपउऌऽखथु‫؜‬೏৾েषभ୘ਛ‫؜‬೏৾েपৌघॊ঩মૼ୒भ࿠්‫؜‬঩ময৾েभ૥ୡૼ୒॑ৢखञஶୁৡभੜਸऩनपुओણ৷ःञटऐोयౘःपோगऽघ‫؛‬䕔཰㘓≧ἣ䛾ヲ⣽䛿ᆅ┙ᕤᏛ఍䝩䞊䝮䝨䞊䝆䠄https://www.jiban.or.jp䠅䛻ᥖ㍕䛥䜜䛶䛔䜎䛩䚹䝃䜲䝖ෆ䜢䛂ⱥヂ䛃䛷᳨⣴䛧䛶䛟䛰䛥䛔䚹৉ೕੵ৾‫؞‬੦ຊ৶૛३জ‫ش‬६૽য়ण!! ৉ೕজ५ॡभੴ௙3.ଅभഩᎼਙଡਛঔॹঝ৒ ੼ 1,800 ৞‫ق‬ઘ௷‫ك‬ଛ મ 600 ৞‫ق‬ઘ௷‫ك‬৒ଛA5 ਖ਼ 2013 ফ 4 া 26 ঩৅ষISBN 978-4-88644-092-1ਖ਼ 2009 ফ 3 া 27 ঩৅ষISBN 978-4-88644-952-8ओභোभ্১৾ভ঍‫ش‬঒ঌ‫ش‬४भછආභোঌ‫ش‬४‫ق‬KWWSZZZMJVVKRSSLQJQHW‫ك‬भ౎‫؜‬છ૲दुउେः੷ीःञटऐऽघ‫؛‬‫پ‬ভ৩્੼दभओභোम‫৾؜‬ভ঍‫ش‬঒ঌ‫ش‬४ऊैभභোप଒ॉऽघभद‫؜‬ओିਔऎटऔः‫؛‬ਁஇ঺੮১য‫ע‬Ⴔ߻‫˟ܖ‬੼ 3,800 ৞‫ق‬ઘ௷‫ك‬મ 600 ৞‫ق‬ઘ௷‫ك‬
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  • タイトル
  • 本号の編集にあたって(<特集>最新のICTを活用した防災/災害対応 技術)
  • 著者
  • 正田 大輔
  • 出版
  • 地盤工学会誌 Vol.66 No.9 No.728
  • ページ
  • i〜i
  • 発行
  • 2018/09/01
  • 文書ID
  • jk201807280003
  • 内容
  • 本号の特集にあたって大規模地震や想定を上回る豪雨等の自然災害が頻発化しかつ広範囲に及んでいます。本年だけでも,大阪府北部を震源とする地震や,西日本の広範囲に及んだ「平成30年 7 月豪雨」等に伴い多くの地盤災害が発生しています。今後も,首都直下地震・南海トラフ地震等が懸念され,本年 6 月26日に発表された「全国地震動予測地図」において当該地域では揺れに見舞われる確率が高く,豪雨災害においても気候変動に関する政府間パネル(IPCC)で指摘されているように今後も増加傾向にあり,災害外力の増加は避けられない状況にあります。このような中,自然災害による地盤災害に対応した技術が必要となります。復旧や復興を迅速に進めるためにレジリエントな減災技術が必要で,そこでは「適切な箇所の防災情報を適切なタイミングで必要とする人や組織へ渡す」ことが重要となります。ICT の進化により,大量データの収集・分析・活用が容易になり,コンピュータ性能の向上やネットワーク・システム構築の簡易化で,計測・観測による現象や現状の可視化が遠隔でも可能となっています。本号では,「最新の ICT を活用した防災/災害対応技術」と題して,近年の防災/災害の現状と課題,ICT を活用した災害調査・計測技術を特集致しました。総説では,最新の地域コミュニティの現状と計測技術について総括的に執筆いただいております。論説では,IoT を活用した斜面防災技術について,ビッグデータの利活用とあわせて解説されております。5 編の報告では,機械学習による斜面崩壊に対する危険度評価,河川堤防の車両移動計測技術,熊本地震で発生した斜面崩壊での ICT の活用事例や WebGIS での情報共有,地すべり斜面での ICT の活用事例といった防災/災害に対応する技術について執筆いただきました。本特集号が,読者の皆様に有益なものとなり,今後の防災技術の発展に寄与することを願っております。正 田 大 輔(しょうだ だいすけ)地盤工学会のホームページ URLhttps://www.jiban.or.jp/国際地盤工学会ホームページ http://www.issmge.org/編集兼発行者公益社団法人地盤工学会
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  • タイトル
  • 目次
  • 著者
  • 出版
  • 地盤工学会誌 Vol.66 No.9 No.728
  • ページ
  • 発行
  • 2018/09/01
  • 文書ID
  • jk201807280004
  • 内容
  • 特集テーマ最新の ICT を活用した防災/災害対応技術総説地域コミュニティの安心安全を支える ICT ………………………………………………………… 1●酒井論説斜面防災のためのビッグデータの取得とその利活用 ……………………………………………… 4●小山報(公告募)(公募)直樹倫史阿蘇大橋地区斜面挙動監視における ICT の活用事例 ……………………………………………… 6●積田清之/永川勝久/東風平宏/笠井真吾機械学習を用いた 1 km メッシュごとの斜面崩壊に対する危険度評価…………………………… 8●伊藤真一/小田和広/小泉圭吾/酒匂一成熊本地震後の土砂災害監視システム構築と WEBGIS での情報共有 ……………………………12●田中義朗/酒井直樹/木村誇/九鬼和広車両移動型計測による三次元点群を活用した河川堤防の変状計測 ………………………………16●西山哲/間野耕治/森田真一/井関禎之由比地すべり対策事業における ICT の活用 …………………………………………………………20●杉本宏之/白木久也/荒木孝宏/奥山剛報(投告稿)2014年関東甲信大雪による融雪地盤災害 ……………………………………………………………24(投稿)「考古地盤工学」のすすめ ………………………………………………………………………………28●外狩●早田技術紹介麻子/若井勉/若井明彦/井良沢道也/上石勲/町田敬/河島克久明彦ウェーブレット変換を用いたソナライザ打音調査装置 ……………………………………………32●鈴木文大小型施工機械を用いた砕石地盤改良技術 ……………………………………………………………34●藤原資料優/酒井俊典/尾鍋哲也/大石新之介スウェーデン式サウンディング試験方法(JIS A 1221)の改正について ………………………36●地盤工学会基準部技術手帳宇宙線ミュー粒子を利用した地盤探査 ………………………………………………………………37●鈴木敬一 講座杭基礎の支持層確認と支持力確保7. 基礎施工後の杭の性能確認方法 …………………………………………………………………39●阿部8.秋男/西村真二講座を終えるにあたって …………………………………………………………………………47●桑原文夫サンプリングの極意7. 粘土試料の長期保存 ………………………………………………………………………………49●渡部8.要一/畠山正則/江川祐輔講座を終えるにあたって …………………………………………………………………………57●田中洋行新入会員 ………………………………………………………………………………………………………58編集後記 ………………………………………………………………………………………………………59
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  • タイトル
  • CONTENTS
  • 著者
  • 出版
  • 地盤工学会誌 Vol.66 No.9 No.728
  • ページ
  • 発行
  • 2018/09/01
  • 文書ID
  • jk201807280005
  • 内容
  • Theme: Disaster prevention technology utilizing ICTCommunitybased Disaster Risk Management by ICT with Geotechnical Engineering ………………………………… 1● Naoki SakaiAcquisition and Utilization of Big Data for Slope Disaster Prevention …………………………………………………… 4● Tomofumi KoyamaAn Application Example of ICT in Slope Behavior Monitoring of Aso Bridge District ………………………………… 6● Kiyoyuki Tsumita, Katsuhisa Nagakawa, Hiroshi Kochihira and Shingo KasaiRisk Assessment for Slope Failures in 1km Mesh Unit based on Machine Learning …………………………………… 8● Shinichi Ito, Kazuhiro Oda, Keigo Koizumi and Kazunari SakoBuilding a Sediment Disaster Monitoring System after the Kumamoto Earthquake and Sharing Informationwith WEBGIS ……………………………………………………………………………………………………………………12● Yoshiro Tanaka, Naoki Sakai, Takashi Kimura and Kazuhiro KukiMonitoring of Deformation of River Bank Utilizing 3dimensional Point Clouds Obtained Using MovingVehicle Measurement ………………………………………………………………………………………………………………16● Satoshi Nishiyama, Koji Mano, Shinichi Morita and Sadayuki IsekiApplication of ICT (Information and Communication Technology) in Yui landslide Countermeasure Project ………20● Hiroyuki Sugimoto, Hisaya Shiraki, Takahiro Araki and Takeshi Okuyama
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  • タイトル
  • 地域コミュニティの安心安全を支えるICT(<特集>最新のICTを活用した防災/災害対応技術)
  • 著者
  • 酒井 直樹
  • 出版
  • 地盤工学会誌 Vol.66 No.9 No.728
  • ページ
  • 1〜3
  • 発行
  • 2018/09/01
  • 文書ID
  • jk201807280006
  • 内容
  • 地域コミュニティの安心安全を支える ICTCommunitybased Disaster Risk Management by ICT with Geotechnical Engineering酒井国立研究開発法人防災科学技術研究所直樹(さかいなおき)先端的研究施設利活用センター. は じ め に我が国では,地震,津波,豪雨,洪水,土石流,噴火戦略推進室室長められている。小中河川での危機管理型水位計の設置のように ICT を活用した対応と自治体と住民との連携が進んできている。等の自然現象が発生する一方で,バリューチェーン,土一方,「災害リスク D 」(予防力)は,予防中心のエ地利用の高度化,高齢化等の社会条件が絡んでさまざまンジニアリングの面から「ハザード H」と「暴露量 E」なリスクが存在する。特に近年,大規模地震や極端な豪と「脆弱性 V 」で評価されてきた。近年では,社会環雨等による広域災害が懸念され,災害発生後の二次災害境を取り入れたレジリエンスモデルとして,「レジリエの恐れなどもあり,地域の復興とともに災害対応が複雑ンス R 」(回復力)は,「災害リスク D 」と「人間活動化している。A」と「時間 T 」で評価するモデルが提唱1)されている。防災・減災分野では,理学・工学・社会科学が連携をつまり,レジリエンス力は,予防力+回復力で表される。密にする必要がある。しかしハザード研究によるマップ特に回復力は,時間経過による変化を評価する必要があの精緻化はされても,その先のリスク評価,自治体対応ることを示している。力向上までの課題を連携して解決する術はなかった。そ災害対応過程の考え方には,時間経過による対応のモれは各分野の人々が「災害状況認識の統一」をもてず,デル化が必要であり,それぞれの段階で異なる災害対応具体的な連携方法が分からなかったことが問題の一つで 発災直後の対応,◯ 命を守るが必要である。例えば,◯ある。近年,IoT(Internet of Things)の発展により計 社会基盤の復旧(~数週間程対応(~72時間程度),◯測が身近になり,今まで人が勘と経験で対応してきたア 生活活動の再建(それ以降)という時間を追っ度),◯ナログな世界をデジタル化しリアルタイムで変化を知るた対応方法の変化が必要である。ことが容易になってきた。このような技術革新(イノ一方で,災害の事前の備えには,「これまで繰り返しベーション)が,現象や災害,そして社会活動を一元化起こってきた危機現象による課題」と,「新たに発生すし見える化をし「災害状況認識の統一」を可能にした。る危機現象による課題」の解決が必要である。前者の対地域コミュニティのレジリエンス力を向上させるため応は,例えば同じ場所で繰り返し起こる浸水被害等の標には,現状の見える化→意志決定→行動の流れが重要で準対応手順やタイムラインが有効な対応と考えられる。あり,そこをシームレスにつなぐためには, IoT, AI,後者は,例えば地震後に降雨により発生する二次災害へビッグデータ技術による見える化が必要であり,その取の対応等が考えられ,状況認識を共有し関係機関で連携り組みには分野間連携を民間主導で進めることが重要でして対応を計画立案する必要がある。特に後者においてある。は事前の対応が難しく現場の状況に合わせた臨機応変な本稿の内容は次のようになる。地域コミュニティにお対応や IoT による機動的観測が必要となる部分である。けるレジリエンス力(章)は,国の政策(章)のも以上のことを踏まえると,リスクを理解し適切に対応と関係組織間連携を強化し,防災科学技術のイノベーシすることで,災害に対する社会のレジリエンスを高めるョン技術(章)を利用してデータを収集し,地域での必要がある。特に災害状況を把握するための IoT 技術実践的な行動(章)を機能させることである。を用いたモニタリングは時系列変化データより先を予測.レジリエンス力とは大きな水害を体験した全国の自治体の市町村区長が集まり始まった「水害サミット」では,平成 28 年に国への提言を行っており,第一項目に,「住民等の適切かつ主体的な避難行動の促進」を挙げている。そこでは,し,その結果に基づいて「決断→行動」するということが可能となる。このように地域コミュニティのレジリエンスを上げるためには,IoT 技術は必要不可欠である。.防災分野におけるイノベーション技術と課題「住民等が自らの問題としてより切実に事態を捉えられここでは防災分野におけるイノベーションを司る身近るリスク情報の掲示や多様な手段での精度の高いきめ細な状況を測るための IoT 技術とビッグデータの利活用かな情報発信が欠かせない」とされている。このようにと課題について述べる。IoT 技術の最も大きな功績は,より身近なところでの降雨や河川水位等の防災情報が求今までアナログ計測だったことがデジタル計測となりイSeptember, 20181 総説ンターネットでデータをリアルタイムに共有できるようになることである。IoT システム2)は,センサー,無線通信,電源,クラウドで構成されるシステムとなっている。.身近にある危険な場所を計る. 地震後の降雨時危険斜面監視への IoT の活用3)2016 年 4 月に熊本地震が発生した時,熊本県内では,センサーとしては,MEMS(Micro Electro Mechani-震度 7 の 2 度の強い揺れにより,地表地震断層によるcal System)型加速度センサーの利用により小型化,省広範囲に及ぶ被害があった。特に阿蘇地域では多数の土電力化によるローコストな IoT システムができるよう砂災害が発生し,阿蘇大橋付近では大規模な土砂災害がになった。また計測できる項目は,加速度,ジャイロ,発生するという大きな地震災害となった。特に地震によ地磁気等であり,それぞれ三軸で複雑な動きも計れるたる土砂災害は,大小 1 000 カ所余りの危険箇所が指摘さめ,地面や建物に設置して動きを計測できる。れ,特に危険度の高い急傾斜地や土石流危険渓流の100無線通信では,LPWA(Low Power Wide Area)とカ所ほどが監視すべき斜面とされた。しかし時間的にも言われ,低消費電力で,通信速度は高速でなくてもよい予算的にもすべての斜面を監視することは難しい。そこが,広域で通信できる方式が求められている。たまにテで,危険箇所の 9 カ所において,防災科研が従来検知キストデータを送るには適しているが,センサーネットセンサーとして使われていた MEMS 型の傾斜センサーワークを組み短時間でデータ送信を繰り返すには向いてを IoT 化し 1 分ごとの常時観測を行い, 1 カ所につきいない。多数の方式があり,それぞれ一長一短がある。10個の全長90 cm の杭型センサーを危険斜面や土石流危使用目的を明確にし方式を決める必要がある。険渓流に設置した。それらのデータは,熊本県砂防課と電源としては,小型,可搬性が必要なので,リチウム共有し,阿蘇市,南阿蘇村,西原村にも情報を共有した。イオン電池等の二次電池がよく使われる。将来的には,2016 年は 3 回の台風が襲ったものの,計測斜面では動電源供給が難しい山間地等での利用を想定した,太陽光きがないことがリアルタイムで共有できたため,住民のを筆頭に,振動,風,温度差等の周囲の環境から微少な安心安全に貢献した。エネルギーを収集する環境発電(エナジーハーベスティ. 中小河川における危機管理型水位計の事例4)ング)技術の実用化が期待される。国土交通省では,「水防災意識社会」の再構築に向けクラウドでは,データを収集するだけでなく,可視化た緊急行動計画を平成 29 年 6 月 20 日に公表した。そこを行ったり,リアルタイムで分析を行ったりする。時系では,「危機管理型水位計」(低コストで自治体でも導入列データから経験的な閾値を与えたり,機械学習によりしやすいクラウド型・メンテナンスフリー水位計)の設異常な状態を判定したりして,斜面の不安的な状況を検置を行うとし,そこで必要なスペックを公開した。これ出することが可能である。この分野ではビッグデータと 長期は,洪水時に特化した低コストな水位計として,◯言われるほどのデータが集まらないため,教師データが 小型化,間メンテナンスフリー(無給電 5 年稼働),◯少なくデータから異常を予測するのは現状では難しいと 初期コスト低減(機器設置費用 100万円設置が容易,◯考える。そこで将来的には,地上のデータだけでなく, 維持管理コスト(通信コスト)低減,という以下),◯衛星や航空機等を使った空からのリモートセンシング技条件が具体的に挙げられ公募形式で行われた。ここでは,術,ドローン( UAV )を使った技術などによる光学写IoT 技術を基にした様々な計測手法が提案され,超音波真の取得,詳細地形データ,被災状況の把握等の多数の型やカメラ型等多数の応募があり,IoT 技術を活用した情報とともに総合的に危険性を判断していくことが必要ものも多数提案されており,実際の現場にて諸条件をクである。リアできるか検証が行われた。このようにある基準を決以上のような IoT システムを防災現場で用いる場合,めて,そのスペックを満たす計測機器を開発するといういくつか課題がある。例えば斜面計測の場合,斜面のど取り組みは,まさに IoT を用いたプロトタイピングのこにどのくらいの深さで設置するか,どの通信方式を使試みであり,しかも中小河川に設置するセンサーとしてえばよいか,計測インターバルをどう決めるかセン社会実装も考えられており,非常に興味深い。サーネットワークを展開すればいいか等,多くの課題. みんなで共通の課題に取り組むを抱える現場のニーズを,IoT 技術者が開発段階から共IoT システムの実用化には,「現場をモデル化し目的同で作業を行っていくことが重要である。また,IoT のを絞ること」と「実際に試しながら改良を続けること」センサーの社会実装を加速するためには, OODA が大が重要である。先の 2 つの事例では,解決したいニー事と言われる。これは, Observe (観察), Orient (方ズを持つステークホルダーとの共同作業により,ニーズ向付け), Decision (決断), Act (行動)サイクルと言を満たす計測が可能になった。ステークホルダー側は具われ,現象をモニタリングし,その結果を基に方向付け体的な課題を明確にする必要があるとともに,それを受を行い,その結果をもとに,「決断→行動」を行うサイける側も,幅広い選択肢の中から最適な計測システムをクルであり,この部分の日頃の訓練は必要である。客観的に選ぶ必要がある。多数ある各種の IoT システムの中でも検証が難しいのが,外的な自然環境条件下で災害が発生する過程での検証実験である。例えばゲリラ豪雨下,濃霧下,強風下,2地盤工学会誌,―() 総説積雪下,地震動化を制御した環境でできる大型実験施設にもつ災害情報を収集し,地図データ化して,都道府県は少ない。の災害対策本部を支援する役割を担うものである。防災科学技術研究所には,地震や降雨,降雪による実このような災害対応には,今回触れた IoT システム大規模の実験ができる大型実験装置がある。それらを有も含む各種防災情報の取り扱いの標準化が進むことで,効に利用するために「先端的研究施設利活用センター」官民が利用可能なデータを活用した。「災害状況認識のを設立した。ここでは「先端的研究施設」である大型降統一」が可能になる。特にこのような取り組みは,地域雨実験施設,大型耐震実験施設,雪氷防災実験棟及び実コミュニティを中心に活動するためにも民間企業の積極大三次元震動破壊実験施設を利活用した性能検証実験が的な参加が望まれる。また地域の防災計画においても特可能である。特に社会実装における「想定外をなくす」徴をもった防災計画を策定し実行できることで,自分た条件での実験が可能である。例えば,降雨時の斜面崩壊ちで作る安心安全なコミュニティができると考えられる。実験の場合には,物理的根拠のある実験結果例えば5)と合以上の取り組みは,分野・部門横断的アプローチわせてセンサーデータを分析し評価することで現場への( Trans Disciplinary Approach, TDA )が重要であり,実装が容易になる。このような実験を複数企業の参加の特に科学的根拠を伴う情報に基づいて意思決定をするこもと実施し,ステークホルダーと共創する場を提供する。とに重きを置く。これらの考え方を確立し標準化できれまた得られた実験成果を業界団体とともに認証するシスば,日本の ICT を使った防災を世界へ展開することもテムを導入することで,その成果が社会実装につながる可能となる。仕組みの構築を考えている。特に防災に関わりの深い「防災・減災」,「インフラ維持管理」,「自動走行」の各.おわりに分野における IoT ・ AI ・ドローンや自動走行等に関す防災の難しいところは,日常生活を続ける上で,いつる新技術の社会実装を推進することを考えている。そし起こるか分からない災害に備える必要があることである。てこれらの実験成果を公開し,具体的なユースケースに防災を,「自分事」と考え,周囲にどんな危険がある基づくシーズ・ニーズのマッチングを行う場を提供するかを調べ,IoT システムを使ってその状態を測ってみることも考えている。ことにつながれば自然に防災リテラシは上がることにな.政府の防災戦略と超スマート社会6) (Society5.0)る。いざというときに限られた情報でも判断し行動をすることができる。「第 5 期科学技術基本計画7)」(平成28年 1 月22日閣議国施策は考えを変えるきっかけを与えるに過ぎないの決定)において,国及び国民の安全・安心の確保と豊かで,地域コミュニティから個人に広がれば地域の対応力で質の高い生活の実現のために,災害を予測・察知しても上がる。その正体を知る技術,発災時に被害を最小限に抑えるために,早期に被害状況を把握し,国民の安全な避難行動このような普段の延長にある「防災」となるように支援したい。に資する技術や迅速な復旧を可能とする技術等の研究開発を推進することが取り上げられている。また超スマート社会(Society5.0)とは人間が中心の豊かな社会であり,防災における一人一人の安心安全と重なるものである。自然科学と社会科学が融合することが重要である。これらの考えを支えるのは,今まで述べてきた ICT で参1)2)3)ある。しかし技術の発展だけでは具体的な安心安全につながらないため,それを後押しするさらなる政府の施策が必要である。4)その取り組みの一つとして,平成 30 年度から「国と地方・民間の『災害情報ハブ』推進チーム8)」において5)官民による検討を進めている。ここでは,災害発生直後の対応として,「状況認識の統一」は,未だ我が国の災害対応全体における大きな課題として残されていると認識し,抜本的な解決を目指すべく検討されているもので6)7)ある。この具体的な動きとして,大規模災害時に情報を集約し都道府県の災害対策本部を現地で支援する ISUT(アイサット)と呼ばれる官民合同チームが内閣府を中心に組織された。大きな目的は,行政機関や民間が個別September, 20188)考文献林 春男災害レジリエンスと防災科学技術,京都大学防災研究所年報,第59号 A,2016.IoT 技術テキスト,モバイルコンピューティング推進コンソーシアム監修,リックテレコム,p. 300, 2016.酒井直樹ほか熊本地震被災地域における地形・地盤情報の整備―航空レーザ計測と地上観測調査に基づいた防災情報データベースの構築―,防災科研資料,No. 413,2017.「水防災意識社会」の再構築に向けた緊急行動計画,水防災意識社会再構築ビジョン,国土交通省 HP,2017.石澤友浩・酒井直樹・福囿輝旗模型実験による斜面変位速度の経時変化と崩壊予測手法に関する検討,日本地すべり学会誌,Vol. 50, No. 6, pp. 268~278, 2013.Society5.0,内閣府 HP ,入手先〈 http:// www8.cao.go.jp/cstp/society5_0/index.html〉(参照 2018.7.1)第 5 期科学技術基本計画,内閣府 HP,入手先〈http://www8.cao.go.jp / cstp / kihonkeikaku / index5.html 〉(参照 2018.7.1)国と地方・民間の「災害情報ハブ」推進チーム,内閣府HP , 入 手 先 〈 http: / / www.bousai.go.jp / kaigirep /saigaijyouhouhub/index.html〉(参照 2018.7.1)(原稿受理2018.7.11)3
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  • タイトル
  • 斜面防災のためのビッグデータの取得とその利活用(<特集>最新のICTを活用した防災/災害対応技術)
  • 著者
  • 小山 倫史
  • 出版
  • 地盤工学会誌 Vol.66 No.9 No.728
  • ページ
  • 4〜5
  • 発行
  • 2018/09/01
  • 文書ID
  • jk201807280007
  • 内容
  • 斜面防災のためのビッグデータの取得とその利活用Acquisition and Utilization of Big Data for Slope Disaster Prevention小山倫関西大学史(こやま社会安全学部. は じ め に近年,ビッグデータや IoT (モノのインターネット),AI (人工知能)などがさまざまな分野で話題となってともふみ)准教授. 斜面の監視,計測・モニタリングシステムの構築斜面の監視,計測・モニタリングシステムの構築及びその適用事例はこれまで数多く報告されている1),2)。そい る 。 こ れ は , ICT の 進 化 に よ り , 大 量 デ ー タ の 収れら多くは,雨量の計測とあわせて斜面の変位・変形集・分析・活用が容易化したこと,データの収集・分析(例えば,土塊の移動量や傾斜など)あるいは斜面内のにより複雑な現象の可視化が可能となったこと,コンピ地下水(水位,間隙水圧など)や土壌水分(体積含水率ュータ性能の向上やコンピュータパワーの強力化,クラなど)を計測・モニタリングするというものである。各ウド基盤の発展などネットワークやシステム利用の簡易種センサーはネットワークを形成し,計測データは中継化などが理由として挙げられる。器を経由してサーバに集められ,遠隔においても斜面の斜面防災の分野においても,効率的かつ効果的な防状態を計測・モニタリングできるようになっている。災・減災活動の実現のためには,災害情報や被災情報を最近は,比較的安価なセンサーを斜面内に多点に配置迅速に収集し,分析し,伝達するかが重要であり,ICTし計測することで斜面の面的な変状を捉えることも行わの活用が不可欠となってきている。例えば,ドローンをれている。また,計測対象物に変化が生じた瞬間に,そ用いた高精度な画像・映像やレーザースキャナなど地形れが視認できる「OSV(OnSite Visualization)センサーデータの取得技術は,土砂災害による地形の変化を把握(任意変状をリアルタイムで可視化できる装置)」の開発する手段として利用されてきている。また,IoT を活用も進められており,計測結果をその場で可視化することした斜面の監視,計測・モニタリングシステムを構築すで,迅速な判断に繋げることが可能となる3)。ることで,斜面の状態をリアルタイムで把握し,異常や計測・モニタリングの結果は個別に設定された管理基異変の検知・斜面災害リスクの検出につなげる取り組み準値により早期警戒・避難などの情報を発令するためにも行われてきている。用いられることが多い。また,計測・モニタリング結果本稿では,斜面防災のための ICT の活用事例をいくつか紹介し,ビッグデータの収得からその利活用に向けた現状と課題について述べる。.斜面防災における ICT の活用を精査し,斜面崩壊発生予測モデルの構築及び高精度化を試みる事例も報告されている4)。. SNS を活用した土砂災害の前兆現象の把握ソーシャルメディア情報をリアルタイムに分析し,ユーザーの豪雨などの不安感や恐怖感を表した「つぶや現在,行政は豪雨時の斜面崩壊に対する警戒・避難のき」に潜む土砂災害の前兆現象や防災上有用な情報を抽ために,土壌雨量指数や降雨強度などの雨量データをも出し,土砂災害警戒・避難システムに組み込むという新とに土砂災害発生危険度を判断し,土砂災害警戒情報をたな試みが行われている5),6)。ソーシャルメディアの中住民に提供している。しかし,雨量データのみに基づくでも Twitter は情報のリアルタイム性が高く,他のユー一連の情報は,市町村単位などの「ある地域」を対象とザーとの情報交換・転送が容易であるとされ,土砂災害した大まかな判断に有用であるが,豪雨時の斜面の状態の前兆現象に関するキーワードによる収集するつぶやきを現場で把握するということを一切行っていないという情報が「いつ」「どこで」投稿されたかを推定すること点で,「自分の家の裏山は崩れないか」といった個別ので,その地域の土砂災害の切迫性の高まりを把握すると斜面における危険度を判断することはできない。いうものである。土砂災害警戒情報の高精度化を含めた高精度土砂災害ソーシャルメディア情報は,先述の物理センサーから警戒システムの整備にあたっては,豪雨時の斜面の状態得られる情報と比較して,信頼性は劣るものの,非常にをリアルタイムで正確に把握することが重要であり,斜高い迅速性を有しており,豪雨時に地域がどのような切面崩壊予測の高精度化を図るとともに,住民と行政の相迫した状態になっているかを把握するツールとして有用互通報システム,GIS などを用いた土砂災害危険度情報であると考えられる。今後,早期避難指示などの発令やの提供など,どのように情報を伝達するかについてもあ住民の自主避難に生かされる技術となるには,雨量情報わせて検討する必要がある。や先述の計測モニタリングデータなどの客観的な情報と4地盤工学会誌,―() 論組み合わせることで信頼性の向上を図る必要がある。.ビッグデータの取得からその利活用へ説説明するためのモデルを構築する7)ということも必要である。例えば,土砂災害警戒情報の発令の際に用いられる土壌雨量指数はタンクモデルと呼ばれるモデルを用い先述のとおり,斜面分野においても ICT を活用したて算出される。現在は,全国一律同じパラメータを用い事例が報告されてきており,斜面防災に関わる各種デーて土壌雨量指数が算出されているが,現場斜面におけるタが収集され始めている。しかし,収集したデータをど計測・モニタリングデータが取得できれば,逆解析的にのように利活用していくかという点において,さまざまタンクモデルのパラメータを同定することで,地域あるな試みが実施されているものの,個別的で組織化・体系いは個々の斜面の特性に応じたタンクモデルを構築する化されていないという状況である。例えば,斜面の監視,ことも可能である8)。計測・モニタリングにおいては,斜面内の「どこ」で,「何を」計測し,「どのように」計測データを種々の意思決定において利用をするのかについては,体系化されていない。収集した計測・モニタリングデータはビッグデータと.おわりにICT の進化により,斜面防災においても Iot を活用した斜面の監視,計測・モニタリングシステムを構築することで,比較的容易にビッグデータを収集できるようにして機械学習や深層学習といった手法を用いて分析し,なった。今後は,機械学習や深層学習といった AI 技術斜面の異常や異変,崩壊リスクの検知に結びつけることの活用を視野に入れて,質・量ともにデータを蓄積してが期待されているが,未だデータが十分に収集できていいく必要がある。そのためには,データを分析・活用するとはいえないのが現状である。特に,実斜面においてる各種アプリケーションの開発のみならず,データの監視,計測・モニタリングを実施していると何も起こらオープン化,体系化,一元化といったことも必要である。ない平時の状態がほとんどで,斜面が崩壊したときの情報(計測データ)はほとんどない。すなわち,教師データが少ない状態で学習を行わねばならず,「何か平時と参1)は違う兆候がある(ただし,それが斜面崩壊の前兆なのかは定かではない)」という程度でしか,評価ができないというのが現状であると思われる。しかし,これまで2)実験室レベルでは,数多くの斜面崩壊実験(防災科学技術研究所の大型降雨実験施設における大型の斜面崩壊実験も含めて)が実施されており,これらから得られた知見,すなわち斜面が崩壊するときに各種センサーにより取得されたデータは,教師データとして活用することは可能である。いずれにせよ,今後,斜面の計測・モニタ3)4)リングによるデータ(特に,教師データ)の収得・蓄積が質・量ともに必要となってくる。センサーを設置すればデータはおのずと収集できるが,どのように「質」の5)よいデータを収集するかについては,計測・モニタリング方法に大きく依存するため,これまでの計測・モニタリングデータを精査するとともに,計測・モニタリング6)の方法論の確立が必要となってくる。一方,斜面崩壊予測モデルの構築及び高精度化は依然として重要な研究テーマであるが,ここにおいても大量7)に収集された斜面の計測・モニタリングデータが果たす役割は重要である。これまでのように順解析的に計測・モニタリングデータをモデルの妥当性検証に用いるのみならず,フィルタリング(データ同化)手法(例えば,カルマンフィルタや粒子フィルタなど)を用いて,計測・モニタリングデータから,逆解析的に複雑な現象をSeptember, 20188)考文献酒匂一成・深川良一・岩崎賢一・里見知昭・安川郁夫降雨時の斜面災害防止のための重要文化財周辺斜面における現地モニタリング,地盤工学ジャーナル, Vol. 1,No. 3, pp. 57~69, 2006.Uchimura T., Towhata I., Wang L., Nishie S.,Yamaguchi H., Seko I. and Qiao J.: Precaution and earlywarning of surface failure of slopes using tilt sensors,Soils and Foundations, Vol. 55, No. 5, pp. 10861099,2015.芥川真一光源や光路に工夫して変状を可視化する方法,土木技術,Vol. 72, No. 9, pp. 94~98, 2017.笹原克夫・岩田直樹地表面変位と地下水位のモニタリングに基づく斜面崩壊発生予測―既存の予測法との比較―,地盤工学ジャーナル,Vol. 12, No. 4, pp. 425~438,2017.國友 優・神山嬢子・伊藤顕子・邱 騁・荒木 健・宮川 健 Twitter 情報を活用した土砂災害発生場の状況把握の可能性について,平成 27 年度第 64 回砂防学会研究発表会概要集,B132~B133, 2015.武田邦敬・山影 譲・國友 優・神山嬢子・松下一樹土砂災害発生前の Twitter データの俯瞰的分析,平成27年度第 64 回砂防学会研究発表会概要集, A248 ~ A249,2015.伊藤真一・小田和広・小泉圭吾・臼木陽平現地計測結果に基づく土壌水分特性パラメータ同定に対する粒子フィルタの適用,土木学会論文集 C, Vol. 72 No. 4, pp.354~367, 2017.大津宏康・堀田洋平・高橋健二・中村一樹マルチタンクモデルを用いた斜面水分量の予測及びその適用範囲に関する研究,第12回岩の力学国内シンポジウム講演論文集,pp. 687~694, 2008.(原稿受理2018.6.6)5
