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出版

タイトル DS-09「地盤品質判定士の役割と期待」(<特集>第52回地盤工学研究発表会)
著者 北詰 昌樹・小田部 雄二
出版 地盤工学会誌 Vol.65 No.11/12 No.718/719
ページ HP14〜HP14 発行 2017/11/01 文書ID jk201707180025
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  • タイトル
  • DS-09「地盤品質判定士の役割と期待」(<特集>第52回地盤工学研究発表会)
  • 著者
  • 北詰 昌樹・小田部 雄二
  • 出版
  • 地盤工学会誌 Vol.65 No.11/12 No.718/719
  • ページ
  • HP14〜HP14
  • 発行
  • 2017/11/01
  • 文書ID
  • jk201707180025
  • 内容
  • DS-09「地盤品質判定士の役割と期待」DS-09, Task and Expectation to Professional Engineer for Geotechnical Evaluation北詰昌樹(きたづめ東京工業大学まさき)教授小田部雄二(おたべ(株)アサノ大成基礎エンジニアリング2.11. は じ め にゆうじ)執行役員 営業統括第 1 セッションまず,第 1 セッションでは,地盤品質判定士の役割と地盤品質判定士の資格制度は,東北地方太平洋沖地震現在の活動などの発表があった後,宅地・地盤評価に関での大災害で顕著になった既存や新設の宅地の品質・安する法令についての発表があった。その後,スウェーデ全性の評価・品質判定を行い,主に宅地における地盤災ン式サウンディングを中心に地盤評価方法の現状と課題,害の防止や軽減に貢献することを目的に 2013 年に創設さらに,柱状地盤改良工法の施工に関する発表があった。された。ディスカッションセッション「地盤品質判定士発表に続く討論では,土木分野と建築分野での設計の考の役割と期待」では,地盤に関する諸問題について,品え方,法令などの環境の違いなどが明らかになったが,質評価の方法・実情と地盤品質判定士の業務などを発表判定士を活用するためには,建築・土木の垣根を越え,して,地盤の品質評価における判定士の役割と期待につ住民の方にとって役立つような仕組みを作る必要が強調いて議論・討議した。された。一方で,判定士を業務として行っていくことの難しさ(住宅建築数の減少や地盤災害の復旧などへの対2. 発表と討議応可能な判定士数が限られていること)についても話が本セッションでは,表-1 に示す計 17 編の投稿があり,2 つのサブセッションに分けて発表,討議を行った。あった。一般市民の方から多額の報酬・相談費を頂くことは難しい,当面は判定士のボランタリーな活動・応援を期待しながら,一般市民への普及を進めていくのが必表-1要とのまとめで締めくくった。発表論文一覧2.2第 2 セッションタイトル発表者地盤品質判定士の役割と活動北詰第 2 セッションでは,主に地震時の災害・被害の原因地盤品質判定士会神奈川支部の設立と今後の課題立花やリスク評価などが発表された。続く討論では,住宅地一土木系地盤技術者から見た住宅地盤調査菅野ではコストや時間などの制約から得られる土質定数が限宅地における擁壁に係る法令と適用範囲大久保国土交通省告示第1113 号におけるいくつかの用語の間違杉村られていること,ハザードマップなどの情報も未整備な地域も多いことなどが指摘された。このように限られている情報から住宅地の品質の評価をすることが判定士にいについて住宅地盤の評価に対する一考察 その2小野スウェーデン式サウンディング試験とN 値,qu 値との相大島関の再検討戸建住宅業界の柱状改良工法に対する注意喚起(その2)菱沼含水比による体積圧縮係数と圧密係数の推定尾上不同沈下を生じた宅地地盤の調査事例から地盤品質判定原士に望む役割について大規模盛土造成地の変動予測調査の事例と課題藤田地盤品質判定士の目で見た2016 年熊本地震の宅地被害諏訪熊本県益城町から採取した火山灰質土の物理・力学特性森〜平成28 年熊本地震における宅地被害の考察〜は求められている。判定士には,日頃からできる限り多くの情報に接するとともに情報を共有し,スキルを磨くことが大切との議論があった。セッションの最後には,熊本地震の災害復旧における住民の方からの相談の事例が紹介され,判定士には詳細な地盤の評価だけでなく,住民の不安を聞き取り安心させることも求められているとの話でセッションを締めくくった。3. おわりに本セッションで討議されたように,判定士制度も世の中に広まり始めるにつれて一般市民の方の判定士への期待は大きくなってきている。その一方で,限られた情報震災宅地擁壁復旧に関する事業と設計上の留意点門田大規模盛土造成地マップの留意点と活用について山口スレーキング性岩盤で造成した谷埋め盛土の経年変化市川地震時における盛土造成宅地上の木造建物被害リスクに佐藤で地盤の品質を判定せねばならないなど,技術的な難しさも明らかになった。判定士は常日頃からのスキルアップが求められている。(原稿受理2017.7.21)ついてHP14地盤工学会誌,65―11/12(718/719)
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