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出版

タイトル DS-01「地下水面よりも上の地盤の現場飽和透水性評価」(<特集>第52回地盤工学研究発表会)
著者 西垣 誠
出版 地盤工学会誌 Vol.65 No.11/12 No.718/719
ページ HP6〜HP6 発行 2017/11/01 文書ID jk201707180017
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  • タイトル
  • DS-01「地下水面よりも上の地盤の現場飽和透水性評価」(<特集>第52回地盤工学研究発表会)
  • 著者
  • 西垣 誠
  • 出版
  • 地盤工学会誌 Vol.65 No.11/12 No.718/719
  • ページ
  • HP6〜HP6
  • 発行
  • 2017/11/01
  • 文書ID
  • jk201707180017
  • 内容
  • DS-01「地下水面よりも上の地盤の現場飽和透水性評価」Discussion session on the method for determination of field saturated hydraulic conductivityabove the water table西垣誠(にしがき岡山大学大学院1. は じ め に自然斜面,堤防,圃場など,通常は不飽和状態にある地盤が降雨等により飽和に近い状態になったときの透水まこと)環境生命科学研究科ついてディスカッションを行った。これまでに登壇いただいた 4 名と座長,副座長に会場参加者も加わり議論は進められた。約 40 分の議論を網羅することはできないが,代表として 2 つの議論を紹介する。係数(現場飽和透水係数)は浸透解析にも必要であるな計測時間の基準化が必要では,という意見に対して,ど,社会貢献として期待が大きいことから地盤工学会で得られる透水係数は計測時間によって 2~3 倍程度異なは「地下水面より上の地盤を対象とした透水試験方法基るが,必要な計測時間は透水性に依存すること,不均質準化 WG」(以降,基準化 WG)を組織して試験方法の基性の影響が大きいことから,得られた透水係数はその程準化に取り組んできた。この基準化 WG がまとめた基準度の誤差を含むという理解が重要という議論がされた。案と解説案に関する議論を公開で行うことを目的として,表題のディスカッションセッションを開催した。2. ディスカッションセッションの概要2017 年 7 月 12 日の 17:00~18:30 に開催された本ディスカッションセッションの概要を,当日のプログラムに即して以下に述べる。2.1地盤工学会基準「地下水面よりも上の地盤を対象とした透水試験方法」の概要と公示意見について2 つ以上の試験方法が適用できる場合には混乱するのでは,という意見に対して,事例紹介者や実務経験者から,試験目的,地盤状況等によって使い分けているという回答があった。試験方法による透水係数の違いにも議論は及んだが,現状ではデータ数が少ないため,更なるデータの蓄積が必要という議論がされた。3. おわりに約 50 名のディスカッションセッションの参加者にはWG 幹事から,主に基準案の概要を説明いただいた。基準化の意義と基準の概要を概ね理解いただけたものとまず,この基準は地下水面よりも上の地盤を対象に現考えている。基準の修正が必要という意見はなかったが,場飽和透水係数を求める試験方法を規定していることが解説で述べて欲しいという意見はいくつかあったので,述べられた。ただし,本基準は無条件に適用されるべきこれらを踏まえた基準と解説の最終版を仕上げて,できではなく,地盤特性や試験目的を考慮して,個々に適用るだけ早く皆様に使っていただけるようにしたいと考え可否を判断する必要があることと,判断の留意点が示さている。今の日本では,基準化されることによって,それた。この留意点は,公示された基準案に寄せられた会の試験が普及することと,貴重なデータの蓄積が期待で員の意見を踏まえて,解説案に加えられた内容である。きる。皆さんに使われながら,基準にも課題や改善点が次に,本基準は工学分野と農学分野で行われていた試見つかることもあると思うが,改訂を通じて基準を磨き験方法を,地表面で実施する場合の 2 方法と試験孔で実上げれば良いので,今回の基準化が社会への貢献につな施する場合の 3 方法に再整理して,主に共通部分を規定がることを期待している。(文責:西垣誠,杉井俊夫,細谷真一)したことが述べられ,基準の概要が説明された。2.2事例紹介続いて,地下水面よりも上の地盤を対象とした透水試験の実例を次の 3 名の方々にご紹介いただいた。1)「負圧浸入計の適用事例」西村拓(東京大学)2)「河川堤防盛土を対象とした原位置透水試験に関する考察」李圭太(建設技術研究所)3)「地下水面より上の地盤を対象とした透水試験方法」能野一美(四電技術コンサルタント)2.3ディスカッション石原雅規氏(土木研究所)の司会で,事前に寄せられた意見と当日の参加者からの意見を合わせた 11 項目にHP6写真-1ディスカッションセッションの様子(原稿受理 2017.8.28)地盤工学会誌,65―11/12(718/719)
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