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  • タイトル
  • 阿蘇大橋地区斜面挙動監視におけるICTの活用事例(<特集>最新のICTを活用した防災/災害対応技術)
  • 著者
  • 積田 清之・永川 勝久・東風平 宏・笠井 真吾
  • 出版
  • 地盤工学会誌 Vol.66 No.9 No.728
  • ページ
  • 6〜7
  • 発行
  • 2018/09/01
  • 文書ID
  • jk201807280008
  • 内容
  • 報告阿蘇大橋地区斜面挙動監視における ICT の活用事例An Application Example of ICT in Slope Behavior Monitoring of Aso Bridge District積田清之(つみたきよゆき)永川株 技術本部基礎地盤コンサルタンツ東風平宏(こちひらひろし)株 九州支社基礎地盤コンサルタンツ勝久(ながかわかつひさ)株 関西支社基礎地盤コンサルタンツ笠井真吾(かさいしんご)株 九州支社基礎地盤コンサルタンツリアルタイムで捉えることができる監視システムが必要. は じ め にとなった。平成 28 年の熊本地震により,熊本県阿蘇郡南阿蘇村の国道 57 号,国道 325 号(阿蘇大橋)並びに JR 豊肥本線を巻き込んだ大規模な斜面崩壊が発生した(崩壊長約 700 m ,崩壊幅約 200 m ,崩壊土砂量約 50 万 m3)。.監視観測システム不安定ブロックを含む斜面動態を適切に評価するには,地表面伸縮計や地盤傾斜計のみの WEB 上モニタリング崩壊斜面の滑落崖は,黒ぼくや岩屑堆積物がオーバーハでは困難と考え,絶対座標で管理できる GPS を活用しングした状態にあり,落石及び滑落崖周辺に残る不安定た GNSS モニタリングによる監視も実施することとし土砂崩壊の危険性が指摘されていた。た。そのため崩壊地内は,二次災害防止の観点から立入りGNSS モ ニ タ リ ン グ は GPS に よ る 地 盤 変 状 の 計 測規制が継続されて有人による復旧工事着手のための環境データを伝送装置を介して WEB 上のクラウドに依存す整備が喫緊の課題であった。るものである。観測データは 24 時間通じて発注者,施崩壊地周囲の斜面に確認された多数の亀裂や段差は現地踏査により状況把握を行った上に簡易 GPS ロガーとタブレット端末を利用し,位置情報を取得した。その結果,崩壊地周囲斜面は大小 6 個の不安定ブロックが頭部滑落崖に残存することが明らかになったが,これら不安定ブロックの動態が不明であり,斜面動態を工会社,調査会社(監視観測担当者)間で斜面動態を共有可能である。当現場では 2 種類の GNSS モニタリングシステムを導入した。図―に GNSS モニタリングシステム監視観測機器配置を示す。 不安定ブロック外で中長期的斜面動態把握◯(図―中の○印付G1 ・ G4 ・ G6 の 計 3箇所の GPS) 不安定ブロック内で施◯工時の短期的斜面動態把握( 図 ―  中 の KG1 ・KG2・KG21・KG3・KG3 1 ・ KG4 ・ KG6の 計 7 箇 所 の GPS 。ラウンディング進捗で一部移設).観測結果. 各 GPS の経時変化不安定ブロック外で中長期的斜面動態把握を目的とした G1・G4・G6 について観測期間中のトピックを示す。 平成 28 年 6 月 20 日~ 6 月◯図―6不安定ブロックと監視観測機器配置(加筆)1)30 日 に は 時 間 雨 量 約 60地盤工学会誌,―() 報図―告GNSS モニタリング観測経時変化mm ,連続雨量約 280 mm の豪雨があったが, GPS には累積性を伴う変位が認められられず,不安定ブロック外側である山頂部,大分側尾根部,熊本側斜面の安全性は特に問題ないと判断された。 大分側尾根部の G6 では顕著な累積変動は認められな◯かったが, G6 近接斜面は LP データや現地調査から落ち残りの部分と考えられ,他の GPS よりもやや大きな変位が確認されたことは注意すべき点と認識された。. 各 GPS による変位方向各 GPS が示す変位は平成28年 5 月末~平成29年 2 月初において山頂部 G1  3.1 mm ,熊本側斜面 G4  3.8mm ,大分側尾根部 G6  10.8 mm であり,大分側尾根部で斜面下方へのやや大きな変位が確認された(図―)。地盤傾斜計や地表面伸縮計で顕著な累積性を呈した不安定ブロック◯2 に隣接した箇所(G6)では,中長期図―観測結果解析による変位方向(加筆)2)的には 10 mm 強の変位が生じている。このことから,不安定ブロック◯2 の挙動の影響を受けていると考えられた。. まなお,当該斜面は平成 30 年 4 月時点で図―に示す不安定ブロック◯2 部分は排土整形されている。とめ斜面全体の変動を高精度で捉えるに際し,絶対座標で管理できるシステムを導入したが,システムは気象に左本システムを導入するに当たり,国土交通省九州地方株 熊谷組)株 の皆様には,国際航業整備局,施工会社(多大なるご支援,ご指導をいただいた。本稿の締めくくりとして改めて御礼を申し上げる。右されず,急峻な斜面で作業安全を確保しにくい状況下であっても安全かつ容易にリアルタイムにて監視可能であり,観測データの統合的処理等省力化に寄与するところ大であった。今回のモニタリングシステムに限らず斜面動態を監視観測して WEB 上で共有できるシステムは普及しつつあるが,今後の斜面災害に際しても同様の観測システムを導入することにより,安全に斜面動態の評価が可能であると考えており,加えて道路土工構造物の維持管理に適参考文献1)国土交通省九州地方整備局「阿蘇大橋地区復旧技術検討会(第 3 回)」(2016.9.15)阿蘇大橋地区復旧技術検討会資料(概要版)2 ) 国土交通省旧地方整備局「阿蘇大橋地区復旧技術検討会(第 2 回)」(2016.7.12)阿 蘇大 橋 地区 復 旧技 術検 討 会資 料 (概 要版 ) 入手 先〈http://www.qsr.mlit.go.jp/bousai_joho/tecforce/sabo/index.htm〉(参照 2018.5.10)(原稿受理2018.5.31)用することも積極的に進めるべきと考えている。September, 20187
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  • 機械学習を用いた1kmメッシュごとの斜面崩壊に対する危険度評価(<特集>最新のICTを活用した防災/災害対応技術)
  • 著者
  • 伊藤 真一・小田 和広・小泉 圭吾・酒匂 一成
  • 出版
  • 地盤工学会誌 Vol.66 No.9 No.728
  • ページ
  • 8〜11
  • 発行
  • 2018/09/01
  • 文書ID
  • jk201807280009
  • 内容
  • 報告機械学習を用いたkm メッシュごとの斜面崩壊に対する危険度評価Risk Assessment for Slope Failures in 1 km Mesh Unit based on Machine Learning伊藤鹿児島大学小真一(いとうしんいち)学術研究院理工学域工学系泉大阪大学圭吾(こいずみ大学院工学研究科助教けいご)助教小田和大阪産業大学酒匂鹿児島大学一広(おだかずひろ)大学院工学研究科成(さこう教授かずなり)学術研究院理工学域工学系准教授を作成する。次に,機械学習の中でも代表的な五種類の. は じ め にアルゴリズムに対して作成したデータを適用して,それ豪雨時の土砂災害に対するソフト対策の一つとして,ぞれ予測モデルを構築し,アルゴリズムの違いによる予土砂災害警戒情報及び土砂災害警戒判定メッシュ情報が測精度の差について比較する。最後に,最も予測精度がある1)。土砂災害警戒情報とは,大雨警報が発令されて高かったモデルに対して仮想の誘因情報を与えて,斜面いる状況で,土砂災害発生の危険度がさらに高まった場崩壊発生に対する危険度評価を行う。合に,市町村長の避難勧告や住民の自主避難の判断を支援するよう,対象となる市町村を特定して警戒を呼びか.適用データの作成ける情報であり,都道府県と気象庁によって共同で発表本研究では,平成26年 8 月豪雨災害7)により多数の土される。土砂災害警戒判定メッシュ情報は,都道府県砂砂災害が発生した,とある地域を研究対象として選定し防部と地方気象台等が提供するメッシュによる危険度情た。対象地域は標準地域二次メッシュ8)で表現すると,報2) であり, 5 km 四方のメッシュごとに土砂災害発生メッシュ四つ分の広さ(南北に15 km,東西に22.5 km)に対する危険度を表示しており,土砂災害警戒情報や大に相当し,その中には, 1 km メッシュが 400 個存在す雨警報を補足する情報という位置づけである。土砂災害る。この範囲内において,航空写真判読により,合計警戒情報は,60分間積算雨量と土壌雨量指数3)の予測値69 個の斜面崩壊が発生したメッシュ(以下,崩壊メッと連動してリアルタイムにマクロ的なアラートを発令でシュと呼ぶ)を抽出した。斜面崩壊が発生していないきる。しかし,土砂災害発生を見逃す場合や警戒情報を331個のメッシュは非崩壊メッシュと呼ぶ。発令しても空振りする場合が多数報告されており,その数 値 標 高 モ デ ル ( Digital Elevation Model , 以 下精度向上が求められている4)。このような予測精度が低DEM と呼ぶ)9) ,シームレス地質図10) ,解析雨量11) のい理由として,評価範囲が 5 km メッシュと広域であるデータを用いて,各 1 km メッシュの素因情報(地形,こと,メッシュごとの素因特性(地形,地質など)が十地質)と誘因情報( 60 分間積算雨量,土壌雨量指数)分に考慮されていないことなどが考えられる。したがっを表現した。地形情報に関しては, 10 m 間隔の DEMて,このようなマクロ的な危険度評価を行う場合にも,データを用いて各地点の標高,傾斜,ラプラシアン12)より狭域な範囲(例えば, 1 km メッシュ)において,を算出し,その結果に基づいて各 1 km メッシュにおけ素因と誘因の両方を考慮した危険度評価が必要である。る平均,標準偏差,歪度,尖度をそれぞれ算出した。ま現行よりも狭域な範囲で素因の影響も考慮した危険度た,各メッシュ内での渓流地形の割合や渓床勾配の平均,評価を行うことを考えると,各メッシュを表現するため標準偏差も算出した。なお,ラプラシアンは標高の 2の情報が増大し,なおかつ,そのメッシュ数も膨大とな階微分であり,その地点の凹凸を表している。地質情報ることが想定される。したがって,このような膨大なに関しては,各メッシュ内で卓越する地質をカテゴリーデータを処理できる ICT の利用が不可欠である。筆者データとして与えた。誘因情報に関しては,解析雨量からはこれまでに, 1 km メッシュ単位での地形情報を数ら土壌雨量指数の値を算出した。このようにして得られ値データとして表現し5) ,それらのデータをICT の一た 18 項目の情報を入力ベクトル(説明変数)として,種である機械学習( Machine Learning )に適用するこそれに対する各メッシュの崩壊発生の有無を教師データとで,地形と降雨の影響を考慮した豪雨時の斜面崩壊に(目的変数)として適用データを作成した。表―は作対する危険度評価を試みてきた6)。本研究では,さらに成した適用データの一例を示している。大量の数値デー素因情報の一つである地質情報を新たに導入して,誘因タやカテゴリーデータが混在しており,これらを用いて情報を 60 分間積算雨量と土壌雨量指数に変更した場合崩壊・非崩壊の 2 クラスに識別することは,従来の判の検討を通じて,機械学習を用いた 1 km メッシュごと別分析では難しいことが予想される。の斜面崩壊発生に対する危険度評価の適用性について検証する。具体的には,まず,機械学習に適用するデータ8機械学習には過学習(Over ˆtting)13)の可能性がある。これは,モデル構築時に使用したデータに対して過剰に地盤工学会誌,―() 報表―告作成した適用データの一例適合するモデルを構築してしまい,その結果,それ以外表―学習データに対する識別結果のデータへの汎化能力が著しく低下する現象である。機械学習のアルゴリズムには,このような過学習を回避するための様々な工夫が施されているが,適用するデータによっては,過学習が避けられない場合もある。そこで,機械学習の分野では,使用するデータを,モデル構築に使うデータ(以下,学習データと呼ぶ)と,構築されたモデルの妥当性を検証するためのデータ(以下,検証データと呼ぶ)に分けることが多い。つまり,全てのデータを学習に用いるのではなく,モデルの汎化能力を検証するためのデータを残しておく。本研究でも,作成された 400 メッシュ分のデータを, 300 個の学習データと100個の検証データにランダムに分割した。学習データの中には,52個の崩壊メッシュと248個の非崩壊メッシュがあり,検証データの中には, 17 個の崩壊メッシュと83個の非崩壊メッシュがある。.アルゴリズムごとの予測精度の比較. 本研究で用いる機械学習のアルゴリズム本研究では,アルゴリズムの異なる五種類の代表的な機械学習(多層パーセプトロン( Multi Layer Perceptron , 以 下 MLP と 呼 ぶ ), サ ポ ー ト ベ ク タ ー マ シ ン(Support Vector Machine,以下 SVM と呼ぶ),放射基底関数ネットワーク(Radial Basis Function Network,以 下 RBFN と 呼ぶ), ランダ ムフ ォレス ト( RandomForest , 以 下 RF と 呼 ぶ ), 勾 配 ブ ー ス テ ィ ン グ 木(Gradient Boosting Decision Tree,以下 GBDT と呼ぶ))を用いた。それぞれのアルゴリズムの詳細については,参考文献13) を参照されたい。解析ツールとしては,統計解析向けのプログラミング言語である R 言語の caret パッケージ14)を使用した。機械学習のアルゴリズムの中でも, MLP, SVM, RBFN は関数値による方適用した場合の識別結果を示しており,表―は100個法であり, RF と GBDT は決定木を用いた集団学習法の検証データを適用した場合のそれを示している。例えに分類される13)。ば,表―の( a ) MLP は,実際に崩壊が発生した 52 個. 予測モデルの識別精度の比較の崩壊メッシュの内の51個を崩壊と推定しており,248第章で作成した300個の学習データを,五種類の機個の非崩壊メッシュの内の246個を非崩壊と推定してい械学習のアルゴリズムに対してそれぞれ適用して,予測る。表―の結果から,SVM 以外の方法によって構築モデルを構築した。そして,構築された五つの予測モデされた予測モデルは全体的に学習データに対する識別精ルに対して学習データと検証データをそれぞれ適用して,度が高く,その中でも,集団学習法の一種である RF と学習の精度と未学習のデータに対する汎化能力を比較しGBDT は学習データを完全に識別できていることが分た。表―は予測モデルに対して300個の学習データをかる。次に,表―の結果から, RF と GBDT によっSeptember, 20189 報告表―検証データに対する識別結果表―図―表―仮想の誘因情報の解析ケース実測データと仮想の誘因情報の関係各解析ケースにおいて地質ごとに崩壊と推定された 1 km メッシュの個数て構築された予測モデルは,他の三つのモデルと比較して,検証データに対する汎化能力も高いことが分かる。特 に , GBDT に よ っ て 構 築 さ れ た 予 測 モ デ ル は 検 証データに対する識別の誤りが三つのみである。また,崩壊メッシュの見逃し(実際に崩壊したメッシュを非崩壊と推定)がないことも確認できる。したがって,本研究では, GBDT によって構築された予測モデルを用いて,斜面崩壊発生に対する危険度評価を行うこととした。.斜面崩壊発生に対する危険度評価ここでは, GBDT によって構築された予測モデルに対して,仮想の誘因情報( 60 分間積算雨量,土壌雨量て構築されたモデルに対してそれらのデータを全て適用指数)を与えて,各 1 km メッシュにおいて斜面崩壊発することで,崩壊・非崩壊の予測を行った。生の危険性が高まる降雨量を推定する。表―は仮想の表―は各解析ケースにおいて,地質ごとに崩壊と推誘因情報の解析ケースを示している。この解析ケースは,定された 1 km メッシュの個数を示している。なお,各図―に示すような 60 分間積算雨量と土壌雨量指数の地質に分類される 1 km メッシュの個数は,付加体が実測データをプロットした際に引くことができる回帰直296個,段丘堆積物が53個,堆積岩類が51個である。付線上の値を用いた。 400 個の 1 km メッシュにおける素加体は傾斜が急な山地に多く,堆積岩類は平地に多く分因情報は表―に示す値をそのまま用いて,誘因情報を布している。段丘堆積物は,付加体と堆積岩類の中間の表―に示すように変動させて400メッシュ×11ケース山地と平地が混在した地域で卓越している。表―の結=4 400個のデータを作成した。そして, GBDT によっ果から,まず,降雨量が多い解析ケースほど,崩壊と推10地盤工学会誌,―() 報表―影響を考慮した誘因ごとの斜面崩壊発生に対する危付加体で構成された 1 km メッシュにおける解析ケースごとに崩壊と推定されたメッシュの地形的特徴告険度評価に有効であることが分かった。素因と誘因の影響を考慮した豪雨時の斜面崩壊発生に対する 1 km メッシュごとの危険度評価を行うための方法として,機械学習の適用が有効であることが明らかになった。参1)2)3)定される 1 km メッシュの個数が増加していることが分4)かる。地質ごとで見ると,付加体や段丘堆積物で構成されたメッシュでは少ない降雨でも崩壊すると予測されて5)いるのに対して,平地が多い堆積岩類では崩壊が発生しにくいという傾向が確認できる。次に,表―は最も多6)くのメッシュで該当した地質である付加体で構成された1 km メッシュにおいて,解析ケースごとに崩壊と推定された 1 km メッシュの地形的特徴を示している。同表より,少ない降雨量でも崩壊すると推定された 1 km メ7)ッシュは,標高が高く,傾斜が急であり,ラプラシアンのばらつきが大きく,渓床勾配も急であるという地形的特徴を有していることが確認できる。以上の第章の検討を通じて,機械学習による予測モデルの構築は,素因8)の影響を考慮した誘因ごとの斜面崩壊発生に対する危険度評価に有効であることが明らかになった。. まと9)め本研究では,素因と誘因の影響を考慮した豪雨時の斜10 )面崩壊発生に対する 1 km メッシュごとの危険度評価を目的として, ICT の一種である機械学習の適用性について検証した。得られた知見を以下に示す。11)12)集団学習法によって構築された予測モデルは,学習データに対する識別精度が高いだけでなく,未学習の検証データに対する汎化能力も高いことが分かった。その中でも GBDT によって構築されたモデルは,識別の誤りが三つのみであり,崩壊の見逃しはないことが確認できた。13 )14)考文献立原秀一土砂災害警戒情報の発表開始について,日本気象学会機関紙「天気」,Vol. 53, No. 1, pp. 43~45,2006.国土交通省水管理・国土保全局砂防部 気象庁予報部都道府県と気象庁が共同して土砂災害警戒情報を作成・発表するための手引き,入手先〈http://www.mlit.go.jp/river/sabo/seisaku/tebiki_h2702.pdf〉(参照 2018.04.09)岡田憲治・牧原康隆・新保明彦・永田和彦・国次雅司・斉藤 清土壌雨量指数,日本気象学会機関紙「天気」,Vol. 48, No. 5, pp. 59~66, 2001.気象庁土砂災害警戒情報の運用成績,入手先〈http://www.jma.go.jp / jma / kishou / know / dosya / 24part1 / 24 1shiryo3.pdf〉(参照 2018.04.09)小田和広・越村謙正・櫻谷慶治・伊藤真一 1 km メッシュ単位の地形勾配に基づく地形特性の分類方法の提案,地盤と建設,Vol. 35, No. 1, pp. 233~238, 2017.伊藤真一・小田和広・小泉圭吾・越村謙正・廣岡真一・卜 令東機械学習に基づく集中豪雨時の土砂災害に対するマクロ的危険度評価,Proceedings of the KansaiGeoSymposium 2017地下水地盤環境・防災・計測技術に関するシンポジウム論文集,pp. 264~269, 2017.松村和樹・長谷川裕治・藤本将光・中谷加奈・西川友章・笠原拓造・柳崎 剛・鏡原聖史・加藤智久・岡野和行・鈴木 崇・平岡伸隆 2014 年 8 月の豪雨による兵庫県丹波市で発生した土砂災害,砂防学会誌,Vol. 68,No. 1, pp. 60~67, 2015.総務省統計局地域メッシュ統計の特質・沿革,入手先〈 http: // www.stat.go.jp / data / mesh / pdf / gaiyo1.pdf 〉(参照 2018.04.09)国土地理院基盤地図情報ダウンロードサービス,入手先〈 https: // fgd.gsi.go.jp / download / menu.php 〉(参照2018.04.09)国立研究開発法人産業技術総合研究所, 20 万分の 1 日本 シ ーム レ ス地 質 図 ,入 手 先 〈 https: // gbank.gsj.jp /seamless/seamless2015/2d/〉(参照 2018.04.09)新保明彦レーダー・アメダス解析雨量(),日本気象学会機関紙「天気」,Vol. 48, No. 8, pp. 59~63, 2001.佐藤丈晴・中島翔吾大規模崩壊の兆候となる微地形の抽出手法―天川村における評価事例―,日本地すべり学会誌,Vol. 52, No. 3, pp. 141~145, 2015.平井有三はじめてのパターン認識,森北出版, pp. 1~197, 2016.〈https://cran.rMax K.: Package `caret',入手先project.(参照 2018.04.09)org/web/packages/caret/caret.pdf〉(原稿受理2018.5.17)GBDT によって構築された予測モデルは,素因のSeptember, 201811
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  • タイトル
  • 熊本地震後の土砂災害監視システム構築とWEB-GISでの情報共有(<特集>最新のICTを活用した防災/災害対応技術)
  • 著者
  • 田中 義朗・酒井 直樹・木村 誇・九鬼 和広
  • 出版
  • 地盤工学会誌 Vol.66 No.9 No.728
  • ページ
  • 12〜15
  • 発行
  • 2018/09/01
  • 文書ID
  • jk201807280010
  • 内容
  • 報告熊本地震後の土砂災害監視システム構築と WEBGIS での情報共有Building a Sediment Disaster Monitoring System after the KumamotoGISEarthquake and Sharing Information with WEB田木中義朗(たなか株日本工営防災部村誇(きむら 専門部長国立研究開発法人防災科学技術研究所酒よしろう)直樹(さかいなおき)国立研究開発法人防災科学技術研究所九たかし)特別研究員. は じ め に井鬼株日本工営和広(くき統合情報技術部主任研究員かずひろ)課長補佐なニーズの隙間を埋める技術として期待されているのが小型傾斜センサーである。平成 28 年 4 月に発生した熊本地震では,阿蘇山周辺このセンサーは対象斜面全体をカバーできるように複斜面の複数箇所において崩壊等が発生し,更にその後の数設置し観測することで,各センサーのデータの相違か降雨に伴う土石流などの二次災害により下流の集落に大ら斜面の不安定範囲を把握するもので,斜面末端部の崩きな被害がもたらされた。その状況を踏まえ,地震の影壊など局所的な変状に対しても面的に監視ができるとい響で崩壊,又は亀裂が進行し不安定化している斜面及びう利点がある。渓流において,土砂流出の予兆を捉らえ,いち早く土砂また渓流監視では,これまでワイヤー式の土石流セン災害の危険性を把握できる仕組みとして,小型傾斜センサーが主流であったが,傾斜センサーを用いることで,サーと雨量計による監視体制を構築した。土石流の現象を直接検知するため確度が高く,人為的又また,インターネット上で管理ができる WEB GISは動物等の接触や切断による誤報のリスクが低減される技術を活用し,センサー位置情報,収集データ,既往のなどの利点がある。また復旧に関しても,ワイヤーセン調査結果など広域での監視情報を網羅的に把握が可能なサーと比較して容易である。災害監視従事者のユーザビリティの観点でシステム開発を行った。本稿では,今回導入した監視システムの検討,現地確今回採用した傾斜センサーは MEMS(Micro ElectroMechanicalSystems)という微細加工技術によって実用化された小型傾斜センサー(以下,センサー)である。認,設置,運用までの過程における検討課題へ対応で得このセンサーは形状が小型化しているだけでなく省電力られた知見や経験を述べるとともに,今後の土砂災害監であり,従来のセンサーよりも安価であることが大きな視における留意点について整理した。特徴である。このセンサーの登場により,ある程度まと.監視システムの概要まった数量のセンサーを面的に配置できるようになったことから,従来の高価なセンサーでは実現できなかった. 監視対象地域面的な監視が可能となり,新たな斜面監視方法として注今回の監視は,地震直後に実施された国土交通省の緊目されている。急災害対策派遣隊( TEC FORCE )による土石流危険. データ伝送渓流等の緊急調査で危険度判定された阿蘇山外輪山西側セ ン サ ー の デ ー タ 伝 送 は , 特 定 省 電 力 無 線 ( 400の大峰山(熊本県阿蘇郡西原村),阿蘇山のカルデラ内MHz 帯)を使用して,親局との通信を行っており,最の斜面や中央火口丘(熊本県阿蘇市及び阿蘇郡南阿蘇村)大500 m 程度の距離での通信が可能である。ただし,無の斜面及び渓流を対象とした。その中でも特に地震動の線の特性上センサー側と親局の見通しがよく,遮蔽物と影響で源頭部や渓岸に緩みが生じた可能性がある箇所でなる植生や建築物などの影響を受けないことや,無線の今後の降雨で新たな崩壊等が発生する危険性が高く,か電波強度が空気中の水分により減衰する特性を考慮し,つ下流側に保全対象となる人家や施設等が存在する斜面降雨時の正常な無線通信を確保できることがセンサーの及び渓流を監視箇所として選定した。選定条件となっている。. センサーの選定これまでの斜面の土砂災害監視では,地盤伸縮計のよ.監視方法うに地表面の変状が明瞭な箇所で土砂移動現象との相関. 監視方針性が高く定量的な監視ができる観測計器を採用するのが1 地区の監視体制としては,転倒マス式の雨量計と,一般的であるが,明瞭な地表面の変状が乏しく斜面全体10 基のセンサーを一連のシステムとし,雨量と斜面変の緩みの進行状況の把握が求められる現場で適用が可能動の両方による土砂災害監視を行うこととした。な観測計器の開発が長年の課題となっていた。そのよう12雨量計は,基地局設備と同位置とし,保全対象となる地盤工学会誌,―() 報写真―基地局,雨量計の設置状況写真―告センサーの設置状況. 計測頻度とデータ記録図―土砂災害監視センサーの設置イメージ図センサーのデータは,斜面挙動の変化を詳細に把握するために1分間隔で収集し,基地局から携帯電話回線の人家等に近い位置に設置することで,住民の方々が雨量通信デバイスを使って,クラウドサーバへデータを転送データの変化に関心を持ってもらえるように配慮した。するシステムとした。また,雨量データについても同様センサーは,対象エリアの面積や通信間隔との関係性や,に別の携帯電話回線を使用し,専用の外部サーバへ転送システムの拡張性能を勘案して 10 基とした。斜面及びするシステムとした。渓流における配置方針は基地局からの見通しが利く半径500 m 範囲内にセンサーを配置することとした。. センサー配置斜面の場合のセンサー配置は,崩壊現象や一度崩壊しセンサーの構造は,地表面の傾斜角の変化を崩壊の予兆として捉える構造であり,閾値はセンサー本体の傾きを斜面の崩壊時の地表面角度と仮定し設定した。15°. データ監視表示堆積した不安定土塊の再移動に伴う地盤挙動(地表面傾これまでの土砂災害監視においては,計測値やグラフ斜の変化)を捕らえることを目的として設置した。具体の表示に関する機能が重要視され,センサーの設置位置,的には,最初に対象地区の監視対象となる危険箇所(以ハザードを含めた地形状況との組み合わせなど地図情報下,ハザード)の位置を把握し,次に基地局(無線親局に関する機能についてはあまり注目されてこなかった。+雨量観測)の位置を確認,最後にセンサーの配置を調最近では地理情報システム(以下,GIS)の進化や航整し決定する流れで検討を行った。空レーザー測量の普及により地図情報が高度化し,それ渓流の場合のセンサー配置は,土石流や渓岸の崩壊のらの情報と現地での計測情報を組み合わせることで,視予兆を捕らえることを目的とし,上流~中流域での渓岸覚的かつ面的に現場状況を把握することが可能となって沿いの斜面に設置した。いる。土石流の場合,ハザードとなる土砂移動現象のスピー今回のシステムの特徴は,最新の WEB GIS 技術をドが速いため早期に現象を把握し,下方・下流の集落に採用した点である。具体的には,地区毎に別ウインドウ被害が及ぶ前に情報伝達することが求められる。したがで詳細図を表示する機能や,センサー位置を表示,閾値って可能な限り上方・上流側に設置することが理想であの超過やデータ欠測などの異常等の情報を表示マークのるが,無線伝播距離という制約条件があることから,セ色が変化し判別できる機能のほか,表示マークをクリッンサーと基地局の距離や,植生の繁茂状態など無線の障クすることで,最新の計測値や, 1 時間, 1 日, 1 週間害となる要因の確認をすべく,無線試験機を持って現地の 3 期間の経時グラフを表示させる機能等を作成した。調査を行い,設置条件に見合うセンサー設置候補地を選これによりグラフの確認が迅速にでき,警報発生時にお定した。ける状況判断が容易になるなど,管理者にとっての利便. センサー設置性を高めている。の分解能を有し微細な傾斜まで計測センサーは,0.2°背景地図の選択では,国土地理院が提供する地理院地可能なものであるが,その高精度故に設置場所や設置方図のほか,今回実施した航空レーザー計測による詳細地法の相違により計測値のばらつきが生じるなどの問題が形図,オルソフォトによる航空写真図,複数時期のレー生じている。具体的には,設置台座及び基礎部の形状やザー計測による差分図(土砂移動等による地形変化量の部材を含めた設置方法の違いで,温度変化等,外的要因分布図)などが自由に選択できるようにしている。によるノイズの量が変化することが分かっている。そのほか,ボーリング調査結果(柱状図,コア写真),今回は,それらの影響を軽減するため,プラスチック調査平面図・断面図など,現地での調査結果に関する資杭と一体化したセンサー部材を採用し,ほぼ同じ深度ま料も調査地点とともに図面上に表示し,同一画面で全てで打ち込んで固定するなど,設置条件の差異を極力排除の情報の閲覧ができる効率的な運用を第一に考えた統合する工夫を行った。なお,設置箇所が岩盤の露出箇所の型システムとした。設置については,ブレーカーで岩盤に穴を掘削しそこに杭を立て込み隙間をモルタルで充填して固定した。このようなシステム設計とすることで,災害が懸念される台風等の豪雨時において地域全体の土砂災害の発生に関連する情報を網羅的に把握しやすくなった。例えば,September, 201813 報告今回の監視対象地区である阿蘇カルデラの北縁斜面と中央火口丘の斜面では,時間経過により降雨特性も相違するため,それぞれの地区の降雨量の変化が容易に把握できるようになっている。.監視における課題. 土砂災害の予測に関する課題土砂災害監視とは,土砂災害の「危険」に関して,避またスマートフォンなどの携帯端末に対応しているこ難等の判断ができる情報を収集・分析することであり,とから,担当者が現地活動時の場合でも事務所のパソコ土砂災害の予測に関する技術的課題は,実現象と計測値ンと同じ感覚でリアルタイムに情報共有することが可能を近似させることで監視の信頼性を上げることである。である。実現象の発生メカニズムのイメージを基に,面的にセン警報の伝達については,サーバ側から閾値超過のタイサーを配置することで,各センサーの挙動の変化から実ミングで複数の送付先にメールを同時配信する機能のほ現象に近似した挙動を捉え,いち早く土砂災害の「危険」か,エクセル等の表計算ソフトでデータ整理できるようの予測につながるのではと考えている。に, CSV 形式で全てのセンサーの時系列データを,地例えば,斜面崩壊の想定される範囲内で,複数のセン区単位,月単位で選択してダウンロードできる機能も有サーがほぼ同様に累積性の挙動を示した場合,斜面崩壊している。や地すべりの兆候に近似していると判断される。一方,単独のセンサーだけが累積性の挙動を示した場合,それは局所的で小規模な地表面の変化による現象と推測できるなど,規模の予測に使えるという点に新たな可能性を見出すことができる。. 監視システムによる災害予測の限界現在の監視システムは,土砂移動現象による挙動をセンサーが間接的に計測した複数の「点」の集合情報を時系列分析し,自動的に判定するものである。今回採用したセンサーは,ある一定の傾きを閾値として設定し,その超過を土砂移動として判断して警報を発信する方法を採用している。この方法はあくまでも計測値だけによる判定であるため,実際の土砂移動現象とは異なる,「誤報」のリスクも介在する。「誤報」の確認方法として,警報発生時点前後の 1 分間隔の計測値による経時変化をグラフから読み取ることで,計測値の急な累積変化など土砂移動現象特有の現象の有無による判断ができる。ただし,この方法でも判断できない場合は,最終的に現場で人による目視確認に寄らざるをえない。その解決策として監視カメラ(ネットワーク型)による視覚的な確認の併用も考えられるが,低コストセンサーのメリットが薄れてしまい現実的な方法ではない。. 監視システムの運用上の課題土砂災害は,その多くが降雨量の増加する梅雨期(6月)から秋雨期( 11 月)までの 6 ヶ月間に発生しており,年間を通してみても,システムが実際に監視に使用される場面はこの期間に限定される。システムの使用頻度の低さは通信,情報ネットワーク設備の維持管理の運用コストが割高となるだけではなく,限られた要員のなかでこのシステムを熟知し運用できる職員が限定される図―WEBGIS システム表示画面例(上段)広域的な監視地区の位置と航空レーザー計測の差分解析による熊本地震前後での地形変化を可視化し地理院地図上に表示したもの。(中段) 1 地区のセンサー位置と,背景地図の選択画面を表示したもの。(下段) 1 地区の最新の変位量を表形式にしたもの。14ことにもつながり,災害時に確実な運用ができないという課題も発生する。また運用期間については,時間経過とともに,災害対策工事等が進み土砂災害発生の確率が低下しシステムの使用率も同様に低下する一方で,運用コストは継続されることから,現場の状況から監視終了時期を適切に判断することが課題となってくる。地盤工学会誌,―() 報告信頼性の高い土砂災害監視センサーとして広く受容されるためにも引き続き現場でのデータ蓄積と検証が必要である。 無線方式を採用することで距離的な制約があり,無線◯による監視可能領域と,センサーを設置したい箇所とのトレードオフで最適位置を選定する現場判断力が必要となることが分かった。 土砂災害監視システムとしての有効性については,前◯述のように災害検知の実績が得られなかったため確認することができなかった。しかし,雨量監視との併用により,土砂災害発生と相関性が高い現地での降雨量図―傾斜センサーの時系列グラフ(2016年台風第16号接近時 9 月17日 0 時~9 月20日21時)の変化をほぼリアルタイムでかつ広域的に把握できることから,管理者が災害監視する上で有益な情報収集ツールとなることが確認できた。. データ整理・分析今回全てのセンサーの時系列計測データを収集整理し, 今回の反省点としては,地元自治体が優先度の高い避◯難者対応や生活に直結した社会インフラの復旧・復興降雨と傾斜の変化の相関性について,特に台風などの豪事業の調整に追われ,土砂災害監視にまで手が回らず,雨時のデータ変化に着目して実施した。現場側のシステム設置や地域との運用に関する調整がまた,平常時におけるセンサーの挙動状態についても,バックグラウンドデータとしての分析を行った。一般的にセンサーの計測精度の仕様表記はメーカーが試験室な十分にできなかったことである。本来の受益者である地元住民の方々に土砂災害対応に関する情報を周知することでシステムの効果が上がると思われる。どの屋内での実験により確認検証された純粋な機械的精 WEB ◯GIS を活用したシステムの導入は,地図情報度であり,現場の屋外環境下では外的要因により実質的と現地計測情報を一元化し,管理者にとって広域でのな精度が低下する。具体的に外的要因となるのは「設置土砂災害に関する情報把握が容易になるだけでなく,箇所の地盤状況」,「外気温」,「潮汐」,「植生」等が考え外部からでもスマートフォンなどの携帯端末を使ってられるが,それらの要因がデータに及ぼす影響について,ストレスなく情報共有ができる点など革新的な取り組一定期間計測を行い精度を確認することが,確実な監視みであるといえる。を行う上で重要な事項となる。データ分析では,上記の点も踏まえ,地区別,セン このシステムは,調査結果や機器管理など,土砂災害◯監視に係る全ての管理情報を地図情報と統合化し,他サー別で降雨量と傾斜量の関係性を時系列グラフからの情報の取り込みなどの拡張性を有していることから,データ特性や相関性に着目して評価を行った。今後の土砂災害監視システムのデザインの主流になる2017 年 4 月から 11 月までの計測期間中において東下と考える。田川地区で降雨により流木でセンサーが流された可能性 今後普及していくための条件としては,システム運用◯があるものや,芝原川の渓流の増水によりセンサーが流するためのランニングコストを低減させ,管理者の負された可能性がある事例以外,各地区ともに斜面におけ担が少ない省コスト設計を目指すことが必要不可欠とる土砂移動の兆候である累積傾向を示す変位は発生してなってくる。新しい通信技術や情報管理技術の動向もおらず,降雨時における傾斜の変化も認められなかった。睨みながら,利便性や経済性を勘案したシステム開発全体傾向として,主に温度によると思われる回帰性のを目指す所存である。の変位幅が確認さ変位が発生しており,おおむね 2~3°れる。箇所によっては 5 °を超えるような変位幅も認められるが,設置箇所の地盤状況や傾斜などの要因によるものと推測される。. 結論 今回地震発生後の土砂災害監視という目的で,広域監◯視システムの導入を行ったが,監視対象地区の現地条件などが様々であるため,災害リスクを想定した設置箇所の確認と設置位置の選定が重要になることが分かった。 センサーの適用については,現地精度の確認が概ねで◯参考文献1)酒井直樹・木村 誇・上石 勲・田中義朗ほか熊本地震被災地域における地形・地盤情報の整備―航空レーザ計測と地上観測調査に基づいた防災情報データベースの構築―,防災科学技術研究所研究資料,No. 413, 154p.,2017.2 ) 千田容嗣・藤澤和範・宇都忠和 IT 傾斜計計測システムを用いた初生地すべりの変動観測事例,土木技術資料,Vol. 53, No. 3, pp. 10~13, 2011.3) 岩井将行・今井大樹・西谷 哲・小林正典・戸辺義人・瀬崎薫 iPicket 無線センサー杭を用いた地滑り計測,情報処理学会研究報告, Vol. 2010 MBL 52 No. 1, pp.1~7, 2010(原稿受理2018.6.8)き,適用性に関しては一定の評価はできるが,本計測期間中に実際の土砂移動現象の検知実績はなく,今後,September, 201815
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  • タイトル
  • 車両移動型計測による三次元点群を活用した河川堤防の変状計測(<特集>最新のICTを活用した防災/災害対応技術)
  • 著者
  • 西山 哲・間野 耕治・森田 真一・井関 禎之
  • 出版
  • 地盤工学会誌 Vol.66 No.9 No.728
  • ページ
  • 16〜19
  • 発行
  • 2018/09/01
  • 文書ID
  • jk201807280011
  • 内容
  • 報告車両移動型計測による三次元点群を活用した河川堤防の変状計測Monitoring of Deformation of River Bank Utilizing 3dimensional Point Clouds ObtainedUsing Moving Vehicle Measurement西山哲(にしやま岡山大学大学院森田真株 パスコさとし)間しんいち)経営戦略本部. は じ め に耕治(まの株 パスコ環境生命科学研究科一(もりた野井関こうじ)事業統括本部禎之(いせき株 パスコさだゆき)関西事業部力に頼ったトータルステーション( TS )測量や水準測量に代わる ICT の活用技術として期待されている。こ我が国における河川堤防は,各河川の整備計画・基本こでは,MMS を使って河川堤防点検を実施している事方針に基づき整備されてきたが,近年の気候変動に伴う例を紹介し,ICT の堤防管理への有用性を考察する2)。ゲリラ豪雨などによって,堤防決壊などの甚大な被害が多発する恐れが出ている1)。例えば,2015年の「関東・. MMS の概要東北豪雨」では,流下能力を上回る洪水により,鬼怒川MMS は,GNSS 受信機,慣性計測装置(IMU: Iner-において 29 年ぶりに関東の 1 級河川にて堤防決壊が発tial Measurement Unit)及びオドメータによって計測時生した。また北海道に接近する台風の 6 割以上が日本の自己位置と姿勢を測定しながら,車両に搭載したレー海ルートであったものが,近年は太平洋ルートが 5 割ザースキャナによって測量していくものである。測量時以上となり, 2016 年には 1951 年からの統計開始以来,の車両の自己位置は RTK GNSS 解析等によって決定初めて北海道に 3 つの台風が上陸した。さらに時間雨される。写真―に MMS の概観を,表―に搭載機量 50 mm 以上の豪雨の年間発生回数を見ると, 1976年器の仕様を示す。から1985年の10年間の平均回数は174回であったものが,フレームを倒した状態で移動し,現地でフレームを立2007 年からの 10 年間では約 1.3 倍の 232 回に増加していち上げる。また堤防の法面にレーザーを効果的に照射さる。 2014 年の広島土砂災害以降,線状降水帯という語せるため,法肩に近い車両の左後方にレーザースキャナ句で表現できる豪雨現象も頻繁に現れ, 2017 年の九州が設置される。取得されるレーザー点群の間隔は,車速北部豪雨などの甚大な被害を発生させている。今世紀末の走行速度とレーザーの照射数及び回転数で決定される。には,全国の一級水系における年最大流域平均降雨量が,例えば時速20 km で走行した場合,1 秒間の走行距離は全国平均で現在より約1.1~1.3倍増加することが予測されており,河道や河川管理施設の維持管理の重要性がさらに増している状況である。中でも堤防は,延長の長い線的な構造物であり,たとえ一箇所で決壊した場合でも,一連の区間全体に甚大な被害を及ぼす危険性がある。また現在の堤防の多くは,繰り返し築造・補修が繰り返されてきたが,形状で堤防の構造を規定しており,河川距離標を対象にした200 m 間隔での河川縦横断監視と出水時の経験等に基づいて安全性を確認してきた経緯がある。前述のような気候変動による災害への対処には,要対策箇所の抽出を漏らすことなく点検する作業が必要になる。その一方で,河川管理に要する財政が厳しい現状を鑑み写真―MMS の概観左はフレームを倒した状態表―搭載機器の仕様ると,これまでにない効果的かつ効率的な巡視・点検技術を新たに開発することが要求される。このような背景のもと,産官学の連携により,レーザースキャナを搭載した車両(モービルマッピングシステム以下 MMSと略す)によって,広域にわたる堤防を迅速かつ効率的に点検する技術が開発されている。この手法は,車両で走行しながら連続的にレーザー照射することで取得される三次元点群により堤防を測量していくもので,人的労16地盤工学会誌,―() 報告5.6 m であり,この間50回転でスキャンするので, 1 回転あたりの点群間隔は112 mm となる。なお進行方向と直角方向のレーザー点間隔は,照射数と回転数で決定され,本仕様では10 m 離れた位置で23 mm のレーザー間隔となる3)。.精度検証実験の結果次に MMS による測量精度を検証した結果を示す。計測は,岡山県吉井河口部において,天端幅40 cm の特殊堤が整備されている河川距離標0.0~2.0 k.p 区間で実施した。写真―は,計測対象区間の概況であり,図―写真―計測対象区間の概況及び図―は,当区間を航空レーザー及び MMS により取得されたレーザー点群によって作成された陰影図である。航空レーザーは,地図情報レベル500の地形図を作成する高密度点群(4 点/m2)が取得される仕様で計測したが,点群間隔は約0.5 m であり,特殊堤の形状を再現できない。一方 MMS は,特殊堤の形状を正確に再現する点群密度を有している。このように連続的かつ詳細な堤防の形状を把握するには,MMS が適していることが分かる。堤防天端道路上及び特殊堤天端上の 16 箇所に検証点を設置し,MMS によって求めた座標値と地上測量による座標値の差である較差を求めることで評価した。地上測量は,4 級基準点測量に相当するネットワーク型図―航空レーザーデータによる陰影図RTK 単点観測により実施した。 MMS の自己位置を求める RTK GNSS 解析では,固定局として電子基準点を利用するが,そこからの基線長が長くなるにつれて,GNSS 電波が電離層で遅延することの影響等により精度が劣化する。そのため RTKGNSS 解析を用いた MMS計測では,基線長が10 km 以下となる電子基準点を利用する。ここでは,理想的な基線長が得られない場合を想定して,複数の電子基準点の観測データから,計測区間内に新たな基準点を設置する仮想基準点方式( VRS GPS )を用い,最大基線長が 5 km になるようにし,MMS 計測の汎用化を図った。また現位置の河川距離標は水準測量によって標高値を求めているが,地殻変動や沈下の影響を受けた場合,GNSS 測量値とは系統的な較差を有するため,計測区間の始終点付近にある 2 点の河川距離標の座標値をネットワーク型 RTK 単点観測にて測量し,その平均較差分を補正量として MMS によ図―MMS データによる陰影図表―精度検証結果って取得されるレーザー点群の値を調整した。表―にその結果を示す。調整処理を行ったものを「補正有り」,処理を行わなかったものを「補正無し」として示す。特殊堤の天端に対して,「補正無し」では,平均二乗誤差が 0.041 m ,最大較差で 0.055 m であったが,補正処理を加えた「補正有り」ではそれぞれ 0.015 m , 0.025 mとなる。天端道路においても同じ傾向であり,これらのているが,特定の測点のみの標高値しか把握できず,例結果より,実測の測量値との較差を 0.03 m 以内で計測えば軟弱地盤上に建造された堤防の不同沈下などの面的できることが実証された4)。な評価が難しい。ここでは,河川距離標間の堤防高不足.河川縦横断測量の実施堤防の変状を把握するため,現在は水準測量が行われSeptember, 2018箇所や越流危険箇所等の堤防弱点の検出を目的に,レーザー点群による堤防高縦断及び天端横断勾配縦断の計測結果を示す5)。計測は,堤防道路の天端を走行すること17 報告図―図―堤防高縦断図横断勾配縦断図で実施した。図―は,堤防天端部と特殊堤天端部の縦で示す。堤防天端は,一様な排水勾配が設定されており,断図である。縦断の測量に当たっては,堤防幅7.0 m の周辺と異なる横断勾配を示している区間では,変状が発天端中央部と川裏側の法肩部の 2 測線を設定した。計生している恐れがある。図から,全般的に 2の排水勾測は同じ年の 1 月と 12 月に実施し,さらに同時期に水配が保持されていることが分かるが,1.5~2.0 k.p の区準測量も実施し,その結果を拡大した図の中に示してい間では排水勾配が大きくなっており,図―で見られるる。特殊堤の縦断図に凸部が幾つも現れるが,これは陸ように,この箇所での沈下の発生が示されている。また閘の開閉門の形状が再現されたものである。 1.5 ~ 2.01.2 ~ 1.3 k.p 区間では, 0 に近い横断勾配となっておk.p においては,水準測量と同程度の精度で,沈下の発り,水溜まりなどの排水不良箇所の存在を,巡視によっ生を連続的に捉えていることが分かる。これに計画高水て確認する必要のある箇所が抽出されている。高等を重ね合わせれば,必要な堤防高が確保されているかの判断も可能になる。図―で特殊堤が低くなっている 0.4 k.p 付近の堤防の状況を詳細に調べるため, 0.02 m ごとに標高の色調また図―は,堤防道路の天端の横断勾配縦断図であを変え,0.5 m ごとに繰り返す濃淡等で表現した標高図る。天端の中央部より法肩部が低い勾配になっているとを描いたものが図―である。レーザーを地盤上 3.8 mきを負の値に,逆に高い勾配になっているときを正の値の高所から照射したので,川表の法面法尻でも,10点/18地盤工学会誌,―() 報図―告標高段彩図を基本とした河川管理施設の点検が実施される。しかしながら,現位置の目視点検作業では,変状の発生範囲や規模が点検者の技量に左右される課題がある。さらに今後は経験のある技術者不足に対応する必要があり,あらかじめ詳細な調査を必要とする箇所をスクリーニングする技術は,“漏れ”のない点検を実施するために有効であると考える。同じ三次元レーザー点群を取得する技術として,ドローンによるレーザー測量も期待されているが,まだ広域を点検する技術としては実現されていない。ただし,MMS は堤防道路を走行しながら計測するので,法面へのレーザー入射角が制限される。そのため植生が繁茂した状態の法面形状は,ドローンレーザー測量の方が明確に把握できる。流域全体の広域を効率良く測量する航空レーザー測量と合わせて,各三次元測量の利点を写真―現位置で確認された目地の開き活かした利用法を構築することが,今後は求められると考える6)。0.1m2の点群密度を得ることができ,堤防の形状変化を詳細に可視化できる。図の点線で囲んだ箇所が堤防道路の天端である。0.5~0.6 k.p 区間は堤防工事時の施工区間の境界部であり,この境界において天端横断勾配が異なることが図―でも示されたが,図―でもその状況が可視化されている。また0.2~0.5 k.p あたりでは,川裏から川表に向かって急勾配になっており,さらに0.5k.p 付近では川表の法尻部は250 mm 程度低くなっているなど,川表側への沈下傾向が示されている。なお現位置での巡視では,写真―で見られるような目地の開きがこの位置で確認されている。このように,現位置での目視巡視を効率的かつ効果的に実施するための机上調査資料を,MMS を用いて効率的かつ効果的に作成することができる。. 結言「堤防等河川管理施設及び河道の点検要領」に基づい参考文献1) 国土交通省水管理・国土保全局水害レポート,2017.2 ) 東 良慶・西山 哲・石川貴一朗・吉岡裕嗣・島村秀樹・大浪裕之モービルマッピングシステムによる河川堤防の高精度計測,河川技術論文集,Vol. 20, pp. 485~490, 2014.3) 橘 菊生・間野耕司・島村秀樹・西山 哲河川堤防計測のための高所設置型 MMS の開発と精度検証,応用測量論文集,Vol. 26, pp. 75~86, 2015.4) 間野耕治・井関禎之・森田真一・橘 菊生・西山 哲MMS による河川堤防の変形・沈下把握に関する研究,応用測量論文集,Vol. 28, pp. 63~74, 2017.5) 田中成典・中村健二・今井龍一・窪田 諭・梅原喜政LP データと河川定期縦横断測量成果を用いた任意地点の横断図生成手法に関する研究,知能と情報, Vol. 28,No. 5, pp. 810~825, 2016.6 ) 佐藤寿延「革新的河川管理プロジェクト」陸上・水中レーザ測量ドローンの実用化,写真測量とリモートセンシング,Vol. 56, No. 1, pp. 22~23, 2017.(原稿受理2018.6.11)て,出水期前,台風期及び出水後の 3 時期に目視点検September, 201819
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  • タイトル
  • 由比地すべり対策事業におけるICTの活用(<特集>最新のICTを活用した防災/災害対応技術)
  • 著者
  • 杉本 宏之・白木 久也・荒木 孝宏・奥山 剛
  • 出版
  • 地盤工学会誌 Vol.66 No.9 No.728
  • ページ
  • 20〜23
  • 発行
  • 2018/09/01
  • 文書ID
  • jk201807280012
  • 内容
  • 報告由比地すべり対策事業における ICT の活用Application of ICT (Information and Communication Technology) in Yui LandslideCountermeasure Project杉本宏之(すぎもと国土交通省富士砂防事務所荒木孝宏(あらき国土交通省富士砂防事務所ひろゆき)白事務所長たかひろ)地すべり対策課長. は じ め に木久也(しらき国土交通省富士砂防事務所奥山ひさや)副所長剛(おくやま国土交通省富士砂防事務所たけし)由比出張所長度から富士砂防事務所で地すべり対策事業を実施している。国土交通省では, ICT の全面的な活用等を建設現場対策工は,抑制工(横ボーリング,集水井,排水トンに導入することによって,建設生産システム全体の生産ネル),抑止工(深礎杭,鋼管杭)を実施する計画とな性向上を図り,魅力ある建設現場となるよう「 i Con-っている。現在,横ボーリング及び集水井の整備が完了struction (アイ・コンストラクション)」の取り組みをし,排水トンネル及び深礎杭の整備を進めている。進めている。また,「iConstruction」の一環として,調査・計画・設計・施工・維持管理の各段階において三次.由比地すべりにおける ICT の活用元モデルを活用することで,事業全体にわたる関係者間. 地すべり調査の情報共有を容易にし,一連の建設生産システムの効率調査・計画段階における取り組みとして, CIM を用化・高度化を図ることを目的とした CIM ( Construc-いた地すべり機構解析に取り組んでいる。地すべり機構tion Information Modeling / Management ) の 導 入 を 進解析においては,地すべり地形,すべり面形状,地質構めている。造,地下水分布,移動ベクトル等の多数のデータを総合国土交通省中部地方整備局富士砂防事務所でも,由比的に分析し,地すべりの発生・移動機構を解析すること地すべり対策事業において,各工事現場の状況に合わせが必要である。従来は,これらについての多数の紙図面ながら,積極的に ICT , CIM の活用を図っている。由を基に頭の中で地すべりのイメージを組み立てていたた比地すべりにおける ICT や CIM の活用については,当め,経験の深い技術者以外には難しい作業であったが,初,施工段階から導入を開始したが,順次,調査・計CIM によって各データを三次元的に統合して表示(い画・管理段階への活用拡大を図っている。本稿では,そわゆる「見える化」)できれば,理解が容易になると期れらの取り組みについて報告する。待される。更にこれらを活用することで,適切な対策工.由比地すべり対策の概要由比地すべりは,静岡県静岡市清水区由比地区に位置選定,施設配置,施工優先度の設定に資することも期待される。今回作成したのは以下のデータである。・地表面形状(ドローンレーザー測量図―)し,地すべり斜面の末端に東名高速道路,国道 1 号,・想定すべり面(コア性状より設定)JR 東海道本線といった重要交通網が並走しており,仮・地下水面(地下水観測データより設定)に地すべりが発生した場合の人的被害と社会的影響は甚・地質・土質性状(ボーリングコアより設定)大と予想されている(写真―)。そのため,平成17年・地すべりブロック・遷緩線(地形判読より設定)これらを統合して三次元モデルを作成し(「地すべりCIM 」図―),地すべり機構解析において用いるとともに,有識者委員会における討議の際にも説明ツールとして活用した。その結果からは,以下がメリットとして挙げられる。・地表面形状,想定すべり面,地下水面等を三次元モデル化し,視点を自由に動かしながら,相互の関係をチェックすることで,すべり面の位置・形状の設定の妥当性の確認が容易であった。・想定すべり面に対する地下水の影響,流入メカニズ写真―20地すべり対策事業区域と重要交通網ム等を三次元的に把握しやすかった。地盤工学会誌,―() 報図―告地表面形状(ドローンレーザー測量データ)図―ICT 砂防の概要ける安全性や作業性の向上が求められる一方,急峻で岩の掘削が多いために ICT 建機の使用が難しく,従来の「ICT 土工」が適用できる現場は限られていた。そのため,「 ICT 土工」の適用が難しい現場においても,可能な範囲において積極的に ICT の活用を図るため,「ICT砂防」を制度化している。「 ICT 砂防」の概要を図―に示す。「 ICT 土工」では ICT 建機で施工するのに対して,「ICT 砂防」では,従来型建機による施工が可能となっている点が異なる。図―地すべり CIM の表示例由比地すべりにおいても,「ICT 砂防」の実施当初から試行を開始し,積極的な展開を図っている。試行した事・想定すべり面と地質・土質性状の関係が三次元的に把握しやすかった。ことで,従来は 3 日程度かかっていた起工測量の作業・複数の技術者や有識者間で議論する場において,従が15分に短縮することができた。来の二次元図面よりも認識の齟齬が生じ難いため,. 深礎工の施工議論が円滑であった。由比地すべりで施工中の深礎杭の施工ヤードは,急峻な斜面に最小限の面積のヤードを確保して施工している. 急傾斜地における土工例では, UAV (ドローン)による起工測量を導入するため,作業性と安全性の確保が重要な課題である。また,UAV(ドローン)の活用由比地すべりにおける工事箇所は急峻であることが多深礎杭の直径は 5 m ,杭長は最大約 80 m である。坑内く,足場の悪い場所において,重い測量機器を人力で運の作業スペースは狭く,その中で足場を設置し,複雑なびながら測量を行うことは滑落等の危険を伴う。そのた鉄筋を組み立て,コンクリートを打設する作業は,複雑め,従来のトータルステーション等による起工測量の代で危険性が高い作業である。そこで,深礎工の施工におわりに, UAV (ドローン)による空中写真測量やレーいて, CIM の活用を実施し,品質管理,安全管理等のザースキャナーによる測量を活用する取り組みを行って向上に向けた取り組みを行っている。いる。その結果,危険な作業の軽減や現場作業時間の短縮などの効果が得られた1)。深礎杭の配筋の三次元モデル深礎杭の配筋は,複雑に鉄筋が密集しているため,平また,土量計算において,従来は図面から平均断面法で施工土量を算出しているが, UAV (ドローン)によ面二次元の図面を頭の中で三次元に変換する作業は,熟練の作業員でも難しく,間違いを起こしやすい。って取得した現況地形の点群データと三次元設計データ図―のように,平面二次元の図面を三次元モデル化の差分から土量計算することにより,精度の向上を図るし,鉄筋の種類等で色分け表示することで,鉄筋の組みことができた2)。上がりを容易に把握することができる。また,鉄筋が組ICT 砂防み上がる順序等をアニメーション化し,作業打ち合わせ当初, UAV (ドローン)の活用については,施工す等で活用することにより,鉄筋を組み上げる過程についる建設会社の自主的な取り組みから始まったが,それらて,作業員全員で共通認識を持つことが可能である。平の実施結果によって,安全性や効率性の向上に一定の効面二次元の図面だけでは伝わりにくいことも,三次元モ果が認められたことから,中部地方整備局では,この取デルを利用することで,関係者全体で共通の認識を持つり組みを「 ICT砂防」3) として制度化し,取り組みの拡ことができ,作業の効率化などにつながっている。大を図っている。これは,iConstruction の取り組みのまた,鉄筋の干渉やかぶり等を施工計画の立案段階で土工」4) などに引き続確認することも容易になる。三次元モデルで配筋をチェ中で従来から実施している「 ICTき,ICT 活用の適用工種の拡大を図ったものである。砂防工事の対象となる急峻な自然斜面では,施工におSeptember, 2018ックすることで,深礎杭の中間帯鉄筋の U 字フックが,他の鉄筋と干渉して施工に手間と時間がかかることが,21 報告図―図―深礎杭の配筋の三次元モデル三次元モデルによる配筋のチェック図―三次元モデルによる安全管理写真―集水井内での飛行状況作業員への教育等にも活用している。. 施設点検由比地すべりの集水井は比較的新しい施設であるが,将来的には老朽化による施設機能低下への対応が必要となる。現状では,集水井内部に作業員が立ち入って点検しており,点検に労力がかかっている。また,昇降施設での転落の可能性や有毒ガスや酸欠の危険性についても懸念がある。そこで,点検員の立入りを伴わない点検方法として, UAV (ドローン)を利用した点検を試行した5)。試行では,集水管の点検と,集水管から排水され図―施工ヤードの三次元モデルる地下水の採水を行った。点検を行うための装置は, UAV (ドローン)を集水施工前に把握できる(図―)。この例では,部材をプ井天蓋からロープにより降下させ,内蔵カメラからの映レートフックに変更することで, 1 スパン( 6 m )の作像を地上で受信しリアルタイムに点検を行った。使用し業あたり約1.5日の工期短縮につながった1)。施工ヤード等の三次元モデルた UAV (ドローン)は, GNSS ,磁力,加速度,超音波センサー,垂直安定化カメラ等を搭載し,飛行時間由比地すべりにおける工事箇所は急峻なため,限られ25分,フルハイビジョン動画撮影可能,重量500 g であた施工ヤードの中で効率的な機器の配置をする必要がある。コントローラーとの通信は WiFi で行われ,最大2る。また,他工事と機器の配置の調整が必要になる場合000 m の通信が可能である。これに懐中電灯(集水管点もある。このため,施工ヤードの三次元モデルを用いた検時)又は小型投光器(集水管から採水時)を取り付け仮設配置計画の検討を行った(図―)。これにより,た。写真―は UAV(ドローン)の集水井内での飛行施工計画段階で,隣接工区間との調整をすることができ状況である。た。集水井内の飛行操作については,壁面に近づいたとき安全管理への活用として,工事着手前に施工ヤードのの微調整が難しいこと,自動ホバリングの安定性に若干三次元モデルによる施設配置計画を行い,バックホウや課題があったが, UAV (ドローン)を回転させたり,ダンプトラック等の重機のオペレータの視野の死角確認壁面に近づけたりすることで,写真―の内蔵カメラのを行った(図―)。重機の旋回範囲と歩行通路が交錯動画キャプチャー画像のように,集水管の目詰まり状況し,オペレータの死角になる箇所が確認できたため,重や壁面の劣化状況の把握に十分な画像が得られた。機が歩行者通路まで旋回できないような措置を講じた。採水実験では,地上でモニターに映し出される映像をまた,これらの三次元データを,新規に現場に入場する見ながら UAV (ドローン)を操縦し,地下 15 m の位22地盤工学会誌,―() 報写真―写真―採水時の内蔵カメラ映像告CIM 座談会参加者による集合写真・調査・解析の精度や妥当性の向上ただし現時点では,調査・計画・設計・施工・維持管置にある下段集水管からの採水を試みた。本実験では約理の各段階で,できることから ICT の活用を試みてい20 cc の採水に成功し,採水に要した時間が4.8秒であるる状況である。今後は,これらの取り組みについて,段ことから,集水ボーリング 1 本の排水量は約 0.25 L /分階を超えて連携させていく必要があると考えている。例と推定することができた。えば,各種の調査データを統合して三次元モデルを作成. 施工者との意見交換会し,様々な解析や施設配置計画を行うことや,設計段階CIM の試行等の取り組みについて意見交換するためから三次元モデルを作成し,設計成果の品質の向上を図に,由比地すべり地区の工事を実施する会社で構成されるとともに,施工や維持管理の安全性・効率性の向上にる由比地すべり対策事業連絡協議会のメンバーと中部地役立てていくことなどである。方整備局,富士砂防事務所の職員で意見交換のための座談会を開催し,参加者全員でメリット・デメリットと今後の展開について議論を行った。そこで出された,主な意見は以下のとおりである。今後も, ICT の活用を図り,地すべり対策事業の効果的・効率的な推進のために取り組んで行きたい。最後に,本取り組みを進めるにあたり協力して頂いた株 ,株 白鳥建設,静和工業株 ,アジア航測株,木内建設・現場作業の安全性や効率性の向上につながる。株 ,由(一財)砂防・地すべり技術センター,新日本設計・ソフトや高性能 PC,又は外部への委託費用などが比地すべり対策事業連絡協議会の担当の皆様に感謝申しかさみがちである。上げる。・今は工事段階で三次元モデルを作成しているが,設計段階から三次元モデルがあれば,工事段階での作業軽減につながる。参1)・設計段階で三次元データを作成すれば,三次元で設計照査が可能となり,現場不一致が減少する。2)・各社とも CIM を使いこなせるのは一握りの社員。また情報関係の技術だけでなく,現場経験も不可欠。・発注者側も PC 環境整備など実施すべき。またソフ3)トの標準化など規格の統一がされるとよい。. お わ り に4)由比地すべりにおいて CIM や UAV (ドローン)等の ICT を活用することによって,以下のような点で効果が見られた。・工事・維持管理作業の安全性の向上・工事・維持管理作業の効率性の向上September, 20185)考文献川嶋浩一由比地すべり対策事業における i Construction の取り組み,砂防と治水, Vol.49 , No.4 , pp.18 ~21,2016.川嶋浩一・塩澤成文・松下圭佑・富永孝太・佐藤厚慈・山崎廣二・渡辺智晴急傾斜地の施工における 3 次元計測技術等の活用と効果,平成29年度砂防学会研究発表会概要集,pp.754~755,2017.国土交通省中部地方整備局全国初「ICT 砂防」スタート ,〈 http: // www.cbr.mlit.go.jp / construction / pdf /20171107_kisya.pdf〉(参照 2018.6.7)国土交通省ICT の全面的な活用の推進に関する実施方針,〈 http: // www.mlit.go.jp / common / 001230306.pdf 〉(参照 2018.6.7)荒木孝宏・杉本宏之・本村直樹・涌嶋和美・松田敏之・金澤 瑛マルチコプター( UAV )による集水井点検方法の試行,第56回日本地すべり学会研究発表講演集,pp.203~204,2017.(原稿受理2018.6.12)23
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  • タイトル
  • 2014年関東甲信大雪による融雪地盤災害(報告(投稿))
  • 著者
  • 外狩 麻子・若井 明彦・井良沢 道也・上石 勲・町田 敬・河島 克久
  • 出版
  • 地盤工学会誌 Vol.66 No.9 No.728
  • ページ
  • 24〜27
  • 発行
  • 2018/09/01
  • 文書ID
  • jk201807280013
  • 内容
  • 報告年関東甲信大雪による融雪地盤災害Geodisasters due to Snowmelt following to 2014 Heavy Snowfall in the KantoKoshin region外狩麻子(とがりあさこ)株 国際事業本部東日本旅客鉄道(北陸先端科学技術大学院大学 知識科学系)井良沢岩手大学町田道也(いらさわ農学部みちや)森林科学科敬(まちだ教授たかし)株町田建設若井群馬大学大学院上島新潟大学彦(わかい理工学府石防災科学技術研究所河明環境創生部門勲(かみいし雪氷防災センター克あきひこ)久(かわしま教授いさお)総括主任研究員かつひさ)災害・復興科学研究所教授. は じ め に地球温暖化の影響による降水現象の局所化・激化が懸念されているなかで,近年の冬季の特徴として,より頻繁に雪害に見舞われる可能性が指摘されており1),特にこれまでさほど降雪を経験してこなかった地域での積雪は社会的に問題となりうる。この気候学的な背景としては,地球温暖化の影響として平均気温が上昇し,極地での氷の減少が大気に多くの水蒸気を含ませる一方で,冬季にシベリアの寒気が勢力を増したり,上空のジェット図―災害事例の位置図気流の蛇行傾向が強まったりと,日本上空にシベリア由来の強い寒気が引き込まれる可能性が示唆されている2)。た 2014 年 2 月の関東甲信地方での大雪を振り返り,融激化した降水イベントが,これまでより頻繁に冬季に発雪が関与している地盤災害事例を紹介したい(図―)。生する条件が強まる可能性を意味していると考えられる。実際に, 2017 年から 2018 年にかけての冬季にも, 1 月に九州北部・西日本を中心に,降雪や積雪による影響が報告されている3),4)。. 年月関東甲信大雪の概況2014 年 2 月 8 日から 9 日にかけて関東甲信地方では南岸低気圧に伴う大雪が観測された。その翌週の 2 月地盤災害の誘因として降雨と地震がその代表格と理解14 日から 15 日にかけて,再び南岸低気圧の接近と通過されているが,冬季の降水イベントは降雪となり,積雪により,関東甲信地方を中心とした広範囲で強い降雪にとして地表に雨水がストックされると考えると,融雪も見舞われ,各地で記録的な大雪となった。山梨県甲府でその誘因として注目すべきではなかろうか。加えて,厳114 cm ,長野県軽井沢で 99 cm ,群馬県前橋で 73 cm ,冬期においても著しい気温変動(気温の上昇)と強い降埼玉県熊谷で62 cm の積雪深を記録する8)など,特にこ水 イ ベ ン ト が し ば し ば 見 ら れ ,積 雪 の 上 に 降っ た 雨れまであまり降雪を経験していなかった少雪地域におい(rain onsnow)に対する懸念も指摘されている5)。また,て,積雪深の最深値を更新した。この大雪によって,家融雪が誘因となる地盤災害については,これまで日本で屋等の倒壊,落雪,屋根雪下ろし等の除雪作業中の事故は北海道のような積雪寒冷地での災害事例が多く,合理などにより多くの人的被害(死者26人,負傷者781人)9)的な評価方法や対策手法の確立が急務とされている6)。が発生した。また,大量の積雪と多数発生した雪崩や落また合わせて,最近では積雪地域と認識されていないエ雪によって,道路交通網が寸断され,孤立集落の発生,リアでの災害報告7)もある。地盤災害の研究や技術開発幹線道路での長期間にわたる立ち往生,農業用ハウス等の対象として,融雪由来の地盤災害への技術的な対応方の倒壊による農業被害,公共交通のマヒ,首都圏におけ法は,地盤工学分野での大きな課題の 1 つではなかろる屋根崩落被害など,社会生活に大きな影響を及ぼした。うか。. 事例群馬県高山村戸室地区の地すべり平成 18 年豪雪( 2006 年)以降,大雪による社会生活災害発生地点となった群馬県高山村戸室地区は,小野への支障が幾度と報告されている中で,特に記憶に新し子火山の北麓に位置し,脆弱で粘土化し易い湖沼堆積物いのは, 2014 年 2 月の関東甲信越地方を中心とした記及び崩積土が凝灰質の岩盤を覆い,周辺は顕著な地すべ録的大雪であろう。そこで本稿では,今後も積雪融雪災り地形が多く分布しているエリアである。 2013 年秋以害に直面する可能性があることを鑑みて,直近で発生し降に,地すべり性変状が顕在化したため,伸縮計や地下24地盤工学会誌,―() 報図―図―告雨・雪別の日降水量事例 1災害発生箇所と気象観測地点事例 1水位計測などの監視モニタリングが実施されていた。この監視期間の雨季に,開口亀裂が報告されたため,降水事象が地すべりの滑動機構に影響を及ぼすものと推察されている。3 地点で実施されていた地下水位観測のうち源頭部に近い地点において,大雪直後に 50 cm 程, 2 月末に 150cm 程の水位上昇がみられ,以降 GL1 m から地表面付近に達する高い水位を示した。開口亀裂部に設置した伸縮計は, 2 月末に移動が活発化し,3 月初旬の期間が最も累積的移動が顕著であった。地すべり移動体内の地下図―水位(間隙水圧)と変位速度との相関性に着目した分日融雪水量と積算融雪水量事例 1析10) は,地すべり研究の分野では以前より行われているが,こうした観測データの蓄積は,地下水排除工によ算出し,この推定気温を用いて雨雪判別と DegreeDayって速度抑制を図ったあとで杭工等の抑止工に着手する法での日融雪水量算出を行っている。地下水位の上昇やといった一般の地すべり対策計画の立案において極めて伸縮計による移動観測が認められた時期と照査すると,有用である。地すべり滑動の活発化は融雪に起因する可能性が高い。当該地点での計測モニタリングは長期間の気象観測で. 事例上信越自動車道香坂チェーンベースはないため,周辺のアメダス観測から当該地点の気象状上信越自動車道の群馬・長野県境に位置するトンネル況を推察する。当該地点周辺のアメダス観測地点(図―西側(長野県佐久側)坑口の香坂チェーンベースにおい)のうち,積雪計測を行っている前橋・みなかみ・草て, 2014 年 4 月上旬頃から盛土部の変状が急激に進行津の 3 地点の年最深積雪値を用いて,前年となる 2013した。この地すべり性の変状は, U ターン用の管理用年までの年最大積雪深の極値統計処理(ガンベル分道路及び擁壁や法面等の亀裂から顕在化し,変状の進行布)11)を行った。アメダスみなかみでは2014年最深積雪が進むにつれて滑動土塊末端部の香坂川への押し出しや168 cm で再現期間が2.9年と平年以下であったが,アメ盛土上部の陥没が認められるようになった12) 。滑動範ダス前橋では73 cm で再現期間が15 530年,アメダス草囲は約 6 000 m2 ,土塊は約 60 000 m3 と推測される。道津では 162 cm で 43年の再現期間となり,当該地点にお路施設の保全はもとより,河道閉塞に至る危険性のあるいても極めて稀な降雪現象であった可能性がある。再現地 す べ り 変 動 現 象 の三 次 ク リ ープ 状 態 へ の 移 行 を 警期間とは,一般に,ある規模のイベントが再び発生する戒13) するため,変位速度を 24 時間体制で監視の下,応までの期間(年数)を表現し,例えば,ここでの再現期急対策工事が進められた。動態観測データの効率的な解間 10 年とは, 10 年に一度発生する規模のイベント(=析と工事管理体制の連携の重要性が再認識された事例で積雪)を意味する。ただし,統計処理によって求めるたある。め,用いたデータ期間を超える再現期間が得られた場合には,外挿により算出された数値となる。当該地点周辺のアメダス観測地点(図―)のうち,積雪計測を行っている軽井沢の年最深積雪値を用いて,次に,水平距離で最も近いアメダス中之条の観測値を事例 1 と同様の極値統計処理を行った結果,アメダス用いて,日降水量(図―)と日融雪水量(図―)を軽井沢では2014年最深積雪99 cm で再現期間が278年と算出した。当該地点の気温として,アメダス観測値に気なり,極めて稀な降雪であった可能性が高い。同じくア温減率-0.6°C/100 m を用いて標高補正した推定気温をメダス軽井沢の観測値を用いて,日降水量(図―)とSeptember, 201825 報告図―災害発生箇所と気象観測地点事例 2図―災害発生箇所と気象観測地点事例 3沢川右岸で,河床から比高差200 m 付近にある顕著な東西方向の遷急線の南側に位置し,急傾斜部から張り出した緩傾斜の細い尾根が,砥沢川の下刻により再び急傾斜に遷移するあたりを頭部としている。崩落は新第三紀中新世の堆積岩内で生じているが,その南側にはほぼ同時期の火山岩類が隣接している。崩落部は浅い沢状地形を呈し,側壁からは湧水が認められ,北側に隣接する北西―南東方向の断層が地下水供給とこの泥岩の風化を助長している可能性が考えられる。本災害は日本海側気候の多雪地域で発生している。当該地点周辺で積雪深計測を長期間実施している観測地点図―雨・雪別の日降水量事例 2は,アメダス湯沢,アメダス津南及びプレダス塩沢である(図―)。プレダス塩沢は,国鉄時代からの気象観測を JR 東日本が現在も引き続き実施している観測点である。この 3 地点での積雪深は,アメダス湯沢で 223cm (再現期間 2.3 年),アメダス津南で 272 cm (再現期間 1.8年),プレダス塩沢で 172 cm (再現期間 1.3 年)であり,積雪量は平年より少なかった。当該地周辺での気象観測データとは別に,本崩壊により被災した道路の管理関係者より, 2013 年 11 月 1 日から 2014 年 4 月 7 日間の,当該地付近で実施されていた気象観測のデータ提供を受けることができた。そこで,前の 2 つの事例で実施したアメダス気象データの補正処理を行わず,提供されたデータをそのまま使用するこ図―日融雪水量と積算融雪水量事例 2ととした。事例 1 及び 2 と同様の方法で,日降水量(図―)日融雪水量(図―)を算出した。4 月上旬での降雨はと日融雪水量(図―)を算出した。降雨イベントは雨日雨量 23 mm 程と弱いため,融雪水が増える 2 月下旬量としては小さいものの 3 月下旬から連続的に観測さから 3 月にかけて背後斜面から盛土中に大量かつ持続れており,融雪水量は 3 月下旬から連日 20 mm を超え,的に浸入し,浸透水が盛土及び基礎地盤上部の間隙水圧斜面の不安定化を助長したと考えられる。を増加させて斜面の不安定化を促進させた可能性が高い。. 事例新潟県十日町国道号線十二峠.おわりに新潟県南魚沼市から十日町市中里に通じる国道353号3 つの事例についての発生要因を考えると,融雪水が線の十二峠トンネル西側斜面で,地すべり性の変状で大引き金となり斜面の不安定化に影響を与えていたと考えきな滑落が発生した。災害発生は 2014 年 4 月 5 日で積ざるを得ない。降雪後,積雪が消雪となるまでの期間に,雪があり,発見時には上部及び側面へ崩壊がゆっくりと積雪底面から地表面に供給される融雪水は,斜面内へ浸広がっており断続的に崩落が続いていた。当該地点は砥透・貯留して地盤内の土中水の増加や間隙水圧の発生,26地盤工学会誌,―() 報参1)2)3)図―雨・雪別の日降水量事例 34)5)6)7)8)図― 日融雪水量と積算融雪水量事例 3地下水位の高い状態をもたらす。融雪由来の水の浸透は,9)10)斜面の素因状態によっては,斜面の不安定化を助長し,地すべり性の変状や崩壊に至らせる物理的なメカニズムに影響を及ぼすのは明らかである。しかしながら,未だ不明な点も多く,融雪現象と斜面崩壊現象の双方の機構11 )解明と,複合的なこれらの関係の把握や定量的な評価方法の確立が,今後強く求められるであろう。加えて,本12 )稿でもその苦慮を示したように,積雪や融雪に関わる気象観測項目や観測点が少なく,少雪地域でも適切な情報が得られるよう整備されることを望みたい。13)考文献佐藤 威 NHK そなえる防災「大雪―温暖化で雪国はどうなる」,〈 http: // www.nhk.or.jp / sonae / qa / oyuki.html?id = oyuki20121114 # oyuki20121114 〉( 参 照2018.1.18)保 坂 直 紀  大 雪 と 地 球 温 暖 化 ,〈 https: // www.oa.u tokyo.ac.jp / learnocean / knowledge / 0006.html 〉(参照2018.1.14)毎日新聞 web天気―九州・山口に寒波直撃,〈 http: //mainichi.jp / articles / 20180110 / k00 / 00e / 040 / 266000c 〉,(参照 2018.1.10)毎日新聞 web 天気―日本海側,大雪や高波に警戒を13 日 に か け 大 荒 れ ,〈 http: // mainichi.jp / articles /20180111/k00/00e/040/165000c〉,(参照 2018.1.11)河島克久・松元高峰・伊豫部勉・平井 柔 Rain on Snow イベントと積雪期の災害リスク,地盤工学会誌,Vol. 65, No. 9, pp. 26~27, 2017.山本正彦・林 憲裕・伊東佳彦・倉橋稔幸融雪期の地盤(法面,斜面)災害,地盤工学会誌,Vol. 65, No. 8,pp. 55~56, 2017.和泉 薫2014年 2 月1416日の関東甲信地方を中心とした広域雪氷災害に関する調査研究,平成 2526年度科学研究費助成事業(科学研究費助成金)(特別研究促進費)研究報告書,2015.内閣府防災担当平成26年(2014年)豪雪について―2月 14 日から 16 日の大雪等の被害状況について( 18 報)―,2014年 2 月25日発表.総務省消防庁応急対策室平成 26 年 2 月 14 日から 16 日の大雪による被害状況等について(最終報), 2014 年 6月23日発表.紺野道昭・吉迫 宏・井上敬資・正田大輔・中里裕臣地下水位と地すべり変位速度の関係の一次関数モデル―山形県七五三掛地区の事例―,日本地すべり学会誌,Vol. 55, No. 2, pp. 8~14, 2018.外狩麻子 2014 年 2 月の大雪記録を今後に活かすためには,極値理論の工学への応用(12)―統計数理研究所共同研究レポート349, pp. 78~83, 2015.株 関東支社上信越自動車道 佐久 IC東日本高速道路~碓氷軽井沢 IC 間(上り線62.4KP)法面変状対策について,記者発表資料,2014年 5 月27日発表.斉藤孝斜面崩壊時刻予測のためのクリープ曲線の適用について―崩壊予測の批判に答えて―,地すべり,Vol. 24, No. 1, pp. 30~38, 1987.(原稿受理September, 2018告2018.6.26)27
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  • タイトル
  • 「考古地盤工学」のすすめ(報告(投稿))
  • 著者
  • 早田 勉・若井 明彦
  • 出版
  • 地盤工学会誌 Vol.66 No.9 No.728
  • ページ
  • 28〜31
  • 発行
  • 2018/09/01
  • 文書ID
  • jk201807280014
  • 内容
  • 報告「考古地盤工学」のすすめAn introduction to ``Archaeological Aspects of Geotechnical Engineering''早田勉(そうだ株 火山灰考古学研究所つとむ)若井所長. は じ め に明彦(わかい群馬大学あきひこ)教授当然のことながら,ヒトが害を受けるできごとが災害と呼ばれることから,過去の災害の痕跡は埋蔵文化財の地盤の効果的利用法を研究する地盤工学は,土地の成調査の際に発見されることが多い。そこで,自然災害史り立ちなどを解明する自然史研究と密接な関係にある。研究は,早くから考古学研究と密接な関係を構築してきしかしながら,「平成23年(2011年)東北地方太平洋沖た。最近では,東日本大震災を契機に,日本学術会議の地震」による東日本大震災を機に,防災のためにさらな自然科学系分野からの要請をうけて,考古遺跡で検出さる努力が必要なことが明らかになり,地盤工学の研究者れた自然災害の痕跡をまとめたデータ・ベースの作成がや技術者が土地の成り立ちや過去の被災履歴を知ってお2014(平成26)年度から進められている3)。くことの重要性が再認識されている。また,美術史や考古学が専門の青柳正規は,考古学や現在,我が国における埋蔵文化財調査の約 98 は,自然科学などが共同する「罹災資料学」という新たな研開発に先駆けて実施される緊急調査で,その数は年間で究分野を提唱している4)。ただし,彼も復興を意識して約 1 万件にものぼる。開発側には負担も多く,理系・いるように,既に考古学分野で行われている火山災害考文系の隔たりもあって調査に対する疑義が聞こえること古学の研究では,被災過程の研究だけではなく,当時のもあるが,その成果は考古学や歴史学などの人文科学の社会構造が反映される復興過程までも調査対象として,みならず,人類学や古生物学など自然科学の発展にも大将来発生する自然災害に対応できる地域社会の方向性をきく貢献している。示すことも目標の一つと指摘5)されていることに留意すまた,検出された遺物・遺構の材質研究や保存・復元には材料工学,そして古墳,土塁,城郭,用水路,建物る必要がある。自然地理学が専門の筆者の一人(早田)も,学生時代跡などの復元・保存には地盤工学も密接に関係しており,に北松型地すべりが頻発する九州地方北西部の松浦皿山貴重な遺物・遺構の保存・活用法などの検討の際には,遺跡(長崎県)の発掘調査6)に参加し,江戸時代の登り地盤工学の研究者が議論の場に招聘されることも多い。窯の操業が短期で終了した原因が地すべりによる窯体のなお,近代日本の土木遺産に関する地盤工学的役割につ損傷であることに気づいた。このような経験から,考古いては既に本誌でも言及されている1)。学が自然災害史研究に貢献できることを認識し,関東地ここでは,地盤工学の発展に寄与する考古学に関係し方北西部を中心に,多くの考古遺跡の発掘調査の際に自たいくつかの研究成果を紹介するとともに,今後,地盤然災害の痕跡の発見・解釈の手助けをするとともに,過工学研究において本格的にこの分野の研究が進展するこ去の火山噴火の経過や被災過程の復元,地震や津波などとを期待して,新たに「考古地盤工学」を提唱することによる災害の痕跡が検出された遺跡の紹介を行ってきにしたい。た7),8)。.考古学と地盤工学の関わり地中から出土する遺物や遺構をおもな研究対象とする.群馬における自然災害史研究と地盤工学. 噴火災害遺跡考古学は,一般には好事家の趣味のように思われること既によく知られているように,日本列島には活動的なも多い。しかしながら,日本における考古学研究は,ほ火山が多く,広範囲に降下火山灰や火砕流堆積物も数多かの多くの研究分野と同じように,大森貝塚(東京都)く分布している。昨年から話題のチバニアン(Chibani-を調査したモース(Morse, E. S.)など明治時代に欧米an )と国際的に命名される可能性がある中期更新世をから招聘された研究者たちにより学問としての基礎が形含む,日本の特に第四紀(258万年前以降)における自づくられている。そして,1920(大正 9)年に京都帝国然史研究では,これらのテフラ(tephra,火山砕屑物)大学の濱田耕作がロンドン大学留学から帰国したころかを過去の時空軸として利用する火山灰編年学ら,本格的に学問としての体系づけが行われた2)。その( tephrochronology )が盛んに利用されている。土木工後 , 法 隆 寺 金 堂 ( 奈 良 ) の 壁 画焼 損 を 契 機 とし て ,学分野でもよく知られているしらす(入戸火砕流堆積物,1950 (昭和 25 )年に埋蔵文化財も対象とした文化財保約 3 万年前),阿蘇石や阿蘇溶岩などと呼ばれる溶結凝護法が成立した。灰岩(おもに阿蘇 4 火砕流堆積物,約 8.5 ~ 9 万年前)28地盤工学会誌,―() 報告の年代推定も,火山灰編年学の成果が基礎となっている9)。特にテフラが数多く分布する関東地方北西部では,火山灰編年学的研究により,過去にカタストロフィックな自然災害が何度も発生してきたことが分かった。そのうち,1783(天明 3)年の浅間火山の噴火の際に発生し,吾妻川流域を中心に 1 000名を超える犠牲者がでた天明泥流については,やはり自然地理学出身の研究者などによる土木工学的解析が実施され,従来の説より早い段階で水が岩屑と混じり合った可能性が指摘されている10)。2012 (平成 24 )年には,群馬県渋川市と長野県上田市を結ぶ上信自動車道建設に先だって調査が行われた渋写真―川市金井東裏遺跡(群馬県)で,甲を着けたまま死亡し818 (弘仁 9 )年地震による地すべり堆積物(桐生市新里町大久保)た成人男性の遺体(いわゆる甲着装人骨)が発見されて全国的な話題となった11) 。その後の発掘調査の成果をる程度であった。合わせると,この遺跡で検出された被災者は合計 4 名1980 年代後半に始まった群馬県史通史編の自然史記で,その死因については,その検出層位から,火砕流か載のための調査では,考古学と地形地質学との共同研究ら派生した灰雲サージ( ash cloud surge )が関係してにより,かつて相模灘沖の海洋性地震と思われ,その後いると考えられる12)。の記録の再検討や埼玉県北部での噴砂の検出状況から内榛 名 火 山 の 山 麓 で は , 1990 年 代 に は 既 に こ の 灰 雲陸性地震の可能性が指摘されるようになった818(弘仁サージやその源である火砕流による被災集落などの被災9)年の地震により,赤城山南麓を中心に火山灰土の地の痕跡が見つかっていたことから,犠牲者の発見はあるすべりや地割れが多くの場所で発生したことが明らかに程度期待されていたものではあった。しかしながら,遺なった(写真―)16),17)。特に,地割れ,噴砂,地すべ物も含めそれらの残りの良さは期待以上で,その理由にりに関係した泥流がごく短時間のうちに発生したことをついて考古学研究者の関心を集めた。それは,日本列島断面で確認できたことは大きな成果であった。の土壌は酸性であることが多く,特に火山周辺では人骨最近では,地盤工学分野の学位論文で,地震の痕跡がなどの有機物は見つかりにくいと一般に考えられている検出された赤城山南麓の遺跡のデータ・ベースが作成さためである。れ18) ,それをもとに震動の解析も実施されている19) 。金井東裏遺跡では,堆積物の断面を観察し,保水性試また,考古遺跡の発掘調査で検出された液状化の痕跡か験等を実施した地盤工学の研究者から,ヒトの遺体が粗ら 818(弘仁 9)年の地震の震度判定が行われている。粒の火砕流堆積物で覆われており,その上位に細粒のテさらに, 2017 (平成 29 )年には利根川扇状地西部の広フラ層が堆積していることから,キャピラリー・バリア瀬川低地帯内の微高地上に位置する小島田清水尻遺跡構造( capillary barrier structure )が形成されている可(群馬県)で発見された古墳の墳丘部が,地震の初期の能性が指摘された13) 。その上位に土壌とテフラ層の互震動で崩れ,墳丘構成土が地すべりを起こして,周堀に層が存在することも,キャピラリー・バリアをより効果移動した後,続く震動で液状化した下位の砂礫層の砂分的にしていると推測される。が地すべりでできた地割れを伝って上方に移動した痕跡また,発掘調査では灰雲サージにより倒壊した掘立柱式建物や倒木,火砕流の流走時に形成された線上の衝撃が発見された。現在,この液状化に関しても震度判定のための分析が実施されている20)。痕など,灰雲サージや火砕流の威力を物語る痕跡も検出一般に,群馬県域では大規模な地震は少ないと地域住されている11) 。このうち,倒壊した掘立柱式建物につ民に思われていることから,このような調査は過去の災いては,柱穴の変形度合い,土壌の粘性,さらに雲仙普害履歴についての防災上重要な情報となり,今後の情報賢岳の,平成の噴火の際に得られた火砕流の速度の実測の伝達と活用が課題となっている。筆者らは,同地震発値などから,掘立式建物に与えた灰雲サージの衝撃力が生から 1 200周年に当たる今年,弘仁地震の痕跡から現算出された14)。代に生きる私たちが学び取るべきことを再認識するため. 地震災害遺跡と地盤工学の防災啓蒙行事(地盤工学会関東支部も後援)を,群馬火山噴火と比較すると,関東地方北西部での歴史地震県内で計画している(関連ホームページの URL http:に関する研究は 1980 年代までほとんどなく,わずかに1952 (昭和 27 )年に群馬大学の尾崎喜佐雄が,赤城火山南麓の多くの古墳で墳丘内部の石室や,入口からそれ//kouninjishin.ees.st.gunmau.ac.jp)。.熊本の被災遺跡をめぐってみてに続く通路(せん道)の左壁(西壁)が崩れていることこれまで述べてきた両者の関わり合いはどちらかといが多いことに気づき,西方の榛名火山の古墳時代の噴火えば,考古学研究を地盤工学がサポートするものである活動に伴う火山性地震の影響と考えた例15) があげられが,筆者らは「平成 28 年( 2016 年)熊本地震」で被害September, 201829 報告を受けた熊本城や古墳群を見学して,より積極的に地盤めに盛られた部分に亀裂が入った。これらのことは,熊工学分野で考古学に関係する研究が展開される必要性を本城での被災で多く見られたように,当初の構築物では感じた。なく,後世の工事部で脆弱性が顕著で地震などで被害をこれまでにも,筆者らは最近の地震災害に関して調査受けやすいことを示していて,非常に印象的である。原を実施しており,例えば早田らは「平成20年(2008年)形復旧を基本としている復興事業における原形のとらえ岩手・宮城内陸地震」の際に発生した荒砥沢地すべり地方に関係して,課題が残されている。に露出する厚い火砕流堆積物の年代を,向町カルデラ内なお,前方後円墳などはあるものの,古墳の形態は通における広域テフラとの層位関係から約100万年前と報常単純なものが多いことから,被災状況から容易に震動告した21) 。また,若井らは「平成 23 年( 2011 年)東北の復元が可能なことを筆者らは期待したが,実際には御地方太平洋沖地震」の際に福島県南部から栃木県北部に船町小坂大塚古墳の範囲確認調査の際に周堀が検出されかけて発生した地すべりや斜面崩壊のメカニズムに関して明らかになったように,古墳構築後に大規模な採土がて,すべり面に露出したテフラ層に注目しながら調査を行われていることも多く,地震発生直前の古墳の形態に実施した22)。ついては推定が容易ではないことも知った。そのような状況のもとでおこった「平成 28 年( 2016年)熊本地震」では,中核都市とその周辺さらには山間.まとめにかえて―考古地盤工学の提唱地を含む広範囲で震動が発生し,多様で深刻な地盤災害熊本県の人工景観を代表するとともに,県民の心のよが発生した。若井は,地震発生後比較的早い段階から斜りどころでもある熊本城や通潤橋など,熊本の石造文化面災害や液状化災害などの調査を実施するとともに23),を象徴する構築物は,復興事業の重要課題として積極的2017 (平成 29 )年より土木学会「城壁の耐震診断・補に復元が進められている。このような復興事業計画では,強に関する研究小委員会(委員長橋本隆雄)」の活動目標とするタイムスパンの設定が基本的課題となる。限の一環として,熊本城の石垣の被災機構について数値シられた予算とはいえ,景観復元のみに重点が置かれると,ミュレーションを進めている。来る次の地震に耐えることは難しい。実際,熊本城では2017 (平成 29 )年 9 月に前橋市小島田古墳群の 8181889 (明治 22 )年のいわゆる明治熊本地震の修復箇所(弘仁 9 )年の地震による地変痕跡をまのあたりにしたの多くや昭和時代の再建部で破損が生じたことがよく知筆者らは,その解析のための比較材料の取材にその年末られている。に熊本に赴き,熊本県,熊本市,宇城市,嘉瀬町,御船別の機会に譲るが,熊本県や群馬県での古墳の発掘調町の代表的な被災古墳の状況を,埋蔵文化財担当者とと査では,現在も地盤技術者になじみの深い補強土工法なもに調査した。「平成28年(2016年)熊本地震」では,ど,地盤改良のための施工方法が古墳の構築時に採用さ古墳の墳丘部全体が崩壊することはなかったようであるれていたことも次第に分かってきた。今後は,先人たちが,多くの古墳が被害を受けた24) 。この地域の古墳のの知恵に学びながら,現代にその技術を解析し,効率的多くは,石室内部に壁画が施されている装飾古墳と呼ばに復元・応用して,さらに技術を発展させる必要がある。れるもので,内部の機密性の維持が古墳の保存上重要なそれは,歴史的遺産の保存・活用にとどまるものではなことから,地震による壁画など石室内部への影響が特にく,さまざまな今後の土木事業に利用できるはずである。心配されている。既に,考古学や人類学を含めた自然史研究においては,筆者らが見学した古墳のうち,嘉瀬町井寺古墳では,テフラを通して,土木工学を含めた学際研究を進める墳丘部全体に地割れが発生した。内部の被災状況に関し「 火 山 灰 考 古 学 」 が 提 唱 さ れ25) , 海 外 に も Tephroar-ては,金属製扉に孔を開けて内部の状況をデジタルカメchaeology として紹介されている26)。この研究分野につラで撮影し,観察が行われているものの,本格的な被災いては,海外の研究者から溶岩や火山ガスも研究対象に状況の確認が今後の課題となっている。また,不知火海組み込んで「考古火山学(Archaeological Volcanology)」に面する尾根上に位置し,船の線刻画で知られる宇城市に発展させるべきとの意見がある。桂原古墳(1 号墳)は,墳丘表面には肉眼で観察する限また,考古学の分野では,「土木考古学」という研究り亀裂は認められないものの,墳丘内部の石室が崩壊寸分野が提唱されている27),28) 。考古学研究者の中には,前の状況となっている。発掘調査で検出され,考古学的に記載される土木遺産に九州縦貫自動車道の建設に伴う発掘調査成果が高く評関して,土木工学的解釈を必要としているのである。今価され, 1976 (昭和 51 )年に国指定史跡となって本格後は,考古学を含む自然科学に従属的立場ではなく,土的な古墳公園としての整備が始まった熊本市塚原古墳群木工学の世界に「考古地盤工学」と呼ばれるような分野では,景観復元や展示のための改変が積極的に実施されが確立されて研究が進められると,先人たちの知恵を効ている。そのうち,琵琶塚古墳では,石棺内の展示のた果的に今後の地盤工学に活かすことができると確信する。めに石室の空間が広げられたが,おそらくそれが関係し例えば,学会内に「考古地盤工学」の調査研究を主眼にて石棺に伝わる震動が増幅され石棺が破壊された。置いた新たな研究委員会を立ち上げることや,地盤工学また,いくつかの古墳では,原形復元のために古墳の上に新たに盛られた部分で地すべりが発生し,整形のた30研究発表会における「考古地盤工学特別セッション」などを企画するなどのアイディアも考えられる。地盤工学会誌,―() 報最後に,復興関連事業でお忙しいところ,熊本県教育委員会の池田朋夫氏には被災古墳見学の調整をいただき,14)熊本市,宇城市,御船町の教育委員会の皆様には被災古株墳の状況について解説をいただいた。また,山下工業の山下尚代表取締役には,前橋市小島田古墳群の調査の際に便宜を図っていただいた。ここに記して御礼申し15)16)上げます。参1)2)3)4)5)6)7)8)9)10)11)12)13 )考文献正垣孝晴近代日本の土木遺産の地盤工学的分析と保存,地盤工学会誌,Vol. 62, No. 4, pp. 1~5, 2014.勅使河原 彰日本考古学史―年表と解説,東京大学出版会,132p, 1988.奈良文化財研究所編防災・減災を目指した新たな取り組み,埋蔵文化財ニュース,No. 164, 20p., 2016.青柳正規世界の復興の歴史を活かす,日本人は大災害をどう乗り越えたのか,朝日新聞出版, pp. 193 ~ 217,2017.能登 健考古遺跡にみる上州の火山災害,火山灰考古学,古今書院,pp. 54~82, 1993.倉田芳郎編松浦皿山窯址,駒澤大学考古学研究室,71p., 1982.早田 勉6 世紀における榛名火山の 2 回の噴火とその災害,第四紀研究,Vol. 28, No. 4, pp. 297~312, 1989.早田 勉考古遺跡で検出された地震と津波の痕跡,考古学ジャーナル,No. 577, pp. 21~26, 2008.町田 洋・新井房夫新編火山灰アトラス(第 2 刷),東京大学出版会,336p, 2011.井上公夫・石川芳治・山田 孝・矢島重美・山川克己浅間山天明噴火時の鎌原火砕流から泥流に変化した土砂移動の実態,応用地質,Vol. 35, No. 1, pp. 12~30,1994.群馬県教育委員会編金井東裏遺跡―甲着装人骨等詳細調査報告書,463p, 2017.早田 勉金井東裏遺跡出土甲着装人骨火山灰分析,金井東裏遺跡―甲着装人骨等詳細調査報告書,群馬県教育委員会,pp. 429~435, 2017.西村友良金井東裏遺跡甲着装人骨周辺土壌キャピラリー・バリアに関する保水性実験等委託,金井東裏遺跡―甲着装人骨等詳細調査報告書,群馬県教育委員会,September, 201817)18)19)20 )21)22)23)24 )25)26)27 )28)告pp. 436~443, 2017.亀山ひろみ・若井明彦・杉山秀宏榛名二ッ岳渋川テフラ( Hr FA )噴火時の火砕流が古墳時代建築物に与えた衝撃力の推定,群馬県埋蔵文化財調査事業団研究紀要,No. 34, pp. 39~46, 2016.尾崎喜左雄古墳のはなし(解説付新装版),学生社,242p, 1995.能登 健・内田憲治・早田 勉赤城南麓の歴史地震―弘仁九年の地震に伴う地形変化の調査と分析―,信濃,Vol. 42, No. 10, pp. 1~18, 1990.新里村教育委員会編資料集赤城山麓の歴史地震,86p.,1991.田畑あすみ赤城山麓地域における歴史地震痕跡の広域的検討,群馬大学大学院工学研究科修士論文, 47p.,2014.笛木久美・亀山ひろみ・若井明彦赤城山南麓における歴史地震の痕跡に関する力学的考察,日本地すべり学会研究発表大会講演要旨集,pp. 192~193, 2015.山下工業前橋市小島田清水尻遺跡発掘調査報告書,2018(印刷中).八木浩司・早田 勉・伴 雅雄向町カルデラ・赤倉カルデラ内のテフラと地形,季刊地理学,Vol. 67, No. 1,pp. 45, 2015.若井明彦・蔡 飛・鵜飼恵三・早田 勉火山灰質粘性土の地震時繰返し軟化に起因する流動性地すべりとその機構解析,日本地すべり学会誌,Vol. 53, No. 4, pp. 1~11, 2016.若井明彦熊本地震の被災状況から今後の対策や課題について,群馬県建設技術協会主催,県民講演会講演資料,2016.文化庁・熊本県教育委員会平成 28 年熊本地震による古墳の被災状況について,108p., 2017.新井房夫編火山灰考古学,古今書院,264p., 1993.Barnes, G. L. and Soda, T. S. (org.): Methodological Approaches to Tephroarchaeology, Abstracts of The EighthWorld Archaeological Congress (Kyoto), pp. 349351,2016.工楽善道土木考古学の推進,季刊考古学, No. 102,pp. 14~16, 2008.萩原三雄土木考古学とは何か,季刊考古学,No. 108,pp. 14~16, 2009.(原稿受理 2018.6.22)31
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  • タイトル
  • ウェーブレット変換を用いたソナライザ打音調査装置(技術紹介)
  • 著者
  • 鈴木 文大
  • 出版
  • 地盤工学会誌 Vol.66 No.9 No.728
  • ページ
  • 32〜33
  • 発行
  • 2018/09/01
  • 文書ID
  • jk201807280015
  • 内容
  • 技術紹介ウェーブレット変換を用いたソナライザ打音調査装置The hammeringtest Equipment `Sonalyser' using wavelet transform signal analysis鈴木文株日本物理探鑛大(すずきふみお)技術本部技術第一部部長ラが少ない形状にしている。できるだけ強弱の差がない. は じ め にように打撃すればよく,個人差は気にしなくてよい。聴覚による打音検査には個人差が生じ,記録が残らないという問題がある。それを解決するために,ノート型.ソナライザの特徴スカログラムパーソナルコンピュータをベースにした打音調査装置を解析にはウェーブレット変換技術を用いており,分析開発した1)。解析にはウェーブレット変換技術を用いて結果をスカログラム(周波数,継続時間,強度の 3 軸おり,打音波形をスカログラムとして分析し,現場で瞬をもったグラフ)として表示する。図―は健全なコン時に表示できる。この機器名称を「ソナライザ」とした。ク リート のス カロ グラ ムで ある 。打 音収 録時 間は 20一般的なコンクリート構造物では,欠陥部は健全部にmsec 程度で十分であり,これを可聴帯域内(数 100 ~比べて周波数成分のいずれかの継続時間が長い傾向にある。調査例を示すとともに,打音調査の今後の展望につ健全度指数 Lr は,スカログラム全体の面積に対して低周波数成分の占める割合が大きいほど低得点となるよいても述べる。.20 kHz 程度)で解析する。打音調査装置ソナライザソナライザは,マイク,アンプ,AD 変換器とコンピうに設計している1)。打音評価は測定後にスカログラムのパターンや健全度指数を参考にして,解析者が行う。その点,対象物を限定する必要がない。ュータ及び鋼球ハンマで構成される(写真―)。測定図―にコンクリート構造物の状態と打音の関係を模にはソナライザの操作員と対象物を打撃しマイクで打音式的に示した。健全部では高周波成分が卓越し継続時間を拾う打撃員の 2 名が必要である(写真―)。が短く(左図),内部に空洞があると体積に共振する特ハンマ打撃部には直径 4 cm の鋼球を使用し,打撃ム定周波数が長くなる(中図)。背面空洞ではたわみ振動が発生し,低周波成分の継続時間が長くなる(右図)。写真―ソナライザ打音装置一式図―図―写真―32水路トンネル内打音調査状況(操作員撮影)スカログラムの例コンクリート構造物の状態と打音の例聴覚判定(清音,軽音,濁音)との関係地盤工学会誌,―() 技術紹介図―図―体育館フローリング床のスカログラム分類例水路トンネルアーチ部のスカログラム例図―図―スカログラムパターンによる体育館床の打音評価の例(一部)打撃面の状態が及ぼす影響亀裂,浮きなどの欠陥でも,その規模に応じた振動が発っている機器に総研式打音検査装置がある。対象はトン生し,継続時間が長くなる。ネル覆工コンクリートである。ソナライザが任意の打撃.現場データの例力で測定するのに対し,この装置は一定の力で叩くので,打音の再現性に優れている2)。それによりスカログラム. コンクリート水路トンネルの例パターン分類を容易にしている。この装置の開発では多図―は水路トンネルアーチ部のスカログラムの例で数の模型実験を行い,得られたスカログラムパターンと,天端,右 45 °の 3 箇所をある。終点に向かって左 45 °欠陥パラメータを分析して,打音評価プログラムを作成打撃した近傍 3 断面を示した。実線で囲んだ範囲は,している。現場実証実験を繰り返して評価プログラムを低周波成分の継続時間が長い箇所であり,聴覚でも明ら改良していった3)。岩塊の安定性評価も追加された4)。かに背面空洞の存在を確認できた。このようにスカログラムパターンを詳細に分析してプ図―は同じ水路トンネル内の同じ打撃点の記録の比ログラム化し,打音評価を自動化するのが打音検査の一較である。左図はコンクリート表面が軟化した箇所をそつの方向性だろう。聴覚で打音評価している様々の分野のまま打撃した記録であり,右図は軟化部を剥ぎ取ってにも応用できる可能性がある。から打撃した記録である。このように打音評価では打撃面の状態も影響する。. 体育館フローリングの例もう一つは打音検査に AI 技術を導入し,健全と欠陥のパターンを学習させて評価を自動化していくことだろう。既に AI 技術を導入している例がいくつかある。体育館フローリングの通常メインテナンスでは,フロ現場では省力化が必要であり,防水タブレットを利用アを歩いて床鳴り,たわみ,緩みを調べるという。そのすれば 1 人で扱う測定装置は作れそうだ。打撃と打音評価にソナライザを使用してみた。床全面を等距離間隔収録を片手で実行可能な装置のアイデアを模索している。で打音測定を行い,スカログラムを整理した。分類すると 5 種類になった(図―)。A は健全,C は床材とベースパネルが広く剥離しており,B はその中間的な状態,D は狭い範囲での剥離があり,卓越周波数に変化があるのは剥離の大きさによると推定された。 E は D に別の高周波数帯が加わっているように見える。このように打音を視覚的に分類することができるので,打音パターンと欠陥との関係が分かれば,メインテナンスに役立てられるはずである(図―)。この調査ではフローリングの状態はある程度推測できたが,工事に立ち会うことができず,検証ができなかった。.これからの打音調査の展望参考文献1)長塚文昭・渡辺文雄・笠原慶一ウェーブレット変換を利用した打音調査,土と基礎,Vol. 41, No. 6, pp. 53~58, 1993.2 ) 榎本秀明・稲川敏春・横山秀史トンネル覆工コンクリートを対象とした打音検査装置の最適仕様の検討,土木学会論文集,No. 784, Vol. 66, pp. 87~97, 2005.3) 鈴木文大・榎本秀明・稲川敏春・松林弘智・千鳥雅由トンネル覆工コンクリートを対象とした打音評価手法,物理探査,Vol. 54, No. 6, pp. 374~387, 2001.4) 川越 健・石原朋和・浦越拓野・大田岳洋岩盤斜面における岩塊の安定性に関する評価手法,鉄道総研報告,Vol. 25, No. 7, pp. 31~36, 2011.(原稿受理2018.5.23)同じくウェーブレット変換技術を用いて打音評価を行September, 201833
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  • タイトル
  • 小型施工機械を用いた砕石地盤改良技術(技術紹介)
  • 著者
  • 藤原 優・酒井 俊典・尾鍋 哲也・大石 新之介
  • 出版
  • 地盤工学会誌 Vol.66 No.9 No.728
  • ページ
  • 34〜35
  • 発行
  • 2018/09/01
  • 文書ID
  • jk201807280016
  • 内容
  • 技術紹介小型施工機械を用いた砕石地盤改良技術The Ground Reinforcement By Crushed Stone Using Small Construction Machine藤原優(ふじわら株 高速道路総合技術研究所尾鍋ゆう)主任研究員哲也(おなべ株 尾鍋組代表取締役てつや)酒井俊三重大学大学院大石典(さかいとしのり)生物資源学研究科新之介(おおいし教授しんのすけ)株 尾鍋組. は じ め に自然砕石を用いた地盤改良は,液状化に対して効果を発揮するとともに,セメントや杭などの人工物を残さないことから環境負荷が少ない特徴がある。しかし,砕石体を構築する既存の工法は,砕石打設時に大型の杭打ち機を必要とするなどの課題がある。これに対して,三重株 尾鍋組が共同して,狭小地でも砕石体を構築で大学ときるよう,写真―に示す小型施工機械を用いた砕石地写真―小型施工機械を用いた砕石地盤改良盤改良工法を開発している。本工法は,狭小地で優れた施工性を発揮することにより,液状化対策効果1)のみならず,砕石地盤に置き換えた場合の支持力特性2)や,道路盛土の浸透水排除効果3)を期待できるため,これまでに技術的課題の解決に向けた検証が行われている。本稿は,本工法による砕石地盤改良の施工方法や特徴を述べるとともに,砕石の地盤改良率が支持力特性へ与える影響や,既設の道路盛土内に砕石地盤改良体を構築し,排水パイプと連結した浸透水排除に対する試験施工への取り組み内容について報告する。.本工法の特徴本工法が独自に地盤改良機の小型化を可能としているのは,ゴム扉付きで内部が空洞のオーガー機能を持つ特図―施工手順4)殊なケーシングを開発し装備した点にある。図―に施工手順を示す。まず所定の位置に施工機械をセットしたことが可能で,現地条件に合わせて様々な範囲・形状で後,ケーシングによって所定の深さまで掘削し,その後砕石体を構築でき地盤改良効果を高めることが可能となケーシングのゴム扉を開けてホッパーをセットする。続る。いて,バックホウでホッパーに砕石を投入するとともに,ホッパーからケーシング内に連続的に砕石を投入しなが.試験施工による検証内容らケーシングを引き上げ,その際先端スクリューにより. 支持力特性の確認締固めを行うことで砕石体を構築する。この施工により支持力特性については,砕石地盤の改良率や締固めト砕石体周囲の土の崩壊を防ぎ,均質な砕石体の構築が可ルクなどの違いが極限支持力に与える影響を確認してい能となる。ケーシングの外径は320 mm で,外周に掘削る。一例として,粘性土主体の地盤を対象に表―の試のため幅 40 mm の外部スクリューを取り付けた排土タ験ケースのように地盤改良率(載荷板面積に対する砕石イプの掘削孔の直径は約400 mm となる。地盤改良機に体断面積の割合)を変化させ,べた基礎や布基礎を想定は掘削時の状況を管理・記録するための装置を取り付けして正方形・長方形平板を用いた平板載荷試験の結果をており,ケーシングの上昇量,締固めトルク及び砕石投図―に示す。この関係図から地盤改良率の増加に伴い入量を随時確認しながら,地盤改良の施工品質を一定に極限支持力が増加する傾向を認めることができる2)。保つことができる4)。また,この掘削装置により写真―. 盛土の浸透水排除効果の検証に示すように砕石体同士を近接・重複させて打設する浸透水排除効果の検証の一例として,NEXCO 総研の34地盤工学会誌,―() 技術紹介表―図―試験ケース2)改良率と極限支持力の関係2)図―浸透水排除対策の試験施工3)敷地内の既設盛土における試験施工の内容を述べる。ここでは,図―に示すように施工延長 18.0 m ,施工深度5.0 m の砕石体を連続して壁状に構築し,この砕石体 ~◯ を施工している。地下水から 4 本の排水パイプ◯は,旧地形境界に沿って上流側から下流側へ流れていると考えられる。この対策の効果を判定するため,施工前から砕石地盤改良体の上流側に 1 箇所の観測孔 No. 1,下流側に 2 箇所の観測孔 No. 2 , No. 3 を設置し水位観測を行っている。図―は,施工後約 1 年間が経過し図―た時点の同一時刻における砕石体下流側の観測孔 No. 2観測孔 No. 2 と No. 3 の水位3)と観測孔 No. 3 の水位を比較したものである。施工前は観測孔 No. 2 と観測孔 No. 3 に概ね線形関係にあるが,施工後は両観測孔の水位低下に伴い線形関係が変化し,参1)観測孔 No. 2 は 2.0 m 程度,観測孔 No. 3 は 0.6 m 程度の水位低下がみられる3)。特に観測孔 No. 2 では,砕石体の施工深度5.0 m より深い位置まで水位低下した。施2)工後の水位観測は 2 年以上継続しており,時間経過とともにいずれの観測孔とも水位が低下傾向にある5)。また,4 本全ての排水パイプから排水されている状況を確3)認している。. お わ り に4)本工法は,現在は住宅の基礎地盤改良を中心とした施工実績が多いが,供用中の高速道路盛土の浸透水排除対策へ用いた事例もあり,現場への適用範囲が広がりつつある。こうした幅広い利用シーンにも対応できるよう,今後も技術的課題の解決に取り組む予定である。September, 20185)考文献酒井俊典・尾鍋哲也・神村 真・川又良一液状化地盤を対象とした小型砕石地盤改良機による支持力及び透水性改良効果の検討,地盤工学会誌,Vol.62 No.6, pp.18~21, 2014 賢典・尾鍋哲也・ 口幸三・神村 真・永井優一・酒井俊典砕石地盤改良における地盤改良率が支持力に及ぼす影響,第46回地盤工学研究会年次学術講演会講演概要集,pp.863~864, 2011.藤原 優・酒井俊典・大石新之介・尾鍋哲也・ 口幸三砕石地盤改良体を用いた盛土の排水効果の検証,第72回土木学会年次学術講演会講演概要集,pp.985~986,2017.大石新之介・ 口幸三・尾鍋哲也・酒井俊典エコジオ工法の施工事例と管理項目,基礎工,Vol.45 No.4, pp.67~71, 2017大石 新之 介・ 尾鍋 哲也 ・ 口 幸三 ・酒 井俊 典・ 藤原優砕石地盤改良体を用いた盛土の排水効果の長期水位観測,土木学会第73回年次学術講演会,2018(投稿中)(原稿受理2018.6.5)35
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  • スウェーデン式サウンディング試験方法(JIS A 1221)の改正について
  • 著者
  • 地盤工学会基準部
  • 出版
  • 地盤工学会誌 Vol.66 No.9 No.728
  • ページ
  • 36〜36
  • 発行
  • 2018/09/01
  • 文書ID
  • jk201807280017
  • 内容
  • 資料―スウェーデン式サウンディング試験方法(JIS A 1221)の改正について地盤工学会基準部. ま え が きス ウ ェ ー デ ン 式 サ ウ ン デ ィ ン グ 試 験 方 法 ( JIS Aなお,本試験は「スウェーデン」という国名が試験名に入っているが,日本では独自の試験方法及び試験装置が発展してきた。先に述べた ISO 規格では国名がとれ,1221 )は 2013 年に改正されたが,本試験の試験結果にその試験方法及び試験装置は JIS とは大きく異なるもの最も影響を及ぼすスクリューポイントに関して最大径まとなっている。現状では ISO 規格の規定と一致させるでの長さが明確に規定されていないこと,及び試験結果ことは波及効果が大きいため,現行 JIS で規定される日として報告する事項である静的貫入抵抗を表す Nsw の本の実情に合わせた機材寸法に修正する方向で考えてい算定式に誤りがあることが判明した。一方, 2017 年にる。また,基本的には対応国際規格に合わせた試験名に本試験に関する対応国際規格である「 ISO 2247610変更する必要がある。この点についてもご意見を提出い2017 ( E ) Weight sounding test 」 が 制 定 さ れ た た め ,ただければ幸いである。ISO 規格に対応した JIS の改正が必要となった。さらに,2018年に新たに地盤工学用語( JIS A 0207)が制定さ.改正する箇所と要点れたので,新規・改正規格には順次それを引用すること主な改正点は,次のとおり。となっている。2.い,引用規格として追加する。験数が多いサウンディングとなっており,その試験方法及び試験装置を明確に規定することは重要である。現行4.を150 mm と規定する。うこととした。改正内容は上記の点が基本であり,試験スクリューポイントの長さについて,摩耗に対す方法そのものの改正は最小限となる予定である。なお,る規定値を追加する。地盤工学会基準部細則の変更により,JIS においては,ロッド質量及びロッドの直線性についての規定値改正案の全文を公開することができなくなったため,改を追加する。5.び国内での実情を踏まえて,手動試験装置と自動るものとした。式試験装置とに区分した記載内容に変更する。JIS 改正案についてのご意見は,書面にて2018年11月6.れる。その後,主務大臣である国土交通大臣の付議により日本工業標準調査会(事務局経済産業省産業技術局基準認証ユニット)において JIS 改正案が審議され,最試験結果Nsw の算定式の訂正を行う。いただいたご意見は,原案作成委員会及び分科会で検討し,学会としての原案は,基準部会及び理事会に報告さ試験手順制定された対応国際規格との整合を図るため,及所と要点について箇条書きにて記載し,学会誌に公示す末日まで地盤工学会基準部宛に提出いただきたい。提出試験装置スクリューポイントについて,最大径までの長さ規格が2013年に制定されてからちょうど 5 年経ち,5 年ごとの見直しの時期に来ているので,今回改正作業を行正の理由や要点について,下に示すとおり,改正する箇引用規格JIS A 0207 地盤工学用語が制定されたことに伴本試験は宅地調査の標準となっており,日本で最も試7.報告対応国際規格の制定に伴い,整合を図って報告内容を追加する。(原稿受理2018.8.6)終的に改正・官報公示される予定である。36地盤工学会誌,―()
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  • タイトル
  • 宇宙線ミュー粒子を利用した地盤探査(技術手帳)
  • 著者
  • 鈴木 敬一
  • 出版
  • 地盤工学会誌 Vol.66 No.9 No.728
  • ページ
  • 37〜38
  • 発行
  • 2018/09/01
  • 文書ID
  • jk201807280018
  • 内容
  • 技術手帳宇宙線ミュー粒子を利用した地盤探査Geotechnical Exploration using Cosmic Ray Muons鈴木敬一(すずき株川崎地質けいいち)戦略企画本部. は じ め に物理探査は非破壊的かつ二次元あるいは三次元的に地盤内部の物性値を得る方法である。屈折法地震探査ではP 波速度,電気探査では比抵抗の断面などである。これらの物性値は土木構造物の設計などに活用されている。しかし,物理探査で得られる物性値をそのまま設計に用いるためには,何らかの解釈や物性値の変換が必要である。例えば,弾性波 P 波速度の値からトンネルの支保パターンなどが経験的に決められている。比抵抗の値からは,含水状態などを相対的に解釈することにより設計図―宇宙線ミュー粒子のフラックスと面密度の関係1)などに利用されている。土木構造物の設計に直接利用できる物性値が得られる物理探査が必要である。重力探査てミュー粒子の強度(単位面積・単位時間・単位立体角では密度分布を得ることができるが,先見情報の必要性あたりのミュー粒子数。これを「フラックス」という)や解が一意に決まらないなどの問題がある。が変わる。この性質を利用して地盤の密度を推定するこ本稿で紹介する宇宙線ミュー粒子を利用した地盤探査は,地盤の密度分布を二次元的あるいは三次元的に得ることができるため,土木構造物の設計などに有効に活用できると考えられる。.宇宙線ミュー粒子宇宙には高エネルギーの放射線が飛びかっている。量とができる。.地盤探査の原理宇宙線ミュー粒子のフラックスと面密度のとの関係は,いくつかの実験式が提案されている。図―の湊1)による実験式を示す。図中の矢印で示したように横軸のフラックスを精度良く求めることにより,このグラフから面子力学の教えるところによると,高エネルギーの領域で密度に変換する。透過距離は図面(地形図や設計図など)は放射線と粒子との区別がないため,これらの放射線はや測量により求めることができるので,面密度を透過距粒子と考えることもできる。宇宙を飛びかっている粒子離で割れば,透過経路に沿った平均密度を求めることがのほとんどが陽子であり,これが地球に近づいて大気をできる。構成する原子や分子と衝突すると,様々な粒子や素粒子宇宙線ミュー粒子の発生はランダム現象(ポアソン過を発生する。これらは寿命が短い,あるいは大気中での程)と考えられているため,検出器の大きさや透過距離,吸収などにより地表にはほとんど到達しない。しかし,測定時間などによりフラックスの精度が決まる。このこミュー粒子と呼ばれる素粒子は,大気との相互作用が少とについては鈴木・金沢2)に詳しく解説されている。ないため,地表まで到達するだけでなく,地盤中も透過する。宇宙線を起源としているため「宇宙線ミュー粒子」と呼ばれる。.測定方法宇宙線ミュー粒子は鉛直から水平に近い方向までの範ミュー粒子は,電子と同様のレプトンと呼ばれる素粒囲から到来し,その角度分布が既知である。図―に示子の一種である。電子の200倍程度の質量があり,物質すように,検出器を対象物の下に設置し,その位置で測中でも透過することができる。物質中を進むうちにエネ定を行うことにより,フラックスを得て,密度を推定すルギーを失い,電子とニュートリノに崩壊する。る。例えば図―の左側に示すように地下の空間(下水物質中を透過したミュー粒子は,透過距離が長くなる,管,地下通路,地下鉄など)に検出器を置く,あるいは又は物質の密度が大きくなるとエネルギーを失う確率が地下に空間がない場合には,図―の右側に示すような高くなり,ミュー粒子の透過する数が徐々に減る。ミボーリング孔を利用するなどの方法が考えられる。ュー粒子の透過距離と透過経路に沿った平均密度との積図―のように複数の測定点と複数の到来方向のフラ(これを「面密度」あるいは「密度長」という)に応じックスを得ることができれば,トモグラフィ解析も可能September, 201837 技術手帳図―図―検出器の設置方法複数の観測点によるトモグラフィ図―宇宙線ミュー粒子により地下の空間からその上部にある地下通路とマンホールを透視した密度マッである。実際に三次元トモグラフィにより地盤の三次元プ密度分布を得た事例も報告されている3)。. シンチレータ方式度に換算し,さらに土被り深さで割ることにより平均密放射線や素粒子が入射すると発光する現象をシンチ度を求めることができる。その結果が同図下の密度マッレーションという。この光をとらえて電気信号に変換し,プである。横軸は水平距離,縦軸は角度である。地下通ミュー粒子の計数を行うことができる。このような検出路と埋設管に相当する位置に低密度が明瞭に現れている。器をシンチレータという。複数のシンチレータを組み合わせて同時計数を行うことによりミュー粒子の到来方向を知ることができる。.今後の展望宇宙線ミュー粒子を地盤探査に利用しようという発想. 原子核乾板は意外に古く, 1955 年には考案されていた。しかし,電子機器を用いずにミュー粒子を検出する方法もある。これまで測定器の開発や可視画像化手法,あるいはニーレントゲン写真と同様に,乾板にミュー粒子の飛跡を映ズなどが十分ではなかった。 21 世紀に入り,これらのし出すことによりミュー粒子のフラックスを得ることが条件が出揃い,徐々に実用化の機運が高まっている。最できる。非常に簡便に測定することができる。近の大きな話題としてはエジプトの大ピラミッドにおけ. その他の方式る道の空間の発見である。今後,地盤だけでなくダムやこの他にもガス検出器やカロリメータなど,放射線の橋梁など大型構造物の診断技術にもこの技術の応用が期計測器を応用したミュー粒子検出器も考案されている。待されている。. 適 用 事 例これまで宇宙線ミュー粒子を利用した探査適用事例としては,岩盤の空洞や,地下通路の可視化,トンネル上部岩盤の相対密度推定,火山の内部構造,原子炉や溶鉱炉の内部構造,断層の位置推定などの報告がある。ここでは地下通路を可視化した事例を図―に示す4)。左上は平面図,右上は横断方向の断面図である。横断方向に 5 度刻みで 15 方向,これを 1 m 間隔で測定し,フラックスを得る。これを図―に示した方法により面密参考文献1)湊進宇宙線透視像,放射線,Vol. 19, No. 1, pp.49~56, 1992.2) 鈴木敬一・金沢 淳宇宙線ミュー粒子を利用した探査技術の応用地分野への適用,応用地質,Vol. 57, No. 6,pp. 266~276, 2017.3) 鈴木敬一ミュー粒子による土木物理探査の可能性,物理探査,Vol. 65, No. 4, pp. 251~259. 2012.4) 鈴木敬一・大沼 寛・久保田隆二・淺沼博信宇宙線ミュー粒子を利用した地下空洞イメージング,物理探査学会第126回学術講演会論文集,pp. 199~203, 2012.(原稿受理382018.3.30)地盤工学会誌,―()
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  • 7. 基礎施工後の杭の性能確認方法(杭基礎の支持層確認と支持力確保)
  • 著者
  • 阿部 秋男・西村 真二
  • 出版
  • 地盤工学会誌 Vol.66 No.9 No.728
  • ページ
  • 39〜46
  • 発行
  • 2018/09/01
  • 文書ID
  • jk201807280019
  • 内容
  • 杭基礎の支持層確認と支持力確保.阿部秋男(あべ株 東京ソイルリサーチ基礎施工後の杭の性能確認方法あきお)取締役西村真二(にしむら株 シーズエンジニアリングしんじ)代表取締役表―. 杭の健全性調査法. は じ め に本章では施工が完了した杭の性能確認のための調査方法について記述する。施工完了後の杭の調査方法は,杭体の健全性の調査を目的とする杭体の健全性試験と支持力性能を調査する載荷試験に分けられる。健全性試験は,杭長の確認,場所打ち杭の杭体や既製杭の先端根固め球根など,現場で造成された杭部材の出来型管理を目的として実施される場合や,既製コンクリート杭の施工中の杭体の損傷の有無を確認する場合に実施される。試験方法は直接杭体を測定できないので,杭頭から若しくは予め埋め込んだ測定用パイプから杭体.. 調査方法に弾性波を入力して,杭体を伝搬して戻ってきた波を測杭の健全性調査方法として適用できる可能性のある方定することにより杭体の健全性を評価する。載荷試験は,支持力性能を直接評価する試験方法であ法及びその概要を表―.に示す。これらの調査方法は杭種により適用可能なものが限られるものもある。また,り,主に杭頭に所定の荷重を載荷して杭~地盤系の挙動調査そのものより準備と調査後の処理のほうが時間とコを測定する。杭性能の確認方法としては最も確実な方法ストを要するものもある。である。. 杭体の健全性を調査する試験方法.. 調査項目既製杭と場所打ち杭は杭の製造方法,施工の方法が異なることから,調査の主眼と項目が異なったものになる。既製杭の調査項目インテグリティ試験低ひずみの弾性波を利用して杭の健全性を検査する方法は,インテグリティ試験,ローストレイン法試験などと呼ばれており,杭に対する非破壊試験法の一つである。この試験方法は,杭頭にセンサーを設置した上で軽打して弾性波を発生させ,その反射波を検出して杭の品質を評価するものである。埋込み工法で用いる既製コンクリート杭や鋼管杭は工測定装置の例を写真―.に示す。また,試験の概要場で製造された既製品であることから,品質や強度につを図―.に示す。ハンドハンマーの打撃により発生しいての問題は少ないものと考えられる。むしろ施工時のた弾性波は,杭先端で反射する。この反射波の到達時刻取り扱いや施工方法などの問題により,設計性能が確保から,杭長を推定する。杭に断面欠損やクラックなどのできていない可能性が問題になる1)。異常箇所があれば,その部分からも弾性波が反射するこしたがって既製杭の調査では,杭体が健全であることを確認することに主眼をおく2)。杭の健全性で問題になとから,異常箇所を検出することができる。健全性試験では,弾性波動を検知するセンサーとして,るのは,施工時に発生する可能性のある杭体のクラック加速度計が用いられることが多い。したがって得られるなどの損傷や施工時の曲がりや傾斜である3)。信号は杭頭部の加速度応答波形である。加速度応答波形場所打ち杭の調査項目は高周波の振動成分を多く含み,複雑な形をした場合が場所打ち杭は,現場において鉄筋かごを製造し,コン多い。そこで,通常これを積分して速度応答波形としてクリートを打設する工法であることから,杭体そのもの表示する。このとき,図の縦軸(振幅軸)は,反射波をを工場で製造する埋込み杭とは異なり,杭径や鉄筋の配容易に確認できるように打撃による弾性波の入力時刻よ置,コンクリートの品質や被りの厚さなどが,設計どおり,時間経過に伴い振幅を増幅する処理を行う。そのたりであることを確認することが重要である。め,縦軸の値は相対値となる。速度応答波形にすること杭の健全性で問題になるのは,孔壁の崩壊やコンクで,発生する弾性波の杭頭部での応答は単純な形のガウリートの品質の問題などにより生じる可能性がある杭断ス波形に近いものとなる。また,杭先端からの反射波も面の欠損やコンクリートの不良などである1)~3)。発生時の振動波形に近いものとして検出されることから,September, 201839 講  座図―. 健全な杭の測定波形例写真―. インテグリティ試験機の例図―. 損傷のある場合の測定波形図―. 測定の概念波形の判断を容易に行うことができる。さらに,波形を見やすいものとするために,ローパスフィルターを用いることもある。また,インテグリティ試験では,記録波形の横軸は時図―. ボアホールカメラの構造(BIP 方式)間軸で表す場合もあるが,反射の位置からその反射が生じる深度を直接読みとれるように長さに換算して表示する場合が多い。杭に損傷がなければ杭先端からの反射が到達するまでの間に反射が現れることはなく,損傷がある場合には損同時にモニターに表示する。画像撮影時の方位測定は,方位計に内蔵されたコンパスで地磁気を検出して行う。BSM 方式は,ビデオカメラの前に魚眼レンズを置き,傷位置からの反射が検出される(図―.,.)。ある深度で孔内の全周画像を撮影し,リアルタイムに展ボアホールカメラを用いた杭体の観察開画像に変換,記録し,同時にモニターに表示する方式a)手法の概要であり,PIC 方式はテレビカメラの前に平面反射鏡を置ボアホールカメラを用いた観察方法は,杭体を掘削機き,ある深度でテレビカメラを旋回させ,全周撮影するで削孔し,CCD (Charge Coupled Device)カメラ等を方式である。その後,次の位置までゾンデを降下させ,孔内に挿入して杭体の状態,及びクラックなどの損傷状同一動作を繰り返して孔壁画像を得る4)。況を内部からリアルタイムに直接測定器のモニターによc)り観察する方法で,画像データは記録装置に記録される。調査孔の口径は使用するシステムにより以下のとおり現在,杭体の観察に利用されているボアホールカメラ観察方法である。には,数種類あり,それらは概ね 3 つのタイプ, BIPBIP 方式孔径 q56 mm 以上方式(Borehole Image Processing System),BSM 方式BSM 方式孔径 q66 mm 以上PIC 方式孔径 q100 mm 以上(Borehole Scanner System typeM),PIC 方式(ProˆleInspection Camera)のいずれかに属している。b)ボアホールカメラの原理BIP 方式の測定原理を以下に示す。 BIP 方式は,図予定深度まで削孔後,孔内に清水を循環させて孔内のスライムを十分洗浄する。また,孔内水が濁っている場合は,沈降剤を孔内に投入・撹拌して澄水にする。―.に示すように反射鏡で孔壁の定方位全周画面を取削孔時に採取したコアと孔内の撮影結果を比較するこりこみ,ゾンデ(ボーリング孔内に挿入する測定器部分とにより,杭コンクリートの品質,及びクラックなどのでプローブとも呼ばれる)内の TV カメラから送られ損傷状況(クラックの開口幅,方向,連続性)を評価すてくるアナログ画像信号をコンピュータ処理により A/る。D 変換し,リアルタイムに展開画像に変換,記録し,40ボアホールカメラでの実施状況を写真―.に示し,地盤工学会誌,―() 講  座写真―. ボアホールレーダ装置の例写真―. 既存杭のボアホールカメラによる調査図―. ボアホールレーダの測定結果の例ねで作動するプレートを押し当てる方式と,パンタグラフ式のロッドを押し当てる方式などがある。写真―. ボアホールカメラの展開画像傾斜計を挿入する際には,方向を規定するためのロッ展開画像の例を写真―.に示す。写真は,孔壁の様子ドを継ぎ足しながら吊りおろす。杭の変形の状態を推定を 360°展開した画像である。写真―.に示すように,する場合には,密な測定深度間隔で測定を行うのが望まクラックが確認でき,ひび割れ幅の判定が可能である。しく, 50 cm から 100 cm の深度間隔で測定を行うことボアホールレーダによる測定ボアホールレーダ(写真―.)による方法は,音波より高い周波数(数十 MHz ~数百 MHz )の電磁波を利用するもので,岩盤探査の反射法に用いられている方が望ましい。写真―.は測定状況を示す。また,図―.は液状化による側方流動により水平変位が生じた杭の測定結果の例である。ボアホールソナーによる測定法を杭体の検査に適用したものである。調査方法は,杭ボアホールソナー(写真―.)による測定は,音波に近接した地盤に調査孔を設けて,調査孔内に送信・受又は超音波の反射を利用するもので,発信機と受信機が信アンテナを同一孔内に挿入する。このため,杭に調査内蔵されたゾンデを杭体に設置された調査孔内に挿入し,孔を設ける必要がない。アンテナより一定間隔( 20 ~発信機から音波ビームを発信する。音波ビームの孔壁や100 cm )毎に電磁波を発信し,その反射波を受信して杭の外周面からの反射波を受信機で受信し,反射波の振深度方向の時間断面図を作成し,杭体の出来具合い及び幅と反射波到達時間の両方から杭体のクラックや断面形クラックなどを確認する。地盤中では電磁波の減衰が大状などを確認する。調査可能な距離は 300 cm 程度であきいために,通常は調査可能な距離は孔周辺より 50 ~る。100 cm 程度の範囲である(図―.)。杭の傾斜測定傾斜計を埋込み杭の中空部分に挿入すれば,杭の建て杭の断面が小さくなれば,その位置からの反射波は早く帰ってくることになる。また,ジャンカやクラックがあれば,その反射が記録に表われる5)(図―.)。込み精度を検証でき,傾斜角の総和から杭に曲がりがあるかどうかを検証することもできる。また,傾斜の不連場所打ち杭に設置した測定孔の中に超音波の発振器及続箇所を検出することで損傷箇所を検出できる可能性もび受振器を挿入して超音波速度を測定し,杭コンクリーある。トの品質や断面欠損の有無を評価する検査方法である現在傾斜計を杭中空部分に押し当てる方法として,ばSeptember, 2018杭コンクリートの超音波測定(図―.)。41 講  座写真―. 杭の傾斜測定の状況写真―. ボアホールソナー装置の例図―. 杭の傾斜測定の結果例図―. ボアホールソナーの測定結果評価の概念イギリスやオランダなどのヨーロッパ諸国で場所打ち杭の品質評価手法として用いられているが,日本での検査の実績は少ない。測定方法は一つの測定孔を用いる単孔法と複数の孔を用いる複孔法がある。コンクリートの品質と超音波速度の間にはある程度の相関性があることから,超音波速度を測定することにより杭コンクリートの品質を評価することが可能である。測定孔の設置方法は,あらかじめ鉄筋かごにガス管などを設置しておく方法と,コンクリート打設後にコアリングする方法がある 6) 。. 杭の鉛直載荷試験杭の鉛直載荷試験は原位置で実杭の鉛直支持力を調べ図―. 超音波測定の発振子と受振子,波形例る試験方法である。実杭を直接載荷することから杭の鉛直支持力特性を調べるのに最も信頼性の高い方法である。最近は静的載荷に加えて急速載荷や衝撃載荷と呼ばれる用性について述べる。.. 荷重の違いによる杭体・地盤の挙動動的な荷重を使う動的載荷試験方法が普及してきた。地図―.に示すように,静的荷重とは油圧ジャッキな盤工学会においては 2002 年に 6 種類の試験方法が基準どによって掛ける長い時間の荷重である。動的荷重とは化7)された。区分はまず荷重の性質により静的載荷と動時間の短い荷重である。さらに急速載荷と衝撃載荷の違的載荷に分けられ,さらに静的載荷は,載荷方向と載荷いは,動的載荷でも載荷時間が比較的長い場合が急速載位置により押込み試験,引抜き試験,鉛直交番載荷試験荷で短い場合が衝撃載荷である。及び先端載荷試験に区分される。動的載荷は荷重の載荷現在国内では重錘を杭頭に落下させて動的荷重を作り時間の違いにより急速載荷試験と衝撃載荷試験に分けら出す方法が主流である。重錘落下方式による動的載荷試れる。表―.に地盤工学会で基準化されている杭の鉛験は,油圧ジャッキを用いる押込み試験と比較して装置直載荷試験方法の種類を示す。が簡易であり経済的である。打込み杭のように施工ハン本節では,実施する機会の多い押込み試験,急速載荷マーを載荷装置として用いることができれば,非常に安試験及び衝撃載荷試験について,それぞれの特徴及び適価に試験を実施できる。この経済性の良さが動的載荷試42地盤工学会誌,―() 講  座表―. 鉛直載荷試験の区分表―. 杭周辺の基本的な地盤抵抗モデル図―. 荷重の性質の違い図―. 載荷試験時の間隙水圧の挙動のイメージ験を普及させる要因となっている。一方,荷重の性質の違いによって載荷中の杭周辺の地的より大きくなるという報告8)や杭の先端地盤の透水性盤の抵抗状態と杭体の挙動が異なり,動的載荷試験の結能に依存して動的試験の結果が静的試験より大きくなる果を静的載荷試験と全く同等として扱うことはできない。という報告9)がある。地盤の抵抗状態a)地盤のダンピング抵抗静的な載荷状態では杭体の挙動は静的な力の釣合い状杭体の挙動静的な地盤抵抗状態では変位に依存する抵抗のみが発態となる。床上に立てた棒(杭)の頭に静的な圧縮力を現する。一方,動的な荷重を受けた場合は,変位に依存加えた場合は杭先端も同じ圧縮力が発生し,応力分布はする抵抗に加えて,ダンピング抵抗と言われる速度に依等分布となる(全圧縮状態)。一方非常に時間の短い荷存する抵抗が発現する。重である動的荷重(衝撃荷重)を杭頭に加えた場合は,静的な抵抗をばねで,ダンピング抵抗をダッシュポッ杭頭に加えた圧縮力が先端に伝わるまでに時間差が生じ,トで表現すると,最も単純なモデルでは表―.に示す杭頭と杭先端で生じる応力が異なる現象が起きる。このように静的載荷時の地盤の抵抗はばねのみ(通常は地盤ように載荷中に時間的,位置的に応力の不均一となる状の破壊状態を表すプラスチックスライダーを直列に繋態を波動現象と呼ぶ。図―.に示すように短時間の荷ぐ)で,動的載荷時はばねとダッシュポットの並列モデ重の波が杭体を行き来している現象である。ルで表現される。地盤の動的な抵抗には,他にも加速度動的荷重であっても比較的長い時間を載荷する急速載に依存する抵抗や間隙水圧に依存する抵抗があるが,現荷試験では,杭体の波動現象は起こらず静的載荷と同様状の動的載荷試験の解析では全部含めてダッシュポットにほぼ等分布の応力状態になる。ただし急速載荷時にはでモデル化している。杭体全体に生じる加速度による杭体の慣性力が生じる。b)間隙水圧の影響粘性土地盤に施工された杭に対して動的な荷重を載荷動的荷重を受けた杭体の挙動の違いを図―.に示す。荷重~変位量曲線した場合,上記のダンピング抵抗とは別に地盤中の間隙載荷中の地盤抵抗状態や杭体の挙動が異なれば載荷試水圧の影響があると言われている。図―.は動的荷重験で得られる荷重~変位量曲線も異なる。静的載荷の場を受けた場合の杭先端の地盤を模式的に表している。杭合は静的な抵抗と変位量の関係曲線だが,急速載荷の場の先端が地盤へ動的に貫入する場合に,砂のような透水合は静的な地盤抵抗に加えて動的な地盤抵抗及び杭体の性の高い地盤では貫入中に間隙水圧の消散が進み,発現慣性力が加わり,荷重~変位量曲線が膨らむ形になる。される抵抗は土の抵抗のみとなるのに対し,粘土のよう衝撃載荷の場合は杭体の挙動が波動現象を伴うので杭頭な透水性の低い地盤では貫入中に間隙水圧の消散がされ変位量と発現される地盤の抵抗力が相関しない状態となず,発現される抵抗は土の抵抗に間隙水圧の抵抗が加わり,いわゆるきれいな荷重~変位量曲線は描けない。荷る。実際の杭の先端地盤の破壊挙動はこれほど単純では重~変位量曲線のイメージを図―.に示す。上記の地ないが,粘土地盤中の杭に対する動的載荷試験結果が静盤抵抗,杭体の挙動についてまとめると表―.となる。September, 201843 講  座図―. 相対載荷時間の定義図―. 載荷中の杭体の波動現象表―. 相対載荷時間による載荷の区分図―. 載荷中の杭体の挙動のイメージ図―. 相対載荷時間が異なる場合の杭体の応力分布の比較図―. 荷重~変位量曲線の違いT載荷時間表―. 載荷中の現象の違い2L/c応力波が杭体を 1 往復する時間L杭長,c縦波伝搬速度相対載荷時間を具体的にイメージするために三角形状の荷重を例にして考える。これらの三角形状の荷重が杭頭に入力され荷重の頂点が杭頭に達した時点での杭体の応力分布を図―.に示す。厳密には先端からの反射があるので図とは異なるが,相対載荷時間が長いほど応力分布が静的条件に近づくことが直感的に分かる。.. 各載荷試験の詳細相対載荷時間静的載荷,急速載荷及び衝撃載荷は載荷時間の長さに押込み試験a)押込み試験の概要押込み試験は油圧ジャッキによる荷重を杭頭に載荷する静的載荷試験であり,杭の載荷試験の標準方法である。より区分されるが,同じ載荷時間の荷重であっても杭が押込み試験の結果は設計上の支持力関連の数値と直接対長いほど荷重が先端まで伝達するのに時間を要し波動現応させることができる。また杭の新工法の開発において象が生じ易くなる。反対に短ければ荷重が短時間で先端支持力を評価するためには押込み試験の結果を用いるこまで達するので波動現象が生じ難くなる。したがって波とが原則である。ただし静的荷重であっても現行の基準動現象が起こるかどうかは絶対的な時間の長さではなく,ではクリープなどの地盤の長期的な特性は評価できない。杭体の長さに対する相対的な時間長さとなる。地盤工学b)会の基準ではこの相対的な時間長さを「相対載荷時間」載荷装置は図―.に示すように反力装置,載荷梁及として定義している。具体的には相対載荷時間 Tr は,載荷時間中に応力波押込み試験の載荷装置び加力装置から構成される。加力は油圧ジャッキを用いる。反力装置としては反力杭,アンカーが一般的である。が杭体を往復できる回数で定義される。相対載荷時間の押込み試験の載荷装置は一般的に大掛かりで時間も費用定義を式(7.1)及び図―.に示す。また基準による相も要する。対載荷時間による載荷の区分を表―.に示す。T r=44T…………………………………………(7.1)(2L/c )c)押込み試験の載荷方法載荷方法は現基準では 1 サイクルや連続載荷も可能であるが,過去の試験結果とのデータの連続性という面地盤工学会誌,―() 講  座図―. 第 2 限界抵抗力図―. 第 1 限界抵抗力図―. 押込み試験装置から,従来の多サイクル段階載荷で実施されることが多い。 4 ~ 5 サイクル,新規荷重 30 分保持で 8 ~ 10 段階程度が一般的である。試験時間は 6~7 時間程度である。d)押込み試験の測定測定項目は杭頭荷重,杭頭変位量が基本である。先端図―. 重錘落下方式による急速載荷試験抵抗力の分離や周面抵抗力の分布を測定するためには杭体に軸力計や沈下計を設置する必要がある。e)押込み試験結果の解釈荷重~変位量曲線が基本情報である。押込み試験から得られる特性値としての情報を以下に示す。◯第 2 限界抵抗力図―.に示すように先端変位量が先端直径の 10 以下の範囲で押込み抵抗力が最大となったときの荷重である。極限状態の抵抗力を表す。設計においては第2限図―. 急速載荷試験における力の釣合い界抵抗力を極限支持力として,これに基づいて許容支持力が決められる。◯第 1 限界抵抗力荷重~変位量曲線を対数で表した log P ~ log S 曲線(図―.)に現れる明瞭な折れ点の荷重をいい,降伏状態の抵抗力を表す。第 1 限界抵抗力までが弾性的な挙動を示すと判定される。急速載荷試験a)急速載荷試験の概要図―. 多サイクル時の除図―. 除荷点法解析荷点による荷重~変位量曲線急速載荷試験は「載荷中に杭体の波動現象を起こさせない程度に長い動的荷重による載荷」という新しい概念d)急速載荷試験の測定の試験方法として 1989 年に開発された10) 。相対載荷時測定は杭頭の荷重,変位量及び加速度が基本測定項目間 5≦ Tr < 500を載荷する試験方法と定義される。静的で,変位量は光学式変位計を用いる。先端抵抗力の分離,支持力を求めるために,除荷点法と呼ばれる簡易な方法周面抵抗の分布の測定のためには杭体に軸力計や加速度で静的抵抗が得られることから,分かりやすい動的試験計を設置する。方法と受け取られている。b)急速載荷試験の載荷装置e)急速載荷試験結果の解釈押込み試験においては図―.に示すように静的荷重試験装置は多サイクル試験が容易に実施できる重錘落と地盤の静的抵抗力が釣り合うが,急速載荷試験の場合下方式が一般的となっている。図―.に示すように試は荷重と,地盤の静的抵抗成分に杭の慣性抵抗力及び地験杭の杭頭にエラストマーやばねによる軟クッションを盤の動的抵抗成分を加えたものが釣り合う。設置し, 0.5 ~ 3 m の高さから重錘を杭頭に落下させる。急速載荷試験においては,載荷中の杭の最大変位時に落下高さを変えることにより多サイクルで試験を実施す杭体の速度が 0 になることから地盤の動的抵抗成分も 0る。として杭体の慣性抵抗力を考慮(杭体の質量×加速度をc)急速載荷試験の載荷方法差し引く)して除荷点抵抗力を算出する。除荷点抵抗力重錘落下方式では落下高さを段階的に上げて 4~ 8 サは 1 回の急速載荷の最大変位時における静的な抵抗力イクルで実施されるのが一般的である。荷重の性質上,である(図―.)。多サイクルの載荷を実施した場合サイクル数が増えると押込み試験より周面摩擦が切れ易には図―.に示すように各サイクルの除荷点抵抗力をく,支持力を過小に評価する可能性がある。結んで静的な荷重~変位量曲線を描くことができる。また,杭体に軸力計や先端加速度計を設置した場合にSeptember, 201845 講  座図―. 衝撃載荷試験の実施イメージは波形マッチング解析や段階除荷点法により先端抵抗力図―. 杭・地盤図―. 波形マッチング解析モデルの分離,周面抵抗の分布を得ることができる。衝撃載荷試験間が短いために反射波形の形状が周面摩擦の分布や先端a)衝撃載荷試験の概要抵抗の特性を比較的明瞭に表しているからで,浅い場所元来,打込み杭の施工管理手法から発達したもので,の情報は時間的に早く戻り,深い場所の情報は遅く戻りハンマーの打撃力などの短い時間の動的荷重(相対載荷そして先端の情報が最も遅れて戻って来る。したがって時間 Tr<5)を載荷する試験方法である。載荷中の杭体各深度の地盤強度パラメータを変化させると敏感に反射に波動現象が生じる。打込み杭の施工時に試験が行える波形の形状に反映される。この性質のために衝撃載荷試唯一の載荷試験方法である。試験イメージを図―.に験の測定データに波形マッチング解析を適用することが示す。可能となっている。b)衝撃載荷試験の載荷装置載荷は重錘落下装置により行う。打込み杭に適用する場合は施工用ハンマーを利用できればコストが安くなる。. お わ り に健全性試験については,将来的にセンサー技術や波形ただし施工ハンマーを養生後試験に適用する場合はエネ処理技術の向上により,精度の高い試験方法が開発されルギーの不足に注意する必要がある。施工可能なハンると期待される。載荷試験は支持力性能を直接確認できマーであっても養生後には地盤が回復しており必要な抵る唯一の方法であるが,時間的,経済的制約により実施抗力を確認できない場合がある。通常10 t クラスの油圧される機会が少ないのが現状である。載荷試験を実施すハンマーにより衝撃載荷試験で確認できる静的抵抗力はることにより,信頼性設計における支持力係数を上げる6 000~7 000 kN である。また養生後の試験においてはことができるなど,より信頼性の高い経済的な杭基礎の施工時より大きな衝撃力を加えることになるので,杭材構築に繋がると考える。の耐力についてもチェックする必要がある。c)衝撃載荷試験の載荷方法落下高さを段階的に上げて行うが,採用するデータは参1)基本的には 1 打である。1 打で必要支持力を発現できない場合は,複数回打撃して周面を切って先端へエネル2)ギーを伝達させる方法もある。d)衝撃載荷試験の測定測定は杭体軸方向のひずみ及び加速度が基本測定項目3)4)である。これらから入力波 Fd(t)と反射波 Fu(t)を求める。入力波はハンマーの衝撃荷重を,反射波は地盤の抵抗状態を表現している。入力波Fd(t)=(F(t)+Z・v(t))/2 ………………(7.2)反射波Fu(t)=(F(t)-Z・v(t))/2 ………………(7.3)F(t)軸方向力,v(t)杭の粒子速度Z杭体のインピーダンスe)5)6)7)8)衝撃載荷試験結果の解釈波形マッチング解析は特性曲線法と呼ばれる波動計算により伝搬現象をシミュレートし,杭頭の反射波形につ9)いて計算波形と測定波形を比較することにより地盤抵抗を推定する解析である。解析イメージを図―.に,解析モデルを図―.に示す。波形マッチング解析においては,杭頭で測定した情報のみで周面抵抗の分布と先端10)考文献加倉井正昭・山下 清杭基礎設計の最近の動向 杭の性能評価技術の最近の動向,建築技術, 1994 年 3 月号,1994.阿部秋男・田村昌仁基礎の被害調査方法,建築技術,1995年 9 月号,pp. 63~67, 1995.阿部秋男杭の健全性の評価,基礎工,Vol. 24, No. 11,pp. 22~29, 1996.大塚雅裕構造物健全度調査技術の現状と展望,地質と調査,2002年第 2 号,pp. 8~13, 2002.社 建築業協会 地盤基礎専門部会既存杭利用の手引き,2003.菅谷憲一既存杭・既存躯体の利用のための調査,建築技術,2010年 7 月号,pp. 152~153, 2010.地盤工学会杭の鉛直載荷試験方法基準・同解説,2002.Brown, M. J. and Powell, J. J. M.: Comparing rapid loadpile testing for driven and CFA piles in London Clay,Proc. of the 9th Int. conf. on testing and design methodsfor deep foundations, ISKanazawa, pp. 281288, 2012.Holscher, P., van Tol, A. F. and Huy, N. Q.: Rapid pileload tests in the geotechnical centrifuge, Proc. of the 9thInt. conf. on testing and design methods for deep foundations, ISKanazawa, pp. 257263, 2012.Berminham, P. and Janes, M.: An innovative approach toload testing of high capacity pile, Proc. of Int. Conf. Piling and Deep Foundations, London, pp. 409413, 1989.支持力を得ることができる。これは衝撃力による載荷時46地盤工学会誌,―()
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  • タイトル
  • 8. 講座を終えるにあたって(杭基礎の支持層確認と支持力確保)
  • 著者
  • 桑原 文夫
  • 出版
  • 地盤工学会誌 Vol.66 No.9 No.728
  • ページ
  • 47〜48
  • 発行
  • 2018/09/01
  • 文書ID
  • jk201807280020
  • 内容
  • 杭基礎の支持層確認と支持力確保.桑原日本工業大学講座を終えるにあたって文夫(くわばらふみお)株名誉教授/パイルフォーラム副社長って杭周囲の地盤が施工前の状態からどのように変化し. 本講座をふりかえってたかについて述べたもので,数少ない既往の研究成果を本年 4 月号から半年に渡って掲載された本講座の構成を改めて表―.に示した。本講座のタイトル「杭基礎の支持層確認と支持力確保」を噛み砕いていえば,杭基礎は各種の杭種・施工方法があり,それぞれの施工において支持層はどのように確認しているか,そして杭先もとに,杭の支持力発現に影響を及ぼす地盤の状態を明らかにしようと試みたものである。このように見てくると,本講座で扱った最近の新たな知見として次の点を挙げることができる。1)いるかということになる。支持層は杭の種類やその規模によって異なるが,その調査は杭の施工とは独立に地盤調査を行って調べ,確定した支持層深さに基づいて設計を進める。一方,杭の施工においては,地盤を掘り進める過程で各種の情報を入手し,目的とする支持層に到達したことを確認する。し調査設計段階における支持層深さやその分布の正確な予測端支持力を確保するためにどのような施工管理を行って2)杭の施工過程における確かな支持層確認技術3)支持力発現のための確実な施工管理方法これらを念頭にもう一度各章をお読みいただければ幸いである。. 杭工事問題その後たがって,表題前半の「支持層確認」には,地盤調査に本講座の発端となった杭工事問題について,4 月号でよって支持層を確定すること,杭の施工過程で支持層に述べた横浜のマンションのその後については,ほとんど到達したことを確認することの二つの意味がある。本講の情報が公表されていないが,建物の上部構造・杭基礎座の第章と第章は,前者の地盤調査及び設計においとも撤去され,従前と同じ建物が建設されるようである。て支持層を確定する際の問題点に,第章と第章は後あの事件を契機に各種機関で行われた対応の結果,杭の者の杭の施工過程における支持層確認技術にそれぞれ焦設計・施工の実務における現状はどのように変化したで点を当てている。あろうか。表題後半の「支持力確保」では,第章において各種杭工事におけるトラブルの責任として地盤調査者,設の杭の支持力特性を述べ,第章と第章において支持計者,施工者,さらに最終的な工事監理者が挙げられる力を確保するための施工管理方法を詳述している。さらが,上記の問題発覚後半年で出された国土交通省告示1)に,第章ではそれを確認するための検査方法に関するや施工監理に関するガイドライン2)では,トラブルを防最新の知見を紹介している。順序が前後したが,第章止するための施工体制,杭の支持層到達確認,施工記録では各種の杭施工方法の概要を述べ,その施工方法によの保存及び工事監理の実施方法などの方策が記述され,表―. 本講座の構成September, 201847 講  座実際に対応が実行されているようである。等を用いて埋め戻すことが行われる。このような地盤は例えば,支持層の不陸により杭が支持層に未到達とい全体として不均一な状態になるので,そこに新設杭を配うトラブルを防ぐために,杭の支持層を調査するための置する場合には,その杭の性能を確保するために,設計地盤調査の間隔については,従来から示されていた日本で配慮すべき事項が増えるとともに,通常の施工に比べ建築学会『建築基礎設計のための地盤調査計画指針』3)て細心の注意が必要である。このように既存杭の撤去後における適正な地盤調査数などがあらためて認識され,に新設杭を施工する場合には多くの知見が必要であるが,順守されるようになったと思われる。さらに,すべてのそれらについての適切な情報が少なく,よりどころとな杭位置においてその支持層を確認するための地盤調査がる技術指針の策定が急がれる。行われるようなケースも増えていると聞く。この全杭位杭基礎の将来展望として,杭径や杭長の増大傾向は今置による調査ボーリングを否定する訳ではないが,本講後も続くと思われる。杭径に関して言えば,既製コンク座第章で紹介したような合理的な手法などを用いて,リート杭の開発においては,近い将来直径 2 m の杭が調査地点間の支持層深さを推定することにより,実務的出現する勢いである。場所打ちコンクリート杭の軸径はな調査数の適用がなされることを望む。既に 3 m を超えているが,建築分野では先端径をさら先の告示や建設業団体が取りまとめた施工ルール4),5)に拡大した拡底杭の開発が盛んである。いずれの杭も技により,施工者間の関係についても,元請と杭を実際に術的に築造可能と思われるが,欠陥のある杭が築造され施工する下請との間の役割や責任の分担について明記さている現実もある。供用時において何も問題が発見されれた。本講座ではこのような問題は取り上げなかったが,ない場合があるが,たまたまその間に大地震に遭遇しな実際の工事において,杭基礎の品質の確保のためには避かっただけかも知れない。けて通ることはできない問題である。杭の設計・施工は何らかの理由により,実際に施工された杭を掘り出すいくつかのステップから成り立っているが,その中の一機会に立ち会ったとき,既製杭の先端根固め部が所定の部を担当した技術者は,自分が担当した部分だけでなく,形状・寸法を満足していない場合や十分な強度の根固めすべての部分で行われていることを熟知する必要がある部ができていないケース,場所打ちコンクリート杭のコと考えている。ンクリートがその掘削孔壁まで充填されていないケース. 将来の杭施工法への展望に遭遇することがしばしばある。これらは施工管理に問題があったことが原因で,完成後の検査も十分に行われ現在,都市部の建設(特に建築)現場では,自然な状ていなかったからであろう。杭基礎の将来は何よりもこ態の地盤に杭を施工することはむしろまれで,前の構造の点(地中における施工を確実に管理し,それを確認す物の既存杭を撤去した跡に新設杭を施工するケースが増る技術)に掛かっていると思う。新たな性能開発に向かえている。新設杭の施工中に残置された杭が出現するこう前に,現在の杭基礎の施工を確実に管理する技術の開ともあり,杭を撤去してもその影響により新設杭の傾発に力を注ぐことが何よりも優先されるべきである。斜・偏心などのトラブルが生じる場合がある。さらに,今後,杭体の製造や施工工程における情報の記録を残引き抜き後の処理の不備により,供用後に新設杭の支持し,施工管理の充実と完成後の検査を通じて,杭基礎の力不足に発展するケースもあり,既存杭の処理に関する性能を保証する体制を整えることを期待している。問題が急浮上してきている。謝辞一方,将来の建設事情を考慮すると,既存杭を新設構本講座の企画,執筆,編集及び査読を通じて,各章執造物の基礎として再利用することができれば,既存杭の筆者の皆様,講座委員会の皆様には大変お世話になりま撤去及び新設杭の施工における費用の低減,既存杭の撤した。講座を終えるにあたり,厚くお礼申し上げます。去に伴う周囲の地盤の緩みなど新設杭の性能へ与える悪影響や土壌汚染の防止など,多くのメリットが考えられる6)。しかし,このような利点があるにも関わらず,最近の適用例が少ない原因として,旧設計図書の確認,現行の規基準との整合,さらに既存杭の現状の調査などいくつかの必要なハードルがあり,適用例の増加に繋がっ参1)2)3)ていないものと思われる。さらに,新設杭の施工中において何らかのトラブルが生じ,簡単な対処では済まない場合にその杭を引き抜き,4)5)再施工するケースが増えてきている。このように,既存杭,新設杭を問わず杭を引き抜いた場合,そこには抜き穴ができるので,その部分を土砂やセメント系の固化剤486)考文献平成28年国土交通省告示468号基礎ぐい工事の適正な施工を確保するために講ずべき措置,2016.国土交通省住宅局建築指導課長通知第 4239 号基礎ぐい工事における工事監理ガイドライン,2016.日本建築学会建築基礎設計のための地盤調査計画指針,p. 23, 2009.日本建設業連合会既製コンクリート杭施工管理指針(案),2015.コンクリートパイル建設技術協会既製コンクリート杭工法の施工管理要領(案),2015.加倉井正昭既存杭再利用の現状と今後,地盤工学会誌,Vol. 61, No. 8, pp. 1~5, 2013.地盤工学会誌,―()
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  • タイトル
  • 7. 粘土試料の長期保存(サンプリングの極意)
  • 著者
  • 渡部 要一・畠山 正則・江川 祐輔
  • 出版
  • 地盤工学会誌 Vol.66 No.9 No.728
  • ページ
  • 49〜56
  • 発行
  • 2018/09/01
  • 文書ID
  • jk201807280021
  • 内容
  • サンプリングの極意.渡部要一(わたべ北海道大学大学院粘土試料の長期保存畠よういち)山正教授江則(はたけやままさのり)株応用地質川祐輔(えがわゆうすけ)株関西エアポート. は じ め にその後,真空パック法のさらに長期的な有効性を評価するために, 20 年間保存した試料に対して,酸化によ力学試験に供する土試料を保存する方法として,乾燥る変色やカビ発生の状況を目視観察するとともに,残留による含水比変化の防止や試料変形の防止などを目的と有効応力や圧密特性について調べた。加えて,化学的なして,パラフィンによりシールする方法が広く採用され特性として,含有鉱物の析出物の観察,酸化還元電位,ている。しかしながら,パラフィンシールによる保存方水素イオン濃度 pH,全硫黄と硫酸態硫黄の分析をした。法は,含水比や変形といった上述の項目に対する変化を関西国際空港における試料の長期保存の目的は,大阪防止する対策としてはある程度の効果を期待できても,湾洪積粘土の圧縮・圧密特性を再評価することである。応力解放による体積膨張,カビの発生,並びに酸化によしかしながら,長期保存した試料に対して実施した圧密る変色・変質については防止効果が十分ではない可能性試験の結果には,長期保存の影響が現れるのも事実であがある。る。 20 年以上長期保存した試料では,飽和度が低下し設計に向けた地盤調査においては,構造物の安定性をているために,空気の圧縮に起因した再圧縮(初期状態予測するための各種せん断試験や,沈下予測のための圧から有効土被り圧までの圧縮)が顕著に表れ,沈下予測密試験等を実施する必要がある。これに加えて,筆者らに用いるべき圧縮曲線が得られないことも多い。このたが検討対象としている関西国際空港は,軟弱地盤上の巨め,沈下予測に使うべき圧縮曲線を得る方法について検大人工島プロジェクトであり,圧密沈下が供用開始後も討する必要があった。そこで,定ひずみ速度載荷圧密試長期にわたって継続することから,沈下の予測精度を向験( CRS 圧密試験)において,有効土被り圧で十分に上させる努力を継続することが重要である。以下では,予圧密してから定ひずみ速度載荷を開始する試験を実施関西国際空港の事例を中心に詳細を記述する。し,通常の CRS 圧密試験との比較から,定ひずみ速度長期圧密沈下予測精度向上のためには,沈下の計測載荷開始時の応力状態が圧縮曲線に与える影響についてデータを予測にフィードバックするだけでなく,未解明検討した。また,これらの結果を踏まえて,長期保存しな点も多い長期圧密沈下のメカニズムそのものを解明すた試料に対して実務で実施すべき CRS 圧密試験の方法るための継続的な土質試験も欠かせない。しかしながら,を提案した3)。新たな試料を採取するには膨大な費用がかかるだけでなく,巨大人工島の荷重が載荷された当該海底地盤から,自然に堆積していた初期状態にある試料を得ることはも. 長期保存した試料の状態.. 採取地点とサンプリング方法はや不可能である。そこで,筆者らの研究グループは,対象とした試料は,関西国際空港 2 期島建設予定地関西国際空港に関係する技術者らとともに,建設時に採(当時)の海底地盤(ボーリング No. 6 1)より 1994年取しその後長期保存してきた試料を使って,長期圧密沈に採取したものである。大阪湾の海底地盤モデルを図―下のメカニズム解明を目指した研究に取り組んでいる。.に示す。当該地盤は,粘土層及び砂層が互層となっ試料を長期保存するための方法として,食品包装用のて数百 m 堆積している。海成粘土層は,堆積年代の古真空パック装置を応用することを考え, 1994 年に実施い下部地層より Ma0, Ma1, Ma2 …と名付けられ,海底した関西国際空港 2 期島建設海域の地盤調査において表層の最も新しい粘土層が Ma13 である。 Ma12 以深が初めて適用した。採取した試料を真空パック法により保更新統の粘土層(洪積粘土層),表層の Ma13 が完新統存し,5 年後及び10年後の試料に対して各種検討を行っの粘土層(沖積粘土層)である。た。その結果,後述するように,真空パック法は,従来粘土層を主体とする海底地盤上に大規模な空港島を建のパラフィンシールによる保存方法よりも,酸化やカビ設して一様な荷重が作用するため, 1 期島では約 450の発生防止に有効で,さらに,応力解放に伴う強度低下kPa , 2 期島では約 600 kPa もの圧密圧力増分がほとんを抑制することに対しても極めて高い効果を発揮するこど分散せず深層にまで作用する。最表層の Ma13層は,とが明らかになった1),2)。サンドドレーンにより圧密が促進され,建設中に圧密をSeptember, 201849 講  座表―. 真空パック袋の仕様図―. 関西国際空港の海底地盤の地層ほぼ終了させることができたが,深部は地盤改良を施すには深すぎるため,圧密特性を把握して沈下を予測し,空港施設として機能する標高と平坦性を確保した人工島を建設する必要があった。圧密沈下の検討が必要な地層として,深度400 m 程度までの物性を把握する必要があると考えられた。そこで,大深度ボーリングに対応するため,港研式ワイヤーライン工法4)によるサンプリングが実施された。港研式ワイヤーライン工法は,深層岩盤写真―. 真空パック作業状況(a)真空パック袋に入れた試料(b)減圧してヒートシールコアリング専用に開発されたワイヤーラインコアラーの原理を応用したもので,軟弱粘性土から岩盤まで幅広い地盤材料を乱れの少ない状態で採取できるように改良・開発されたものである。.. 試料の保存大深度から採取した試料は,著しい応力解放の影響により体積膨張や潜在クラックが発生する他,還元環境から酸化環境に移行することによる物性変化など,様々な要因による乱れを受ける。そのため,試料採取時の品質をできるだけ長く維持させる対処法が求められた。その対応策として考案した方法が以下に述べる真空パック法である。真空パック法の概要真空パック装置は,食品等の保存用に市販されている卓上型のバキュームシーラーである。吸気・減圧ポンプ写真―. 20 年間の長期保存試料の外観( a )良好な真空パック,( b )真空パックは良好であるが表面に突起物,( c )気密性が悪く表面に突起物,(d)気密性が悪く乾燥とヒートシール(熱融着)機能を有し,吸気性能は最大-500 mmHg(-64.5 kPa)である。真空パック用の袋は,ガスバリア性が高く,酸素透過度の低いものを使用した。真空パック袋の仕様を表―.に,真空パック作上の硬質な試料である必要がある1)。なお,袋の内部を業の状況を写真―.に示す。高分子フィルムで包んだ真空にしたとき,大気圧が拘束圧として作用するが,非試料を真空パック袋に入れ,真空パック袋の解放部を真排水状態での全応力の変化であり,飽和度が十分に高け空パック装置の吸気ノズルに被せ,シールヒーターを押れば,理想的には有効応力は変化しない。試料の外観さえつけながら減圧を開始する。減圧されて真空パック袋と試料が密着した状態でヒートシールし,真空パック20 年間にわたり真空パックにより保存した試料の外作業が完了となる。パラフィンシールによる保存方法に観として,代表例を写真―.に示す。試料の多くは写比べて作業は極めて簡便で,真空パック後に透明な真空真―.の( a )及び( b )のような状態にあった。( a )の試パック袋を通して試料の状態を確認できることも大きな料は良好な真空パック状態が保たれており,試料表面の特長である。真空パック袋にできるだけ皺が残らないよみならず内部を観察しても変色は見られず,真空パックうに真空パック処理することが,長期保存には欠かせな時の試料に近い状態が維持されていた。(b)の試料も良い。また,真空パック法を適用するには,袋の偏りなど好な真空パック状態が保たれていたが,試料表面に小さで変形しないように,一軸圧縮強さ qu が約75 kN/m2 以な突起物が確認された。一方,( c )及び( d )の試料は真50地盤工学会誌,―() 講  座空パックの気密性が悪く,試料表面が黄褐色や茶褐色に変色し,小さな突起物が多数確認された。特に(d)の試料は,ほぼ乾燥状態で,パック袋と試料表面との剥離が著しかった。. 長期保存試料の力学特性20 年間にわたり真空パックで長期保存した試料を対象に,残留有効応力を指標として乱れの評価5)を行った。また,採取直後と長期保存後の試料における圧密特性の写真―. マトリックサクションの測定状況(a)下側供試体上にフィルターペーパーを設置,( b )上側供試体の設置違いを比較して,真空パック法の有効性を力学的な観点から検証した。.. 残留有効応力を指標とした乱れの評価粘性土試料の乱れの程度を表す指標の一つとして,残留有効応力を計測した。大気圧(間隙空気圧 ua=0)の下での残留有効応力は,供試体内のマトリックポテンシャル(負の間隙水圧 uw)の符号を逆転させた値(-uw)で表され,マトリックサクション s と称される。大深度から採取した試料のマトリックサクションは非常に高い値を示すため,一般的な加圧板法による試験法では測定ができない。そのため,ここではフィルターペーパー法によって計測した。試料は,Ma12層(G.L.-80 m 付近)~Ma0 層(G.L.-390 m 付近)を対象とした。マトリックサクションの測定フィルターペーパー法の適用については,簡易的に 0図―. マトリックサクション s と有効土被り圧 sv0′の~ 5 MPa 程度の広範囲なマトリックサクションの測定関係事例が報告されている6)。フィルターペーパー法によるマトリックサクションの測定状況を写真―.に示す。高い残留有効応力が保持されていることを示唆する結果試料に挟んだフィルターペーパーの含水比が平衡状態にが得られた。なったとき,試料のマトリックサクションが反映されて湿潤化する性質を利用している。.. 圧密特性20 年間長期保存した試料の圧密特性を調べるため,試験に用いたフィルターペーパーは定量濾紙で,文定ひずみ速度載荷圧密試験を実施し,試料採取直後の圧献6)と同等の品質のものである。フィルターペーパーの密特性と比較した。なお,これまでにも,真空パック法平衡含水比とマトリックサクションの関係は,文献6)にによる長期保存試料の品質を調べる目的で,保存期間 5示されたキャリブレーションカーブより決定した。平衡年及び 10 年の段階でも定ひずみ速度載荷圧密試験を実状態に達するまでの期間は,通常の軟弱な粘性土であれ施してきており,その結果は文献1),2)を参照していただば 7 日間程度で十分であるが,対象とした硬質粘性土きたい。試験に用いた試料試料の場合は,試料とフィルターペーパーとの密着性が劣る点も考慮して14日間とした。試験には,真空パックの状態が良好であった Ma12層残留有効応力と有効土被り圧の関係( G.L.- 80 m 付近), Ma9 層(G.L.- 160 m 付近)からマトリックサクション s と有効土被り圧 sv0′の関係を選定した 2 試料を用いた。試料の物性値を近傍試料の図―.に示す。20年間長期保存した試料のデータを×採取直後の物性値とともに表―.に示す。 Ma12 層の印でプロットした。比較対象として,試料採取直後に測試料は, 20 年間の長期保存後においても,採取直後と定した洪積粘土層のデータ7)を●印,沖積粘土層のデー同等の含水比や湿潤密度が保たれており,飽和度も99.6タ8)を○印で示した。なお,既往データのうち,沖積粘と高い値であった。一方, Ma9 層の試料は, 20 年間土のデータは加圧板法による計測値であるが,洪積粘土の長期保存により,採取直後よりも含水比が約 9低下のデータは,長期保存試料と同様にフィルターペーパーしており,飽和度も86.9とやや低い値であった。法による計測値である。 20 年間保存した試料と採取直定ひずみ速度載荷圧密試験の方法後に測定した試料のデータは,両者ともほぼ同一で良好圧密試験として,定ひずみ速度載荷による圧密試験′が 1 000 kPa 以下な相関関係を示し,有効土被り圧 sv0(CRS 圧密試験)を実施した。ひずみ速度を0.01/min′の 1 / 5 ~ 1 / 3の範囲ではマトリックサクション s は sv0( 1.67 × 10-6 s-1 ),背圧を 200 kPa とした。試験装置の倍,有効土被り圧 sv0′が 1 000 kPa を超える範囲ではマ載荷部にはダイレクトドライブモータを搭載し,その最′の 1 / 2 ~ 1 倍となっており,トリックサクション s は sv0大荷重は50 kN で,硬質試料に対しても十分な載荷能力September, 201851 講  座表―. 試料の物性値を有する。CRS 圧密試験の結果Ma12 層と Ma9 層の試料に対する 20 年間の長期保存試料の CRS 圧密試験の結果を採取直後の試験結果と比較して図―.と図―.にそれぞれ示す。ここでは,(a)圧縮曲線(e-log p′関係),並びに(b)圧密係数と圧密圧関係)を示した。なお,圧縮曲力の関係(log cv-log p′図―. CRS 圧密試験の結果(Ma12)線から読み取った圧密降伏応力 pc と圧縮指数 Cc を上掲の表―.に併記した。Ma12 層の試料(図―.)では, 20 年間の長期保存試料の試験結果は,採取直後の試料の試験結果とほぼ一致する結果が得られた。特に,圧縮曲線においては,過圧密領域における再圧縮過程の圧縮量や,降伏後の正規圧密領域の曲線の形状,圧密降伏応力 pc や圧縮指数 Ccに保存期間の違いによる有意な差は見られない。また,圧密係数 cv についても非常によく一致した結果が得られた。このように,間隙構造や圧縮・圧密特性について,長期保存による劣化の影響は実質的にないと判断できる。Ma9 層の試料(図―.)では,20年間長期保存した試料は,上述したように飽和度が86.9とやや低い値であったが,圧縮曲線(e~log p 関係)とそこから読み取れる pc や Cc については,保存前の試料との有意な差は見られない。圧密係数 cv については,過圧密領域において 1 オーダーも小さな値が得られた。これについては,不飽和化が進んだことによる透水係数の低下などが原因ではないかと推察される。. 長期保存試料の化学特性真空パックによる 20 年間の長期保存試料は,上述のように真空パック状態が良好なものと不良なものとが混図―. CRS 圧密試験の結果(Ma9)在していた。不良な真空パック状態の試料では,表面につぶつぶの突起物が析出していた。ここでは,真空パック法の有効性を化学的な観点から検証することを目的と観察方法を表―.にまとめた。して,この突起物について顕微鏡観察とイオンクロマト.. 試料の観察と表面突起物の分析グラフによって分析した。また, 20 年間の長期保存に試料の選定と目視観察よる化学的変化として,酸化還元電位の変化,酸化反応試験には,写真―.と表―.に示す計 4 試料を用による物質変化の指標となる水素イオン濃度 pH,及びいた。試料の直径は,一般的なシンウォールサンプラー全硫黄と硫酸態硫黄の計測を行った。化学分析の試験・により採取されたものよりも太く 80 mm である。真空52地盤工学会誌,―() 講  座表―. 化学分析に関連した試験・観察方法表―. 試料の化学分析結果と含水比写真―. 白い突起物とその周囲の観察画像写真―. 白い突起物の拡大観察画像風化試料の表面には白色の突起物がいくつか確認された。一方,No. 4 の強風化試料には白色の突起物が多数確認され,乾燥が少し進んだ状態にあった。試料の顕微鏡観察と表面突起物の分析試料表面に白色の突起物が確認された No. 1 と No. 4の試料について,実体顕微鏡で撮影した突起物周囲の画像を写真―.に示す。また, No. 4 の突起物について,顕微鏡でさらに拡大撮影した画像を写真―.に示す。No. 1 の試料(弱風化)と No. 4 の試料(強風化)の表面には白色の突起物が確認され,それを顕微鏡で拡大すると針状の結晶であることが確認できる。白色の突起物写真―. 長期保存試料の外観をピンセットで採取して水に溶解させ,イオンクロマトグラフでイオン分析を行った結果,硫酸イオンとカルシパック状態が良好と判断された 2 試料(No. 2Ma9 層,ウムイオンが検出された。このことから,白色の突起物No. 3Ma7 層)と,真空パック状態が不良で試料が弱は硫酸カルシウムの結晶,いわゆる石膏であることが明風化あるいは強風化と判断された 2 試料( No. 1(弱風らかとなった。石膏が生成するメカニズムは,まず,試化) Ma10 層, No. 4 (強風化) Ma1 層)を選定した。料に 含 ま れる 黄 鉄 鉱( FeS2 ) が酸 化 し て硫 酸 イ オン試料は,目視観察後に,試料中心部から q45 mm まで( SO42- )ができ,乾燥が進行するとともに試料表面にの中心部分, q45 mm から q65 mm までの中間部分,向かって移動する。移動する過程で試料中のカルシウムq65 mm から q80 mm までの外側部分に切り分け,酸が溶解され,カルシウムイオンと硫酸イオンが試料表面化還元電位の計測に供した。 No. 1 ~ No. 3 の試料は外でイオン結合する。そして,試料表面の乾燥がさらに進見的には大きな変化がないように見えるが,No. 1 の弱行すると結合イオンが濃縮して結晶化し,白い突起物とSeptember, 201853 講  座一方,真空パック状態が良好であると判断された No.2 と No. 3 の酸化還元電位( ORP)は- 200 mV 以下の値を示し,嫌気状態が保持されていることが分かる。pH ( H2O )は 8~ 9 以上の弱いアルカリ性を示す。硫酸態硫黄(SO4S)はほとんど検出されず,全硫黄(TS)の酸化が抑制されていることが分かる。このように,化学的な面から見ても,原地盤に近い状態が維持できていること,すなわち,真空パックによる試料の長期保存法写真―. 試料 No. 3 の表面近傍断面の SEM 画像して析出すると推察される。走査型電子顕微鏡による黄鉄鉱の観察が有効であることが検証できたといえる。. 長期保存した洪積粘土の CRS 圧密試験大阪湾洪積粘土の圧縮特性を再評価する一環として,真空パック状態が良好であると判断された No. 2 と関西国際空港 2 期事業の地盤調査において 1994 年に採No. 3 の試料表面には,白色の突起物は確認されなかっ取された試料を使い,定ひずみ速度載荷圧密試験た。そのうち,No. 3 の試料表面近傍の断面の状態を走(CRS 圧密試験)を実施している。しかし,20年以上長査型電子顕微鏡で観察した。観察画像の一例(倍率期保存した試料では,飽和度が低下しているものもあり,5 000倍)を写真―.に示す。黄鉄鉱の結晶が大きさ 5空気の圧縮に起因した再圧縮が顕著に表れ,沈下予測にmm を超える木苺状の集合体を形成しているものが多数用いるべき圧縮曲線が得られないことが多い。そこで,確認された。このことから,真空パック状態が良好であ通常の CRS 圧密試験に加えて,有効土被り圧で十分にった No. 3 の試料は, 20 年間の長期保存後も酸素との予圧密してから定ひずみ速度載荷を開始する CRS 圧密接触が遮断され,酸化による黄鉄鉱の分解が進まなかっ試験を行い,両者の比較から初期応力状態が圧縮曲線にたと推察できる。与える影響について検討した結果3)を紹介する。また,.. 試料内部の酸化還元電位と酸性化の状況これらの結果を踏まえて,長期保存した試料に対して実各 試 料の 中 心 部 分 (中 心 か ら q45 mm ), 中 間 部分務で実施すべき CRS 圧密試験の方法を紹介する。( q45 mm から q65 mm ),外側部分( q65 mm から q80.. 試験に用いた試料mm)を対象としてそれぞれ測定した酸化還元電位と酸試験に用いた試料は,関西国際空港 2 期事業の地盤性化に関する分析結果を表―.に示す。一般に試料が調査として, 1994 年に実施したボーリング孔 No. 6 1酸性化すると,i)酸化還元電位の増加,ii)硫酸態硫黄( 2 期島の滑走路の中央付近)の深度 G.L. - 135.7 m 前の増加, iii)水素イオン濃度 pH の低下, iv)過酸化水後から採取した試料である。当該粘土試料は大阪湾海成素による強制酸化 pH による強酸性化, v)乾燥による粘土層 Ma9 の上部に位置し,シルト分と粘土分がそれ含水比の低下などの傾向が現れる。なお,酸素と触れるぞれ約 50 含まれ,砂分はほとんど含まれていない。のは気密性が悪いことと直結している。液性限界は約100,塑性指数が約60の高塑性で圧縮性このような傾向に着目すると,弱風化と判断されたNo. 1 の酸化還元電位(ORP)は,そもそも真空パックの高い粘土である。.. 試験条件と試験手順状態が良好であった No. 2 や No. 3 より高い値を示して一定の速度でひずみ速度を与え始める際の初期状態にいるが,さらに細かく見ると,中心部分で- 84 mV かついて,以下のような条件を設定して CRS 圧密試験をら外側部分で-78 mV に上昇し,pH(H2O)は弱いアル実施した。試料の一覧を表―.に,試験手順の説明図カリ性を示している。全硫黄(TS)の50以上が硫酸を図―.に示す。態硫黄(SO4S)であり,さらに細かく見ると,硫酸態試験は A 1 ~ A 3 の計 3 ケース実施した。いずれの硫黄は中心から外側方向に増加し,外側ほど酸化の進行ケースでも,背圧は200 kPa,メインとなる載荷過程でが顕著であることが分かる。含水比は中心部分から外側の一定のひずみ速度は 0.02 / min ( 3.3 × 10-6 s-1 )と部分に向かって約 4低下しており,試料表面からの乾した。 A 1 が JIS A 1227 による基本試験である。この燥による風化の影響が示唆される。強風化と判断された試験では,供試体を CRS 圧密試験用のセルに設置したNo. 4 の酸化還元電位(ORP)も,中心部分で-72 mV後,ピストンを供試体に接触させて膨張に対して変位をから外側部分で-40 mV に上昇し,pH(H2O)は中性を拘束した状態で,セルに背圧を作用させて試料を飽和さ示す。硫酸態硫黄(SO4S)は中心部分から外側部分にせてから,一定のひずみ速度を与えて CRS 圧密試験を向かって高くなり,外側ほど酸化の進行が顕著である。実施した。この試験と比較して,原位置の試料の状態を過酸化水素による強制酸化 pH による強酸性化が認めら考慮した圧縮曲線が得られるように,有効土被り圧れ,硫酸イオンに変化する硫黄が多く残っていることを( sv0′= 967 kPa )において予圧密した後を初期状態とし示している。含水比は全体として小さく,既に試料中心て CRS 圧密試験を実施したものが A 2 及び A 3 であ部まで乾燥による風化が顕著に進行している可能性が示る。 A 2 では, A 1 に倣って供試体設置時に背圧を作唆される。用させて試料を飽和させ,定ひずみ速度で有効土被り圧54地盤工学会誌,―() 講  座表―. 圧密試験に用いた試料図―. 各試験で試験結果として得られた圧縮曲線( 3.3 × 10-6 s-1 ))であったとしても,有効土被り圧での予圧密過程の有無によって,圧縮曲線の位置が異なることが分かる。当該試料は原位置において長い年月を経て(堆積後およそ 30 万年)圧密されていたことから,図―. CRS 圧密の試験手順説明図有効土被り圧での予圧密過程において大きな沈下が生じる本質的な理由はなく,サンプリング時の試料の乱れやに達するまで載荷したところで圧密圧力を一定に保ち,長期保存による不飽和化などの影響であると考えられる。7 日間にわたって予圧密した。その後,定ひずみ速度で圧密降伏までの沈下量や,ひずみ速度の影響に着目する載荷し,軸荷重,変位,過剰間隙水圧を計測しながら十限りにおいて,原位置の沈下予測に用いる圧縮曲線とし分な正規圧密圧力に達するまで CRS 圧密試験を実施しては, A 2 で得られたものの方が A 1 で得られたものた。もう一方の A 3 では, A 2 とほぼ同様の試験を実よりも適しているといえそうである。この場合,予圧密施したが,供試体の設置時に飽和させるのではなく,試後の A 2 では過圧密領域での沈下がほとんどないこと料の吸水・膨張を避けるために圧密圧力が有効土被り圧から,予測される沈下量は A 1 を用いる場合よりも小に達したところで背圧を作用させて試料を飽和させた。さくなる。.. 試験結果供試体のセット時から飽和させた A 2 と有効土被り定ひずみ速度載荷圧密試験から得られたひずみと圧密圧での予圧密開始直前に飽和させた A 3 を比べると,有効応力の関係(圧縮曲線)を図―.に示す。ここで有効土被り圧に達した時点で A 3 の方がひずみ量としは,予圧密圧力までひずみ制御で圧密圧力を増加させたて 1.2 大きくなった。これは,不飽和であるために排過程,予圧密の過程,メインとなる定ひずみ速度載荷の水を伴わない圧縮が含まれることに起因していると考え過程からなる全過程について描いてある。土被り圧までられる。実際,表―.に示した供試体の飽和度に着目の載荷過程におけるひずみは,初期から飽和させた Aすると,飽和度は 90 前後であり,試料採取から 20 年2 の方が有効土被り圧で飽和させた A 3 より小さく,以上の年月を経て飽和度が下がっていたことが考えられ逆に,予圧密過程におけるひずみは A2 の方が A3 よる。しかしながら,飽和させて予圧密を行った後の圧縮り大きい。これらの大小関係は,予圧密終了時までに相曲線は, A 2 と A 3 の結果は非常に良く一致しており,殺され,メインとなる定ひずみ速度載荷過程でのひずみ飽和させるタイミングによらず,飽和させて予圧密を行は同程度となった。ここでは紙面の制限から図としてはった後の圧縮曲線はほぼ同一の結果になることが分かっ示していないが,予圧密中のひずみ速度は次第に減少し,た。7 日間の予圧密過程終了時に約 1× 10-8 s-1 となった。.. 沈下予測に用いる圧縮曲線これは,圧密圧力を有効土被り圧まで増加させた際のひA 2 の試験結果である圧縮曲線に基づいて,原位置ずみ速度より 2 オーダー小さな値である。の沈下予測に用いるべき圧縮曲線を描く方法を検討した供試体を設置したときに飽和させた A1 と A2 は有ものが図―.である。試料採取して間もなかった頃の効土被り圧までの曲線はほぼ一致するが,圧密降伏後のCRS 圧密試験から得られた圧縮曲線9)において,ひずみ正規圧密領域の曲線に着目すると, A 2 で得られた曲で表した膨張指数 Ces が約 0.3 であったことを利用し線は A 1 で得られた曲線の下側にほぼ平行移動して描て,過圧密領域の弾性ひずみ成分を圧密有効応力の対数かれている。 A 2 の予圧密後の定ひずみ速度載荷では,に対して直線で表現できると仮定し,予圧密ありとした初期の部分はわずかなひずみを与えるだけで圧密有効応A2 のメインとなる載荷部分(曲線 a)から弾性ひずみ力が増加するため,圧密降伏応力は極めて明瞭に現れた。成分を差し引いて,さらに,有効土被り圧においてひずなお,予圧密ありの A 2 で得られた圧密降伏応力は,みがゼロとなるようにオフセットしたものを曲線 b と予圧密なしの A 1 で得られた圧密降伏応力とほぼ同等して描いた。また,これに圧密有効応力が 1 kPa のとであった。同一のひずみ速度(この場合は 0.02 / minきのひずみがゼロとなるように表現した弾性ひずみを足September, 201855 講  座とが示唆された。このような試料の場合,原地盤で受けていた有効土被り圧までの再圧縮過程では,本来ならば沈下がほとんど生じないはずであるのに,長期保存した試料は,再圧縮過程での沈下量が大きくなる傾向が見られた。そこで,再圧縮の影響を含まない圧縮曲線を得るために,有効土被り圧において予圧密を組み入れたCRS 圧密試験を実施した。有効土被り圧で十分に予圧密をしてから定ひずみ速度載荷を開始することにより,長期間保存した試料の場合でも,実務で沈下計算に使うべき代表的な圧縮曲線を得られることが分かった。図―. 試験結果に基づいて描いた原位置の沈下予測に用いるべき圧縮曲線参1)し合わせたものを曲線 c として描いた。このようにして描いた圧縮曲線 c は,通常の CRS 圧密試験で得られる2)圧縮曲線に比べて,有効土被り圧までの再圧縮過程でのひずみが小さくなり,さらに,圧密降伏が明瞭に現れて圧密降伏応力を読み取りやすくなっている。また,弾性3)ひずみと粘塑性ひずみとを意識した圧縮曲線が得られることから,近年研究が進んでいるアイソタック概念のモデル化10)とも合致した曲線となっている。. ま とめ4)5)供用開始後にも長期間にわたり残留沈下が継続する関西国際空港では,圧密のメカニズムを解明するための試験を継続して実施してきており,試料の長期保存が不可6)欠であった。そこで更新統の粘性土(洪積粘土)のような硬質な試料に対して採用された試料保存方法が,真空7)パック法である。気密性の高い真空パック袋を使用し,良好な真空パック状態が長期間保持されていた試料につ8)いては,試料の物性を力学的・化学的観点から評価した結果,試料直後と比較して遜色ない品質が保たれている9)ことが確認された。ただし,深部から採取された粘性土の場合,真空パック法により長期間保存された試料は,若干ではあるが飽和度が低下する傾向が見られた。 20年間の長期保存試料の場合,真空パック状態が良好で,採取直後と同等の状態が維持されている試料が多い一方で,外見上には目立った変化がなくても,含水比や飽和10)考文献畠山正則・大塚浩二真空パックによった長期保存試料の物性変化,第 33 回地盤工学研究発表会, pp. 413 ~414, 1998.畠山正則・持田文弘・渡部 有真空パックによる長期保存試料の物性変化について(その 2 ),第 38 回地盤工学研究発表会,pp. 195~196, 2003.渡部要一・畠山正則・橋爪秀夫・江川祐輔長期保存した洪積粘土の CRS 圧密試験における初期応力状態が圧縮曲線に与える影響,第53回地盤工学研究発表会(印刷中),2018.堀江宏保・善 功企・石井一郎・松本一明大阪湾泉州沖海底地盤の工学的性質(その 1)ボーリング及びサンプリング,港湾技研資料,No. 498, pp. 5~45, 1984.Tanaka, H., Sharma, P., Tsuchida, T. and Tanaka, M.:Comparative study on sample quality using several typesof samplers, Soils and Foundations, Vol. 36, No. 2, pp. 5768, 1996.Fredlund, D. G. and Rahardjo, H.: Soil Mechanics forUnsaturated Soils, John Wiley & Sons, pp. 7780, 1993.畠山正則・京野 修フィルターペーパー法によるサクションの測定例,第 32 回地盤工学研究発表会, pp. 363~364, 1997.畠山正則・松本一明サンプリングによる乱れが強度とサクションに与える影響,平成 4 年度サンプリングシンポジウム 発表論文集,pp. 71~76, 1992.Watabe, Y., Tsuchida, T. and Adachi, K.: Undrainedshear strength of Pleistocene clay in Osaka Bay, Journalof Geotechnical and Geoenvironmental Engineering,ASCE, Vol. 128, No. 3, pp. 216226, 2002.Watabe, Y., Udaka, K., Nakatani, Y. and Leroueil, S.:Longterm consolidation behavior interpreted withisotache concept for worldwide clays, Soils and Foundations, Vol. 52, No. 3, pp. 449464, 2012.度の低下によって,圧密特性の一部に変化が現れ得るこ56地盤工学会誌,―()
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  • タイトル
  • 8. 講座を終えるにあたって(サンプリングの極意)
  • 著者
  • 田中 洋行
  • 出版
  • 地盤工学会誌 Vol.66 No.9 No.728
  • ページ
  • 57〜57
  • 発行
  • 2018/09/01
  • 文書ID
  • jk201807280022
  • 内容
  • サンプリングの極意.田中講座を終えるにあたって洋行(たなか北海道大学ひろゆき)名誉教授本講座を読まれて,読者の方は一口にサンプリングとら,地盤定数を逆算する。必要な地盤定数は通常 c と q言っても対象とする地盤,あるいはその目的によって,(粘着力と内部摩擦角)の 2 つなので,力の釣合いを説その方法が大きく異なることを理解していただいたと思明できる c と q の組み合わせは無限に存在する。このたう。今回の講座の主査を務めた筆者は,軟弱粘性土,とめ,力の釣り合いに加えて,経験的に設定された c を用りわけ均質な海成堆積物を対象としてきた。このため,いるようである。これらの強度定数を用いて対策工(例サンプリングに関する最大の関心事は,正確な力学定数えば,地下水位の低下,抑止杭や抑え盛土)によって,を得るための,乱れの少ない試料の採取であった。しかすべりに対する安全率がどの程度改善されるかを定量化し,今回の講座を通して,全ての分野や目的に共通したすることができる。試料採取では,推定したすべり面に「サンプリングの極意」は存在しないことを改めて実感おける土(岩)の状況の確認が主要な目的となる。した。環境評価に必要な化学分析を行う場合には,「乱二つ目の話題は,埋立地で行われた山留め工事である。れた」,「乱れていない」よりも,いかに採取された試料地盤の教科書では,地盤が軟弱な粘性土である場合には,が「汚染」されていないかが重要なポイントとなる。ま標準貫入試験による N 値ではなくて,採取された「乱た,対象が岩盤の場合には,もちろん力学特性が目的とさない」試料による一軸圧縮強さ(qu)によって強度をなる場合もあるが,断層や風化の度合いなどの観察が重評価することを推奨している。しかし,当該地区で行わ要なこともある。このように,サンプリングの分野でも,れた山留めの設計では,高い費用を出して求められた今はやりの言葉で言えば「多種・多様性」を認識する必qu 値を「あやしげな換算式」を使って N 値に変換した要がある。しかし,口でいうほど現実は簡単でない。多のである。その理由は,山留めの分野で標準的に使われくの地盤調査は公共事業に関連していることが多いので,ている設計方法では, N 値が標準語となっているから費用の支出は「公正性」が強く求められる。このため,である。具体的にいえば,山留め壁に作用する土圧の係地盤調査を発注する担当者は,公的な機関で定められた数は N 値によって示されている。承知のごとく,他の「標準仕様書」に記載された最大公約数的な方法を選択工事と比べて山留めの最大の特徴は,計測しながら掘削せざるをえない。これでは,地盤調査の「多種・多様性」を進めていくことである。したがって,切梁や山留め壁に応えることは難しい。地盤調査の分野でも,専門医とには多くの計測器が取り付けられ,今までに多くのデーは違った幅広い知識をもったホームドクターを育てる必タ,すなわちビッグデータが蓄積されている。山留めの要があるように思われる。せっかくの機会なので,残りの紙面を使って,今回の「標準的な設計方法」では,このビッグデータを使って,地盤種別(N 値)に土圧係数を定めている。テーマに関する筆者の経験を披露したい。最初は,山岳ここで,山留め壁に作用する土圧を少し理論的に考え地帯の道路建設の委員会で得られた経験である。話が逸てみよう。学校で教える土質力学では,壁に作用していれて申し訳ないが,事務局の説明の中で「明かり区間」る土圧は壁の変位によって,主働土圧から受働土圧の範の用語が飛び出した。多くの読者の方はご存知と思われ囲内にあり,山留めの場合には主働土圧と静止土圧の中るが,中には筆者のように浅学な方もおられると思うの間にあることが多い。このため,c と q だけからは単純で説明すると,明かり区間とは,トンネル以外の区間をに土圧係数を求めることは難しいので,ビッグデータに指す用語とのことである。このように,「いろは」の基づいた値が設定されている。しかし,当該地区では設“い”も知らない人間が専門委員を務めたことになる。定された土圧係数はランキンの主働土圧( sz - 2c, sz 話を戻せば,その明かり区間の一部で工事中に斜面が土被り圧)に相当する値より小さくなったのである。す動き,その対策を検討するのが委員会の使命であった。なわち危険側の土圧係数を設定したのである。この山留ボーリングによる試料採取を行うが,室内試験から強度めがその後どうなったかはここでは触れないが, AI の定数を求めることは,この分野では通常行わない。現場活用においてはデータ数とアルゴリズムが鍵とのことで踏査や斜面の動きなどからすべり面を仮定し,現状の状あるが,地盤の分野でも理論に基づいたアルゴリズムが態の安全率は 1.0,すなわち,すべろうとする力とこれ重要であることを指摘したい。に抵抗する力が釣り合っていると考える。この釣合いかSeptember, 201857
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  • 新入会員
  • 著者
  • 出版
  • 地盤工学会誌 Vol.66 No.9 No.728
  • ページ
  • 58〜58
  • 発行
  • 2018/09/01
  • 文書ID
  • jk201807280023
  • 内容
  • 新正室 城中 山設 楽阿 部駒 澤五十嵐杉 山黒 澤葛 西高 橋齋 藤滝 川鵜 飼石 田吉 田西 川58智 志宏 之信 昭慎太郎辰 弥剛 史大 騎直 人功勇 紀寛 行茂遼剛 啓昇 平光隼 人会員株旭化成建材株 地球システム科学株 黒岩測量設計事務所株オリエンタル白石株日本ベース株 安藤・間株東亜建設工業株基礎地盤コンサルタンツ株宇部三菱セメント株東急建設株西松建設株 加藤建設(公財)鉄道総合技術研究所愛知県株 大建設計株 大建設計福井工業大学入会員(7 月理事会承認)井 川谷 山干 野関藤 井忠勝 彦隆 芳香 織稔株 オリエンタルコンサルタンツ広島市株アヲハタ株 ナイバ地下水環境リサーチ渡貞崎内濱桝大桑憲暁知隼凌麻和浩日本大学早稲田大学早稲田大学群馬大学群馬大学東京農工大学東京農工大学岐阜大学学邊松田田田谷内山平大紀人人衣也幸特級別会株三重総合試験センター生会員員( )所属支部(中部)地盤工学会誌,―()
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  • 著者
  • 出版
  • 地盤工学会誌 Vol.66 No.9 No.728
  • ページ
  • 発行
  • 2018/09/01
  • 文書ID
  • jk201807280025
  • 内容
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  • 会告
  • 著者
  • 出版
  • 地盤工学会誌 Vol.66 No.9 No.728
  • ページ
  • A1〜A7
  • 発行
  • 2018/09/01
  • 文書ID
  • jk201807280026
  • 内容
  • ■ お知らせ開催期日締切月日内容開催場所掲載ページ2P「自然災害等の被災会員における会費減免」について■ 論文・原稿募集開催期日締切月日30年12月14日31年 3 月26日行事名開催場所掲載ページ9 月15日「第61回地盤工学シンポジウム」論文募集9 月15日「地盤工学会誌」への概要原稿公募テーマ「気候変動による地盤工学的な課題と緩和策」(予定)JGS 会館 6 月号3P8 月号2P10月15日「地盤工学会誌」への概要原稿公募テーマ「斜面災害とリスクマネジメント・アセットマネジメント」(予定)3P10月30日「エネルギーに基づく液状化予測手法に関するシンポジウム」アブストラクト募集3P■ 催し物開催期日締切月日30年 9 月26日30年 9 月27日30年10月23~25日行事名開催場所2018年度第 2 回 宅地地盤の評価に関する最近の知見講習会『盛土の JGS 会館 7 月号安定と宅地の液状化』5PJGS 会館 7 月号JGS 会館 8 月号6P「防災・環境・維持管理と地形地質講習会」「わかって使う FEM 講習会」30年10月24日~26日参加登録9 月20日30年10月30日~11月 1 日30年11月 1 日「第 8 回大地震や豪雨による地盤災害に関する日本―台湾ワークショップ」The Eighth JapanTaiwan Joint Workshop on Geotechnical Hazards 宇from Large Earthquakes and Heavy Rainfalls3P治7 月号5P島4 月号4P「地盤の動的解析―基礎理論から応用まで―講習会」JGS 会館 8 月号「2018年度第 3 回 宅地地盤の評価に関する最近の知見講習会会館 8 月号『小規模建物の基礎と地盤,擁壁と盛土の安定,地震による杭被害』」 JGS3P第24回 地下水・土壌汚染とその防止対策に関する研究集会30年11月29日掲載ページ福3P■ 支部からのお知らせ支部名北陸支部開催月日締切月日関 東 支 部 30年10月19日名開催場所第 15回地盤調査法「地盤の計測・探査技術見学会」30年11月 2 日関西支部事「公益社団法人地盤工学会北陸支部講習会」30年10月 4 日中 部 支 部 30年 5 月~11月30年 9 月21日行掲載ページ潟4Pつくば4P新第15回地盤工学会関東支部発表会(GeoKanto2018)のご案内東京4 月号6P中部支部名古屋5 月号5Pセミナー部会から年間行事計画のご案内9 月19日イブニングセミナー「液状化とその対策」開催のご案内名古屋5P30年10月13日9 月21日平成30年度「市民見学会」『見てみよう 24 時間 365 日高速道路を見守る管制室。明日をつなぐ道路建設現場。』名古屋5P30年10月 4 日9 月27日地盤工学会関西支部 創立60周年記念企画~特別現場見学会「北陸新幹線事業について」~30年10月27日10月14日平成 30 年度池コース30年11月 2 日30年11月 4 日中 国 支 部 30年 9 月14日四国支部30年11月 9 日,10日ふるさと地盤診断ウォーク奈良あやめ技術展示申込みKansai Geo-Symposium 2018 ―地下水地盤環境・防9 月21日災・計測技術に関するシンポジウム― 開催および広告参加申込み募集のお知らせ10月17日5P奈良5P吹田6P大阪6P10月21日平成 30 年度岸コース9月7日平成30年度ジオテクセミナー松江8 月号4P平成30年度 地盤工学会四国支部技術研究発表会論文募集鳴門8 月号5P発表申込み9 月18日原稿提出10月15日ふるさと地盤診断ウォーク― 1 ―大阪市内湾 支部名開催月日締切月日行事名開催場所掲載ページ『九州地盤情報共有データベース(第 3 版)』 DVD のご案内九州支部6P10月 1 日平成30年度地盤工学会九州支部技術賞(団体の部)候補募集8 月号5P10月 1 日平成30年度地盤工学会九州支部技術賞(個人の部)候補募集8 月号6P10月 1 日平成30年度地盤工学会九州支部貢献賞候補募集8 月号6P■ 共催・協賛・後援開催期日締切月日行30年 9 月 8 日ほか30年 9 月12日~14日事名開催場所2018年度計算力学技術者(CAE 技術者)資格認定試験第18回ロボットシンポジウム30年 9 月20日東京・30年10月 5 日福岡30年10月 4 日「熊本地震に関する特別委員会」報告会建設コンサルタンツ協会近畿支部 第51回研究発表会平成30年度 TRD 工法協会技術セミナー30年11月16日掲載ページ各地7P東京7P東福京岡7P大阪7P東京7P■ その他開催期日締切月日行10月 1 日事名開催場所掲載ページ8 月号福岡大学工学部社会デザイン工学科教員公募7P■ 国際会議・IS 等の開催予定開催期日行事31年 6 月17日~20日名第 7 回地震地盤工学会議国際地盤工学会31年10月14日~18日 第16回アジア地域会議開催地イタリア台ホームページhttp://www.7icege.com/湾地盤工学会ホームページ(https://www.jiban.or.jp/)に,会告及び最新出版案内が掲示されていますのでご覧ください。国際地盤工学会ホームページ(http://www.issmge.org/)地盤工学会の本部及び支部の所在地は本号会告の 8 ページをご参照ください。行事等は予定変更の可能性がありますので,最新情報はホームページ等をご参照ください。■お知らせお知らせ「自然災害等の被災会員における会費減免」について公益社団法人地盤工学会地盤工学会では,自然災害等により被災された会員各位への支援をするため,地盤工学会規則第 14 条 3 項の規定に基づき,下記のとおり,会費免除の取扱いを行うことにいたしました。 ~◯ のいずれかに該当する場合. 会員(個人)のうち次の◯ 被災によって避難および自宅損壊などを被害を被った正会◯員(個人)(罹災証明書コピーもしくは具体的な被災状況が示されている減免申請書の添付が必要) 被災による事業所閉鎖により離職した個人会員(災害時に◯おける雇用保険の特例措置を受けた者で証拠書類コピーの添付が必要) その他,上記に準ずる被害を被ったと判断できる正会員◯(個人) 会員を扶養する者が上記に該当する学生会員◯. 免除の額免除される会費は,原則申請された年度の会費としますが,当該年度の会費が既に納入されている場合は,次年度の会費を免除します。.申込み期限本申請の提出期限は,会費減免申請書が被災後180日該当日のある月末までとします。ただし,会員・支部部において会員に会費減免の申請をすることができないやむを得ない特段の事情があると認めるときは,所定の申請がなくても,会費の減免に関し,上記基準に準じて判断するものとします。. 申込み方法1. に掲げる項目のうちで該当する項目,関連必要書類および会員情報を,Email,FAX または郵便で,学会事務局にご連絡ください。. 申込み先〒 東京都文京区千石――(公社)地盤工学会 会員係――電話―― FAXEmailkaiin@jiban.or.jp【参考】公益社団法人地盤工学会規則(第14条)3.震災,風水害,落雷その他これらに類する自然災害によって被災した会員は,当該年度会費の減免,もしくは次年度会費の減免を行うことができる。会費減免の可否は総務部と連携し,会員・支部部の審議に基づき理事会で決定する。― 2 ― ■論文 ・ 原稿募集「地盤工学会誌」への概要原稿公募テーマ「斜面災害とリスクマネジメント・アセットマネジメント」(予定)会誌編集委員会◇今回募集する下記の特集号に投稿を希望する方は,A4 判縦長の用紙に題名,執筆者と連名者の氏名,所属機関および連絡者を明記のうえ,内容が理解できる 2 000字程度の概要と,必発行号平成年月号(予定)テーマ「斜面災害とリスクマネジメント・アセットマネジメント」(予定)概要原稿の締切り平成年月日趣 旨近年,地球温暖化などの影響により,突発的な豪雨の発生や,降雨量そのものの増加,降雨パターンの変化によって,記録的豪雨が続々と発生しており斜面災害が発生しています。また,降雨のみならず,地震を誘因とする斜面崩壊も発生しており,斜面防災への取り組みの重要度は増しています。一方,高度成長期に建設された社会基盤構造物が耐用年数に近づきつつあるといわれる昨今,構造物の経年的な劣化による問題も顕在化しています。斜面も,このような構造物の一部をなしており,安定性保持のための維持管理に関する考え方や手法が注目されています。従来,斜面災害に対してはハード対策を行い,維持管理にお「エネルギーに基づく液状化予測手法に関するシンポジウム」アブストラクト募集主催(公社)地盤工学会日場解時平成年月日(火)所地盤工学会(JGS 会館)地階大会議室説今回募集いたします論文(アブストラクト)は,エネルギーに基づく液状化予測手法に関する,現地調査,実験,解析,ケーススタディーなどを対象といたしますので,会員様の積極的な参加をお待ちしております。また,シンポジウムでは投稿論文の口頭発表のほか,「エネルギーに基づく液状化予測手法に関する研究委員会(委員長國生剛治,副委員長風間基樹)」の活動報告も行います。申込条件論文は原則として未発表のものとします。投稿論文は,当シンポジウム論文集に掲載されるほか,希望者には地盤工学ジャーナル特集号としてまとめられ要ならば図表等を添付して,メールにて会誌編集委員会( E mailkaishigenko@jiban.or.jp)あてにお送りください。◇投稿者は,本学会の正・国際・学生会員に限ります。同一著者(筆頭著者)からの複数の採択はいたしません。◇概要を審査後,掲載可となった著者には,改めて原稿依頼状等をお送りいたします。その際の本原稿の締切りは,平成 31年 1 月下旬を予定しております。◇最終的な掲載の可否は,編集委員会にご一任ください。◇出版計画は随時変更される可能性があります。いては災害が発生した後に補修・修繕する事後保全の対応が図られてきました。しかし,我が国の経済状況を考慮すると斜面防災のための予算が厳しくなっており,広域かつ多数の箇所でのハード対策では対応が難しく,ソフト対策や予防保全による効率的な斜面防災対策を進めることが必要とされています。このような背景から,斜面災害に対して,効率的かつ効果的なリスクマネジメントは斜面の現状性能や将来状態予測,適切なリスク低減対策などに活用されることが期待され,アセットマネジメントの概念を導入し効率的に維持管理を行うことが求められています。本号では「斜面災害とリスクマネジメント・アセットマネジメント」と題し,最新の研究動向,ならびに,課題および取組み状況,また,機能の評価・維持管理における最新技術,適用事例や今後の展望について,幅広く特集いたします。会員の皆様の積極的なご投稿をお待ちしております。る予定です。なお,原則としてシンポジウムでの口頭発表をお願いいたします。 応募論文の口頭発表者は,本学会正会員,国際会員,学生会員に限ります。なお,口頭発表は 1 人 1 編に限ります。今後のスケジュール(予定)アブストラクト締切 平成年月日(火)参加募集の会告平成年月中旬論文締切平成年月日(木)シンポジウム開催平成年月日(火)申込期限平成年月日(火)アブストラクト文字数300文字申込方法下記ウェブページからお申込みください。詳細地盤工学会トップページ(https://www.jiban.or.jp)→「学会の行事・活動」→「エネルギーに基づく液状化予測手法に関するシンポジウム【アブストラクト募集】」問合せ先地盤工学会 シンポジウム係energy@jiban.or.jpFAX―― 電話――― 3 ―論文・原稿募集 ■支部からのお知らせ支 部 か ら の お 知 ら せ●各支部行事等への申込み方法各支部事務局及び主催者へお問合わせください。北 陸 支 部「公益社団法人地盤工学会北陸支部盤調査法講習会」第回地主催(公社)地盤工学会北陸支部後援国土交通省 北陸地方整備局,(一社)新潟県地質調査業協会,(一社)建設コンサルタンツ協会北陸支部日場時平成年月日(木)~(荒天中止の場合は10月11日(木)1300~1700に延期)所国土交通省北陸地方整備局 北陸技術事務所敷地内(〒9501101 新潟市西区山田2310番地)会場駐車場の利用を希望される方は,参加申込書の通信欄に記載していただくか,直接(公社)地盤工学会北陸支部事務局宛てにご連絡ください。駐車場スペースに限りがあるため,自動車でお越しの方は乗り合わせのご協力をお願いします。【公共交通機関】新潟駅万代口「バスターミナル」より萬代橋ライン<本町・古町・市役所前経由>青山ゆきに乗車し「青山」バス停下車(所要時間約30分),徒歩で大野・白根線<大野・白根経由>潟東営業所ゆきの「青山」バス停まで移動し乗車(所要時間約 3 分),「下山田」バス停下車(所要時間約 6 分),徒歩 3 分参 加 費500円(テキスト代)定員 60 名(申し込みの締め切りは,平成 30 年 9 月 28 日(金)到着分といたします。また,定員になり次第,応募を締め切らせていただきます。) ボーリング(機械ボーリング,標準貫入試験)実習内容 室内土室試験(土質試験の室内講義と試験実技) 原位置試験(孔内水平載荷試験,サウンディングなど) 物理探査(地中レーダー探査,磁気探査, PS 検層)プログラム1.開会の挨拶および北陸技術事務所の概要説明【1300~1315】【1315~1400】2.室内講習3.屋外実習(1~4 班までの15名程度の班構成により実施,講義等含む)問合せ先(公社)地盤工学会北陸支部事務局〒 新潟市中央区新光町― 技術士センタービルF電話/FAX――Emailjgskoshi@piano.ocn.ne.jp※詳細は下記ホームページをご参照ください。http://www.jibankoshi.com/関 東 支 部「地盤の計測・探査技術見学会」主催(公社)地盤工学会関東支部茨城県グループ日場時平成年月日(金)~所応用地質株式会社 計測システム事業部( 〒 305 0841 茨 城 県 つ く ば 市 御 幸 が 丘 43 番 地TEL029―851―5078)定員30名参 加 費無料見学スケジュール(予定)・1330~1350 オリエンテーションスケジュール説明,計測システム事業の概略説明・1350~1440 計測・探査技術の説明 高精度ポジショニング GPR◯ 表面波探査・微動探査・地盤の可視化◯ 比抵抗モニタリング◯・1440~1450 休憩・屋外移動・1450~1550 屋外デモ 地中レーダ◯ 表面波探査,微動探査,電気探査◯・1550~1600 休憩・1600~1610 記念写真撮影(玄関)・1610~1650 50周年記念室,ボーリング孔設備見学・1650~1720 探査結果説明,質疑応答,感想・ 17  43 弊社送迎バスにて研究学園駅へ移動(バスは正面玄関へ)参加申込み参加申込は以下の URL からお申込ください。https://ws.formzu.net/fgen/S38880847/問合せ先松島亘志(筑波大学システム情報系)電話――Email : tmatsu@kz.tsukuba.ac.jp※詳細は以下 URL をご参照ください。http: // www.jgskantou.sakura.ne.jp / event / 20181019.html― 4 ― 中 部 支 部イブニングセミナー「液状化とその対策」催のご案内開主催(公社)地盤工学会中部支部開催日時平成年月日(金)~場所名城大学天白キャンパス内容地盤工学会中部支部では月 1 回程度のペースで講習会やイブニングセミナーを開催しています。平成 30 年度は計 8 回を計画しています。 8 月の第 6回目は,株式会社不動テトラの鵜野雅明氏を講師に迎え,「液状化とその対策」と題したセミナーを下記の要領で行います。初級者から中級者を対象に実務に役立つポイントや留意点についてお話していただく予定です。多数のご参加をお待ちして平成年度 市民見学会『見てみよう時間日高速道路を見守る管制室。明日をつなぐ道路建設現場。』主催(公社)地盤工学会中部支部開催日時平成年月日(土)900~1700(予定)雨天決行※台風等で警報が発せられた場合など,参加者の安全確保が困難と判断される場合は,中止いたします。 高速道路の管制室見 学 先◯24時間365日高速道路を見守る管制室を見学します。おりますので奮ってご応募ください。講演題目「液状化とその対策」講師鵜野雅明氏(株式会社不動テトラ)参 加 費個人会員・特別会員 500 円,学生会員 500 円,非会員1 000円申込み方法参加ご希望の方は,地盤工学会中部支部のホームページの当行事案内ページの申込みフォームよりお申込みください。会費は当日お支払ください。地盤工学会中部支部ホームページ http: // jgs chubu.org/問合せ先(公社)地盤工学会中部支部名古屋市中区栄二丁目番号 ポーラ名古屋ビルF電話―― FAX ――Emailjibanchu@jeans.ocn.ne.jp1)NEXCO 中日本一宮道路管制センター2)名古屋高速道路ネックスプラザ 国道23号蒲郡バイパス建設工事現場◯現在,建設中の国道 23 号蒲郡バイパスの工事現場を見学します。(ただし,工事状況等により,見学できない場合もあります。その場合は見学先を変更します。)◯ ではそれぞれ専門員が説明する予定です※◯応募条件愛知県,岐阜県,三重県,静岡県,長野県に在住の方に限ります。定員30名程度(応募者多数の場合は抽選)参 加 費1 500円(バス・昼食代等)問合せ先(公社)地盤工学会中部支部TEL――,FAX――関 西 支 部地盤工学会関西支部 創立周年記念企画~特別現場見学会「北陸新幹線事業について」~主催(公社)地盤工学会関西支部開催日時平成年月日(木)~集合場所ハービス OSAKA バスターミナル(ハービス PLAZA ENT)地盤工学会関西支部 創立周年記念企画平成年度 ふるさと地盤診断ウォーク 奈良あやめ池コース主催(公社)地盤工学会関西支部日集解行時平成年月日(土) 10 00 ~ 15  00 (雨天中止)合 近鉄奈良線 菖蒲池駅北出口散 近鉄奈良線 学園前駅程近鉄菖蒲池駅→敷島町→疋田町第 3 号街区公園→蛙股池→近鉄学園前駅定員先着名参 加 費一人3 000円(交通費,昼食,保険料込み)申込期限平成年月日(木)申込み・問合せ先(公社)地盤工学会関西支部―電話―― FAX―Emailo‹ce@jgskb.jp※詳細はホームページ[ http: // www.jgskb.jp /]にてご確認ください。内容あやめ池撓曲を見学するとともに,この地域の造成地盤を構成する大阪層群の礫・砂層を見学します。また,この地域の地盤災害について学びます。講師菅野耕三(大阪教育大学名誉教授)定員30名程度対象会員および一般の方々(小学生以上)参 加 費無料申込み期限平成年月日(日)申込み先(公社)地盤工学会関西支部―電話―― FAX―Emailo‹ce@jgskb.jp※詳細はホームページ[ http: // www.jgskb.jp /]にてご確認ください。― 5 ― Kansai GeoSymposium ―地下水地盤環境・防災・計測技術に関するシンポジウム―開催および広告募集のお知らせ主催(公社)地盤工学会関西支部,地下水地盤環境に関する研究協議会協賛(公社)土木学会関西支部,(公社)日本材料学会関西支部,(公社)日本地すべり学会関西支部,(一社)日本建築学会近畿支部,(公社)日本地下水学会,(一社)日本応用地質学会関西支部,(公社)日本水環境学会関西支部,現場計測コンサルタント協会日会時平成年月日(金)~(予定)場関西大学 周年記念会館(関西大学 千里山キャンパス内)定員150名参 加 費正会員・特別会員・協賛団体の会員 5 000円,学生会員 2 000円,非会員 7 000円懇親会費正会員・特別会員・協賛団体の会員・非会員1 000円,学生会員 500円参加申込み期限平成年月日(水)※ 平成 30 年 10 月 18 日(木)以降はキャンセルはお受けできません。 10 月 19 日(金)よりお申込みいただいた方に順次論文集を発送いたします。※ シンポジウム当日会場での現金によるお支払は,原則としてお受けいたしません。※ 論文集の印刷物(冊子製本版)の郵送や配布はございませんので,各自必要に応じて印刷等していただき,当日ご持地盤工学会関西支部 創立周年記念企画平成年度 ふるさと地盤診断ウォーク 大阪市内湾岸コース主催(公社)地盤工学会関西支部日集解内時平成年月日(日)900~1600(雨天決行)合 JR 大阪環状線大正駅前散 津波・高潮ステーション(大阪メトロ阿波座駅すぐ)容大阪港湾部,ウォーターフロントの開発と変遷を体感し,地盤沈下による高潮被害や南海地震時による津波対策として整備される防潮堤や水門を,渡船から見学します。最後に大阪府の津波・高潮ステーシ参ください。プログラムの詳細は,関西支部 HP[http://www.jgskb.jp]にてご確認ください。【広告募集】掲 載 料1 ページ 10 800円(税込み,A4 版)広告原稿A4 版(単色またはカラー刷)掲載形式広告は論文集(CDROM)に掲載します。技術展示広告を申し込まれた方には技術展示用のスペースとセッションをご用意致します。参加者の皆様とより多くのディスカッションの機会を持っていただくため,昨年度と同様に,技術展示セッションとを開催いたします。技術展示に出典いただいた機関は, 1 機関あたり 2名まで,シンポジウム参加費を無料とさせていただきます。技術展示をご希望の方は Kansai Geo Symposium2018 運営委員会までお問合せください。申込み方法広告の内容予定,技術展示ご希望の有無などをご記入の上,書面またはメールでお申込みください。申込受付後,請求書および郵便振替用紙をお送りいたします。なお,掲載料の納入は郵便振替(銀行振込・現金書留可)でお願い致します。申込み期限平成年月日(金)原稿締切日平成年月日(金)すべての申込み・問合せ先Kansai GeoSymposium 2018運営委員会〒 大阪市中央区谷町――ストークビル天満橋階号室――電話―― FAXEmailoffice@jgskb.jp※ョンを訪れ,津波や高潮に対する行政の取組みについて見学します。講師竹村恵二(京都大学名誉教授),江原竜二(東大阪市),北田奈緒子,越後智雄,井上直人(地域地盤環境研究所)定員30名程度対象一般市民および会員参 加 費無料申込み期限平成年月日(日)申込み先(公社)地盤工学会関西支部――電話―― FAXEmailo‹ce@jgskb.jp※詳細はホームページ[ http: // www.jgskb.jp /]にてご確認ください。九 州 支 部『九州地盤情報共有データベース(第版)』DVD のご案内(公社)地盤工学会九州支部九州地盤情報システム協議会では,九州地方における地盤情報の共有化と公開を目的として,国・地方自治体・公共機関等の絶大なるご支援をいただき,各機関が所有するボーリング柱状図を平成 17 年初版頒布以来公開して参りました。また近年,地盤情報データの管理・防災対策への利活用の重要性が再認識される中,九州内の官公庁及び民間企業が実施した地質調査結果を,今般約 18 000 本超とりまとめ, DVD 第 3 版を販売する予定になりました。平成 17 年の初版以来,延べ 80 000 本を超えるボーリング柱状図を地盤情報データベースに集約することになります。つきましては,下記の要領でご購入のご案内をさせていただきますので,ご購入を希望される場合には,所定の購入申込書に必要事項を記入のうえ,公益社団法人地盤工学会九州支部までお申し込みください。なお,申込書については,九州支部の情報広場のホームページ(http://150.69.34.48/xoopsjgsk1/)からダウンロードできます。また,直接支部にお問い合わせください。データベース提供方式DVD(県別に分類して 1 枚に集約)提供価格第 1, 2 版の購入者につきましては,第 3 版 19 800円/枚(税込み)で提供新規購入者94 600円/枚(税込み)(第 1~3 版全ての DB 提供)データベースの発行機関公益社団法人地盤工学会九州支部購入方法所定の購入申込書にご記入のうえ,地盤工学会九州支部事務局宛, FAX または E mail にてお送りください。連 絡 先(公社)地盤工学会 九州支部― 6 ― 〒 福岡県福岡市中央区大名――CTI 福岡ビルF電話―― FAX――Emailjgsk_jimu@able.ocn.ne.jpホームページhttp://150.69.34.48/xoopsjgsk1/■共催・協賛・後援年度計算力学技術者(CAE 技術者)資格認定試験主催(一社)日本機械学会協賛地盤工学会ほか開 催 日 (上 級 ア ナリ ス ト 平 成年月日)(・級平成年月日)第回ロボットシンポジウム会場関東・東海・関西・北陸・九州の各地区ほかそ の 他詳細は下記 HP をご参照ください。問合せ先(一社)日本機械学会 事業企画 G 石澤〒 東京都新宿区信濃町番地信濃町煉瓦館F電話―― FAX――HPhttps://www.jsme.or.jp/cee/cmnintei.htmEmailcaenintei@jsme.or.jp(12日(水)見学会)場早稲田大学 西早稲田キャンパス(〒 東京都新宿区大久保――)問合せ先第回建設ロボットシンポジウム事務局 井上〒 神奈川県藤沢市堂西海岸湘南工科大学機械工学科 井上研究室内――電話―― FAXHPhttp://ccrr.jp/event/symposium/2018/2018.htmlEmailinoue@mech.shonanit.ac.jp会主催建設ロボット研究連絡協議会 (公社)土木学会,(一社)日本建築学会,(一社)日本ロボット学,(一社)日本ロボット工業会,(一財)先端建設技術センター,(一社)日本建設機械施工協会,学校法人早稲田大学基幹理工学部協賛地盤工学会ほか開 催 日平成年月日(水)~月日(金)「熊本地震に関する特別委員会」報告会主催(公社)日本コンクリート工学会後援地盤工学会ほか開 催 日平成年月日(木)東京平成年月日(金)福岡会場東京会場(公社)日本コンクリート工学会F 会議室(〒 102 0083 東京都千代田区麹町 1 ― 7 相互半蔵第回(平成年度)研究発表会主催(一社)建設コンサルタンツ協会近畿支部後援地盤工学会関西支部ほか日門ビル)福岡会場福岡県教育会館(〒8120054 福岡県福岡市東区馬出 4―12―22)問合せ先(公社)日本コンクリート工学会「熊本地震報告会」岡田〒 千代田区麹町― 相互半蔵門ビル階―電話―― FAX―HPhttp://www.jcinet.or.jpEmailokadar@ci.net.or.jp会場大阪科学技術センター申込み・連絡先(一社)建設コンサルタンツ協会近畿支部http://www,kk.jcca.or.jp時平成年月日(木) ~平成年度 TRD 工法協会技術セミナー主催TRD 工法協会協賛地盤工学会ほか開 催 日平成年月日会場浜離宮建設プラザF大会議室(〒1040045 東京都中央区築地―5―12)問合せ先TRD 工法協会 事務局長 伊藤了三〒 東 京 都 中 央 区 新 川丁 目番号EKS ビルF電話―― FAX――HPhttp://www.trd.gr.jp/Emailjimkyok@trd.gr.jp― 7 ―共催・協賛・後援
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  • 地盤工学会所在地
  • 著者
  • 出版
  • 地盤工学会誌 Vol.66 No.9 No.728
  • ページ
  • A8〜A8
  • 発行
  • 2018/09/01
  • 文書ID
  • jk201807280027
  • 内容
  • 〒1120011 東京都文京区千石 4382公益社団法人地盤工学会 電 話03(3946)8677(代) FAX03(3946)8678Email: jgs@jiban.or.jp ホームページURL https://www.jiban.or.jp/北海道支部〒0600061 札幌市中央区南 1 条西 2 丁目 南一条 K ビル 8 階電 話011(251)7038,(261)7742 FAX011(251)7038Email: hjgs@olive.ocn.ne.jp東北支部〒9800014 仙台市青葉区本町 251 オーク仙台ビル 3F(江陽グランドホテル北側隣)電 話022(711)6033 FAX022(263)8363Email: jgsb-th@tohokushibu.jp北陸支部〒9500965 新潟市中央区新光町10番地 3 技術士センタービル 7F電話/FAX025(281)2125Email: jgskoshi@piano.ocn.ne.jp関東支部〒1120011 東京都文京区千石 4382 JGS 会館内電 話03(3946)8670(代) FAX03(3946)8699Email: jgskantou@jiban.or.jp中部支部〒4600008 名古屋市中区栄 2926 ポーラ名古屋ビル 8 階電 話052(222)3747 FAX052(222)3773Email: chubu@jiban.or.jp関西支部〒5400012 大阪市中央区谷町 157 ストークビル天満橋 8 階801号室電 話06(6946)0393 FAX06(6946)0383Email: office@jgskb.jp中国支部〒7300011 広島市中区基町103 自治会館内電話/FAX082(962)5557Email: chugoku@jiban.or.jp四国支部〒7908577 松山市文京町 3 社会連携推進機構 3 階 愛媛大学防災情報研究センター内電 話090(6881)9036 FAX089(927)8141Email: nakajima@cee.ehimeu.ac.jp九州支部〒8100041 福岡市中央区大名 2412 シーティーアイ福岡ビル 2 階電 話092(717)6033 FAX092(717)6034Email: jgsk_ jimu@able.ocn.ne.jp― 8 ―
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  • 地盤工学会技術講習会のお知らせ
  • 著者
  • 出版
  • 地盤工学会誌 Vol.66 No.9 No.728
  • ページ
  • 発行
  • 2018/09/01
  • 文書ID
  • jk201807280028
  • 内容
  • ਲਗदણඩघॊ঩ম੫঵भ੍ରध৾ভ੦૆भਲਗఁ୑॑৯੐खथஶ๨ග஼৔૥ୡ‫؞‬৉ೕ৹ਪपঢ়घॊૠત‫؞‬੦૆‫ق‬9RO‫ك‬َਲਗ঵ਜُ‫َ؜‬প৾ઇ୘ُऩनद‫ઁ்؜‬ऎ‫؜‬ओણ৷ৣऔः‫؛‬¾ ঩মभૼ୒॑৷ःञ৉ೕૼ୒भ35ன৫‫؛‬ਲਗ੧੯दभਝੑ‫؞‬઱ੵ঱भૼ୒৓ઐ௱षभણ৷‫؜‬ਲਗૼ୒঻भ୘ਛऩन‫؛‬‫ע‬Ⴔ߻‫୿˟ܖ‬ቔƷƝకϋ৉ೕੵ৾ভदम‫ؚ‬৉ೕपঢ়घॊ஘‫ر‬ऩ૾ଙपৌૢदऌॊेअછආ॑਄ॉ⑫इथउॉऽघ‫؛‬ओභোमِ३ঙॵআথॢढ़‫ّ॑ॺش‬ओਹ৷ऎटऔः‫؛‬ْURLٓhttp://www.jgs-shopping.net/¾ ೏৾েभ୘ਛ‫؜‬೏৾েषभ঩মૼ୒भ࿠්‫؛‬঩ময৾েभ૥ୡૼ୒॑ৢखञஶୁৡभ਱঱ऩन‫؛‬˟Ճ̖఍ƋǓৰਜ३জ‫ش‬६ 31.ৰਜ३জ‫ش‬६ 30.‫ٹ‬-$3$1(6( *(27(&+1,&$/ 62&,(7< 67$1'$5'6/DERUDWRU\ 7HVWLQJ 6WDQGDUGV RI *HRPDWHULDOV 9RO َ஼৔૥ୡ੦૆ُ‫ ق‬੦૆ઽஈ‫؜‬$ਖ਼ংॖথॲ‫كش‬,6%1 ৒੼‫؟‬৞‫؜‬ভ৩્੼‫؟‬৞‫ق‬ଛમ‫؜‬ઘશ‫ك‬‫୼ٮ‬ઌमYRO‫ٹ‬-$3$1(6( *(27(&+1,&$/ 62&,(7< 67$1'$5'6*HRWHFKQLFDO DQG *HRHQYLURQPHQWDO ,QYHVWLJDWLRQ0HWKRGV 9RO َ৉ೕ৹ਪ੦૆ُ‫ ق‬੦૆ઽஈ‫؜‬$ਖ਼ংॖথॲ‫كش‬,6%1 ৒੼‫؟‬৞‫؜‬ভ৩્੼‫؟‬৞‫ق‬ଛમ‫؜‬ઘશ‫ك‬‫୼ٮ‬ઌमYRO৉ೕੵ৾ভदम‫؜‬஧ম‫؞‬ஒমभ੡द຦஘प஡खऽोथःॊَ৉ೕ౫મ૥ୡभ্১धੰହُधَ৉ೕ৹ਪभ্১धੰହُभૠત‫؞‬੦૆‫ੰق‬ହ॑௾ऎ‫ك‬भஶ๨॑ৰ઱खथउॉ‫؜‬ऒभञल৸ඕभ໷ষऋ౥വखऽखञ‫؛‬ଅभഁಕी৉ೕ੝ଐभ৹ਪ‫؞‬ਝੑध઱ੵ‫ૺص‬૦ક୧ऊैযੵਣऽद‫ص‬৒ ੼ 3,000 ৞‫ق‬ઘ௷‫ك‬ଛ મ 600 ৞‫ق‬ઘ௷‫ك‬৒ଛA4 ਖ਼ 2012 ফ 4 া 27 ঩৅ষISBN 978-4-88644-929-0A4 ਖ਼ 2013 ফ 4 া 26 ঩৅ষISBN 978-4-88644-930-6ৰਜ३জ‫ش‬६ 32.৉ೕੵ৾‫؞‬੦ຊ৶૛३জ‫ش‬६ଆ಼‫؞‬୭୆‫؞‬೐੅ଵ৶ध৉஄৉ସ੼ 3,900 ৞‫ق‬ઘ௷‫ك‬મ 600 ৞‫ق‬ઘ௷‫ك‬2.৉ೕभ৿৓ੰෲ‫ص‬੦ຊ৶૛ऊैૢ৷ऽद‫ص‬৒ ੼ 4,100 ৞‫ق‬ઘ௷‫ك‬ଛ મ 600 ৞‫ق‬ઘ௷‫ك‬৒ଛA4 ਖ਼ 2015 ফ 11 া 27 ঩৅ষISBN 978-4-88644-931-3੼ 3,600 ৞‫ق‬ઘ௷‫ك‬મ 600 ৞‫ق‬ઘ௷‫ك‬A4 ਖ਼ 2007 ফ 2 া 28 ঩৅ষISBN 978-4-88644-951-1ফ২प໷ষखञ9RO ‫ ؜‬ফ২प໷ষखञYROम‫॔؜‬४॔॑রੱपऊবप๔Ⴋऔो‫؜‬ব৔ਗद்ઁऎओણ৷ःञटःथःऽघ‫؛‬০৚৅໷खञ9RO‫ق‬ীၻ‫ك‬पम৉ೕ౫મ૥ୡ੦૆ध৉ೕ৹ਪ੦૆भੑ੦૆॑ઽஈःञखऽखञ‫؛‬ชశ‫؜‬঩মभ੦૆॑৷ःञਲਗ੧੯भਝੑ‫؜‬৹ਪ‫؜‬ਗবযૼ୒঻भ୘ਛ‫؜‬঩মभૼ୒॑৷ःञ৉ೕૼ୒भ35ன৫‫؜‬ਝੑ‫؞‬઱ੵ঱भૼ୒৓ઐ௱ৡभ੍ରऩनपओણ৷ःञटऌञःधઓःऽघ‫؛‬ऽञ‫؜‬প৾ઇ୘भৃपउऌऽखथु‫؜‬೏৾েषभ୘ਛ‫؜‬೏৾েपৌघॊ঩মૼ୒भ࿠්‫؜‬঩ময৾েभ૥ୡૼ୒॑ৢखञஶୁৡभੜਸऩनपुओણ৷ःञटऐोयౘःपோगऽघ‫؛‬䕔཰㘓≧ἣ䛾ヲ⣽䛿ᆅ┙ᕤᏛ఍䝩䞊䝮䝨䞊䝆䠄https://www.jiban.or.jp䠅䛻ᥖ㍕䛥䜜䛶䛔䜎䛩䚹䝃䜲䝖ෆ䜢䛂ⱥヂ䛃䛷᳨⣴䛧䛶䛟䛰䛥䛔䚹৉ೕੵ৾‫؞‬੦ຊ৶૛३জ‫ش‬६૽য়ण!! ৉ೕজ५ॡभੴ௙3.ଅभഩᎼਙଡਛঔॹঝ৒ ੼ 1,800 ৞‫ق‬ઘ௷‫ك‬ଛ મ 600 ৞‫ق‬ઘ௷‫ك‬৒ଛA5 ਖ਼ 2013 ফ 4 া 26 ঩৅ষISBN 978-4-88644-092-1ਖ਼ 2009 ফ 3 া 27 ঩৅ষISBN 978-4-88644-952-8ओභোभ্১৾ভ঍‫ش‬঒ঌ‫ش‬४भછආභোঌ‫ش‬४‫ق‬KWWSZZZMJVVKRSSLQJQHW‫ك‬भ౎‫؜‬છ૲दुउେः੷ीःञटऐऽघ‫؛‬‫پ‬ভ৩્੼दभओභোम‫৾؜‬ভ঍‫ش‬঒ঌ‫ش‬४ऊैभභোप଒ॉऽघभद‫؜‬ओିਔऎटऔः‫؛‬ਁஇ঺੮১য‫ע‬Ⴔ߻‫˟ܖ‬੼ 3,800 ৞‫ق‬ઘ௷‫ك‬મ 600 ৞‫ق‬ઘ௷‫ك‬
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  • 地盤工学会誌 Vol.66 No.9 No.728
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  • 2018/09/01
  • 文書ID
  • jk201807280029
  • 内容
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  • タイトル
  • 編集後記
  • 著者
  • 出版
  • 地盤工学会誌 Vol.66 No.9 No.728
  • ページ
  • 59〜59
  • 発行
  • 2018/09/01
  • 文書ID
  • jk201807280024_1
  • 内容
  •     なっていくと思われます。それには,IoT 等を活用した計測◆編集後記◆本号では「最新の ICT を活用した防災/災害対応技術」機器の開発,計測技術の向上, AI 等の活用によるビッグデータ解析, SNS の活用等によるデータや事例の蓄積が待と題して特集をお送りしました。本号編集中には「平成 30 年 7 月豪雨」が発生しました。たれます。本特集号が,これら技術の今後の発展に対して一土砂災害警戒情報や土砂災害警戒判定メッシュ情報をテレビ助になれば幸いです。等のメディアで目にする機会も多くなってきたと感じており,最後になりましたが,本号の発行にあたり,ご多用中にご近年の地盤災害の頻度,規模の増大を改めて実感しています。協力を賜りました執筆者の皆様には心より感謝申し上げます。住民が避難する判断は災害情報の充実や周知が重要であり,(高橋寛行記)量,質,迅速性とともに,分かりやすさも今後さらに重要と※印は公益出版部会構成員平 成年 度 役 員会理長大 谷順事 (事業企画戦略室)(総務部)(会員 ・ 支部部)(国際部)(公 益 出 版 部)(調査 ・ 研究部)(基準部)監事藤井衛副 会 長 菊 池 喜 昭樋 口 俊 一(*)小  猛 司(*)小田部 雄 二(*)前 田 健 一(*)石 川 達 也(*)※中 野 正 樹(*)堀 越 研 一(*)(国 際 部 兼 任)毛 利 栄 征田中岸 田金 子耕一潔哉敏西 村山 中大 嶺木北村本田亮勝 彦奈緒子山口晶強※稔聖(*)室長,部長平 成  年 度 公 益 出 版 部 会理事・部長理事部員石西鈴越川 達 也村強木 健一郎村 賢 司理事・副会長若 井榎 本菊明 彦忠 夫池喜昭宮田喜壽小林範之渡邉康司杉本映湖平成年度「地盤工学会誌」編集委員会委員長企画・編集グループ西 村主査 福委員 赤川学生委員 石桝主査 高委員 大主査 長委員 荻主査 森委員 井主査 山委員 井委員長 若委員兼幹事 中委員 秋澤戸第 1 グループ第 2 グループ第 3 グループ第 4 グループ講座委員会強※永 勇木 俊口 貴川 光藤 宏橋 寛竹澤 正野 俊友上 波口 健口 雄井 明村 邦本 哲田邉 勇副委員長介文牛 塚之三 枝甫遠 藤樹山 下行雄神 田明寛川 野宏彦今 泉治介倉 田彦※彦伊 藤平岩 井豊島 田人中 島鈴木健一郎※太 基弘 幸尚 希恵梨華大 塚 文佐々木 泰小 宮 聖吉 本 将哉典子基岡檜西本 道垣 貫家孝司翔加藤服島 寛 章原優部 敦 貴幸正正田大輔宮本順一山下勝司健一木元小百合鈴木健一嶋本敬介和俊小林陵平中村公一古川全太郎大輔酒井崇之宮下千花吉田泰壱裕記正篤宏金白中澤石道伸保洋一律平神新福山保 泰田惇輝健小曽細林 浩 二我 大 介田 寿 臣朋金 澤山 中藤 山伸 一光 一晶 帆近 藤丹 野明 彦正 浩基平成年度「Soils and Foundations」編集委員会委員長風間基樹副委員長宮委員長桑野玲子副委員長小田喜壽※岡村未対勝見武佐々真志平成年度「地盤工学ジャーナル」編集委員会名誉会員特別会員林範之※豊田浩史河井正会員現在数(平成30年 6 月末現在)162名(国際会員115名含む) 正会員 7,212名(国際会員967名含む) 学生会員 764名880団体(国際会員47団体含む) 合計 9,018名・団体会費(年額)正会員 9,600円 学生会員 3,000円 国際会員(特別もしくは正会員に限る)2,000円 特別会員特級 300,000円,1 級 240,000円,2 級 160,000円,3 級 100,000円,4 級 60,000円Soils and Foundations 購読料(会員に限る,税別)15,000円(Online 版ライセンス+冊子版)または7,500円(Online 版ライセンスのみ)地盤工学会誌平成30年 9 月 1 日発行編集発行所定価1,728円(本体価格1,600円) 無断転載2018年 9 月号 Vol.66, No.9 通巻728号株「地盤工学会誌」編集委員会印刷所 小宮山印刷工業編集業務代行公益社団法人2018 地盤工学会September, 2018地盤工学会有 新日本編集企画〒  東京都文京区千石丁目番号電話 (代表) FAX ホームページ URLEmail jgs@jiban. or. jp広告一手取扱株廣業社を禁ずるhttps://www.jiban.or.jp/〒 東京都中央区銀座丁目番号電話 59
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  • 平成30年度役員等
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  • 出版
  • 地盤工学会誌 Vol.66 No.9 No.728
  • ページ
  • 発行
  • 2018/09/01
  • 文書ID
  • jk201807280024_2
  • 内容
  •     なっていくと思われます。それには,IoT 等を活用した計測◆編集後記◆本号では「最新の ICT を活用した防災/災害対応技術」機器の開発,計測技術の向上, AI 等の活用によるビッグデータ解析, SNS の活用等によるデータや事例の蓄積が待と題して特集をお送りしました。本号編集中には「平成 30 年 7 月豪雨」が発生しました。たれます。本特集号が,これら技術の今後の発展に対して一土砂災害警戒情報や土砂災害警戒判定メッシュ情報をテレビ助になれば幸いです。等のメディアで目にする機会も多くなってきたと感じており,最後になりましたが,本号の発行にあたり,ご多用中にご近年の地盤災害の頻度,規模の増大を改めて実感しています。協力を賜りました執筆者の皆様には心より感謝申し上げます。住民が避難する判断は災害情報の充実や周知が重要であり,(高橋寛行記)量,質,迅速性とともに,分かりやすさも今後さらに重要と※印は公益出版部会構成員平 成年 度 役 員会理長大 谷順事 (事業企画戦略室)(総務部)(会員 ・ 支部部)(国際部)(公 益 出 版 部)(調査 ・ 研究部)(基準部)監事藤井衛副 会 長 菊 池 喜 昭樋 口 俊 一(*)小  猛 司(*)小田部 雄 二(*)前 田 健 一(*)石 川 達 也(*)※中 野 正 樹(*)堀 越 研 一(*)(国 際 部 兼 任)毛 利 栄 征田中岸 田金 子耕一潔哉敏西 村山 中大 嶺木北村本田亮勝 彦奈緒子山口晶強※稔聖(*)室長,部長平 成  年 度 公 益 出 版 部 会理事・部長理事部員石西鈴越川 達 也村強木 健一郎村 賢 司理事・副会長若 井榎 本菊明 彦忠 夫池喜昭宮田喜壽小林範之渡邉康司杉本映湖平成年度「地盤工学会誌」編集委員会委員長企画・編集グループ西 村主査 福委員 赤川学生委員 石桝主査 高委員 大主査 長委員 荻主査 森委員 井主査 山委員 井委員長 若委員兼幹事 中委員 秋澤戸第 1 グループ第 2 グループ第 3 グループ第 4 グループ講座委員会強※永 勇木 俊口 貴川 光藤 宏橋 寛竹澤 正野 俊友上 波口 健口 雄井 明村 邦本 哲田邉 勇副委員長介文牛 塚之三 枝甫遠 藤樹山 下行雄神 田明寛川 野宏彦今 泉治介倉 田彦※彦伊 藤平岩 井豊島 田人中 島鈴木健一郎※太 基弘 幸尚 希恵梨華大 塚 文佐々木 泰小 宮 聖吉 本 将哉典子基岡檜西本 道垣 貫家孝司翔加藤服島 寛 章原優部 敦 貴幸正正田大輔宮本順一山下勝司健一木元小百合鈴木健一嶋本敬介和俊小林陵平中村公一古川全太郎大輔酒井崇之宮下千花吉田泰壱裕記正篤宏金白中澤石道伸保洋一律平神新福山保 泰田惇輝健小曽細林 浩 二我 大 介田 寿 臣朋金 澤山 中藤 山伸 一光 一晶 帆近 藤丹 野明 彦正 浩基平成年度「Soils and Foundations」編集委員会委員長風間基樹副委員長宮委員長桑野玲子副委員長小田喜壽※岡村未対勝見武佐々真志平成年度「地盤工学ジャーナル」編集委員会名誉会員特別会員林範之※豊田浩史河井正会員現在数(平成30年 6 月末現在)162名(国際会員115名含む) 正会員 7,212名(国際会員967名含む) 学生会員 764名880団体(国際会員47団体含む) 合計 9,018名・団体会費(年額)正会員 9,600円 学生会員 3,000円 国際会員(特別もしくは正会員に限る)2,000円 特別会員特級 300,000円,1 級 240,000円,2 級 160,000円,3 級 100,000円,4 級 60,000円Soils and Foundations 購読料(会員に限る,税別)15,000円(Online 版ライセンス+冊子版)または7,500円(Online 版ライセンスのみ)地盤工学会誌平成30年 9 月 1 日発行編集発行所定価1,728円(本体価格1,600円) 無断転載2018年 9 月号 Vol.66, No.9 通巻728号株「地盤工学会誌」編集委員会印刷所 小宮山印刷工業編集業務代行公益社団法人2018 地盤工学会September, 2018地盤工学会有 新日本編集企画〒  東京都文京区千石丁目番号電話 (代表) FAX ホームページ URLEmail jgs@jiban. or. jp広告一手取扱株廣業社を禁ずるhttps://www.jiban.or.jp/〒 東京都中央区銀座丁目番号電話 59
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