委員会関連資料 2006年
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委員会関連資料

タイトル 初期地圧の測定方法基準化検討委員会報告書
著者 初期地圧の測定方法基準化検討委員会
出版 委員会関連資料
ページ 1〜15 発行 2006/03/01 文書ID 58506
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タイトル 砂岩のAEカイザー効果に及ぼす間隙水圧の増加・減少の影響
著者 渡辺英彦
出版 委員会関連資料
ページ 959〜960 発行 2006/03/01 文書ID 58507
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タイトル 改良コアドリルを用いた応力測定
著者 森孝之・岩野圭太・中嶌誠門・田仲正弘・竹原真希
出版 委員会関連資料
ページ 961〜962 発行 2006/03/01 文書ID 58508
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タイトル 数値解析による新型乾式破砕地圧測定プローブの検討
著者 石田毅・李剛・水田義明
出版 委員会関連資料
ページ 963〜964 発行 2006/03/01 文書ID 58509
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タイトル 岩盤地下空洞周辺の二次応力測定と評価
著者 森岡宏之・南将行・森孝之・青木謙治
出版 委員会関連資料
ページ 965〜966 発行 2006/03/01 文書ID 58510
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タイトル 円錐孔底ひずみ法の軟岩地盤への適用方法の検討
著者 小川浩司・横山幸也・冨田敦紀
出版 委員会関連資料
ページ 967〜968 発行 2006/03/01 文書ID 58511
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タイトル 円錐孔底ひずみ法の大深度化
著者 坂口清敏・南将行・鈴木康正・原雅人・松木浩二
出版 委員会関連資料
ページ 969〜970 発行 2006/03/01 文書ID 58512
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  • タイトル
  • 初期地圧の測定方法基準化検討委員会報告書
  • 著者
  • 初期地圧の測定方法基準化検討委員会
  • 出版
  • 委員会関連資料
  • ページ
  • 1〜15
  • 発行
  • 2006/03/01
  • 文書ID
  • 58506
  • 内容
  • 1.はじめに 本報告書は,平成16年度∼17年度にかけて設置された「初期地圧の測定方法基準化検討委員会」の2年問にわたる委員会活動の成果を取りまとめたものである。以下に,委員会設立の経緯と臼的,委員会活動の概要を述べる.2,委員会の設立の経緯と目的 岩の試験・調査規格・基準化検討委員会では,r岩の試験方法検討委員会(主査:吉中龍之進・埼玉大教授)」が取りまとめた委員会総括報告書(1995年3月)やr原位置試験ワーキング・グループ(主査:伊藤洋・(財)電力中央研究所)」によるWG総括報告書(2001年3月)などをもとに,地盤工学会が岩の試験・調査方法の基準化に向けて取り組むべき試験法,調査法を既往の基準や国内外の動向を踏まえ参考に抽出し,基準化の作業を随時行ってきた.これらの,総括報告書やWG報告書の中において,地圧測定方法は岩盤工学の調査・試験として基準化すべき優先順位の高い原位置の測定方法の一つとして位置付けられていた. 大規模な地下空洞や重要なトンネルの安全かつ合理的な設計・施工,あるいは原子力発電所基礎地盤の安定性評価などにおいては,初期地圧の測定がなされる場合が多い.初期地圧の測定方法としては,表1に示すように,これまで応力解放法,水圧破砕法,AE法など種々の測定方法が提案されており,それぞれの理論的背景や基本的な測定方法はほぼ確立され,それぞれが多くの実績を持っている.しかしながら,それぞれの方法での適用限界やほぼ地圧が同一と想定できる箇所での測定結果にばらつきがあるなどの課題もあげられる.また,最近,地圧測定に関する国際シンポジュウムやワークショップ,あるいは研究会などが相次いで開催され,盛んに地圧測定に関する情報交換等もなされている. 一方,これらの測定方法に関しては,土木学会「初期地圧測定法の現状と課題」(1992年)にまとめられており,地盤工学会においては唯一,土質工学会「岩の調査と試験;第35章初期地圧測定,ならびに第65章Aε測定」に測定方法から測定に関する留意点までの記述が取りまとめられている.また,国際的には工S團指針(1987年,1999年,2003年),ASTM基準(1992年,1997年,2000年),BSコード(1999年)などに基準・規格があり,欧米を中心とした各国がそれぞれの試験方法の考えに基づいて,多くの岩盤構造物を調査対象としてこの測定を行っている.圭一  こうした現状において,将来の統一的なISOの基準化を見据え,我が国における初期地圧測定方法の基準化の方向性を明確にする目的で,2005年4月に本委員会が設立され,2007年3月までの2年問,活動を行った.3、委員会の活動初期地圧の測定方法について,基準化に向けた検討を行うため,本委員会では主に次の活動を行った.  ① 既存資料及び研究の整理・検討  ② 目的,適用範囲の整理・分析  ③ 測定器具及び測定方法の実態の整理・分析  ④ 測定結果の整理方法,報告事項に関する実態の整理・分析具体的には,資料1に示した委員会メンバーで,7回の委員会を開催した.2004年度 第1回2004年6月29臼    第2回 2004年9月7日    第3回 2004年11月16日    第4回 2005年1月28日2005年度 第1回2005年6月2臼    第2回 2005年9月玉6日    第3回 2005年12月16日 これらの審議で,測定原理が明確で測定実績が豊富な応力解放法を当面の基準化の対象とし,これらの基準化の可能性を検討するため,埋設法と円錐孔底法に関する2つのワーキング・グループを委員会内部に設置し,検討を進めた.ワーキング・グループにおける役割分担は資料1の委員名簿の右欄に示したとおりであり,その活動結果は資料2及び資料3にまとめたとおりである. また,資料4に示したように,2005年7月5−8醸に函館で開催された第40回地盤工学研究発表会において「21世紀における初期地圧測定技術の課題と挑戦」と題するディスカッション・セッションを開催し,地盤工学会の会員をはじめとする多くの関係者の意見を聴取した.このディスカッション・セッンヨンでは,次の報告,講演が行われ,活発な討議がなされた. (1)委員会報告  O 委員会活動報告     (委員長 石田毅)  O 埋設法WG活動報告   (主査 横山幸也)  O 円錐孔底法WG活動報告(主査 坂日清敏)一2一 (2)特別講演   講師:東北大学 伊藤高敏氏   題目:水圧破砕法に関する国際的な研究動向について(3)一般講演 11件   ()内は講演番号   (a)初期地圧及び2次地圧状態の評価について         4イ牛(482)(485)(488)(489)   (b)新型ゲージの開発や新たな測定法に関する研究         4{牛(480)(481)(婆86)(487)   (c)応力解放法の改良と適用性の拡大について         2件(483)(484)   (d)AEのカイザー効果に関する研究         1イ牛(479)なお,一般講演の発表論文は本報告書の付録として取りまとめている.4.まとめ これらの活動の結果,本委員会としては基準化すべき初期地圧測定方法に関し,応力解放法のうち埋設法と円錐孔底法について基準化を行うことが望ましいとの結論に至り,付録5に示す答申書を提出した.また同時に,これらの基準化を進めるため,2006年4月から,初期地圧の測定方法基準化検討委員会を立ち上げることを提案した.一3一 表1主な初期地圧測定法の種類名称区分フラ舜ジャッキ法方     法主な開発者と文献番霧・岩盤壁面にスリットを切り、その中にジャッキを挿入しMayeret副、1),T㎞㎞2)て.スリット周辺の変位を元の殖(ゼロ状態)にもどMen繊3),R㏄haet,aL4〉,圧力をジャッキに加える.Bemede5)・大口径ボーリング孔の孔底に肖1肌した小口径のボーリンシリンタ㌧ジャッキ法グ孔に円筒形のジャッキを挿入し、大q径ポーリング孔Talob鐙6)の孔底の変位を元にもどす圧力をジャッキに加える。轄縫水圧破砕法スリーブフラクチュアリング法ダプルフラクチュアリング法・ボーリング孔内に水圧を加え、発生したき裂の方向と水圧の変化を測定する。Scheidegger9),Ke短e10)Fa臨鵬t11)、Haimson12)Comem3),Mizuta et.al,14)・ボーリンク乳内ウレタンチューブを介して圧力を加え、岩盤の破壊に至る変形を測定する。Steph&nsson16),Semta17),菅原ら18)Mizutaeしan9)De la Cruz20)プレートフラ好ユアリング法 一面破砕法・ボアホールジャッキまたは孔内載荷装置でボーリング孔 を破砕し、そのときの岩盤のひずみや変形を測定する。Yokoyamaet.岨21)Serata22)Mizuね23)・岩盤表面にスリットを削孔し、あるいはコアリングによ壁面ひずみ法って応力を解放し、そのときの岩盤のひずみを変位計,ひずみゲージ,光弾性皮膜などを用いて測定する。0厩n24),Eme【y25〉平松ら26),Obe民et滋,27)Oben2心,Moh128),・バイロット孔底にロゼットゲージ,8素子ゲージ,半球応力解放法孔底ひずみ法形16素子ゲージ,円錐形12∼16素子ゲージを貼ってオーバーコアリングし、そのときのひずみを測定する。S}obodov29),岡ら30)厩man31),Gmyetal、32)Okaet蝕.33),菅原ら34)ノ1淋ら35〉,坂口ら36)孔径変化法孔壁ひずみ法龍繋勇藝講埋設法AE法DRA法・中央のボーリング孔に径方向変位瀞淀ゲージを設置してオーパー一コアリングし、孔径変位を測定する。・パイロット孔壁にひずみゲージを貼ったボーリング孔をオーバー謙アリングし、そのときのひずみを測定する。8成分ひずみ醗を埋設しオーバーコアリングする。回収したコアの三鞄惑度試験により応力を測定する。・岩石の載荷に伴い発生するAEの測定。 (Kalser効果の利用)Leeman37),Oberteta1,38)Sibek40),Suzuki41)NiwaetaL42),菅原44)岡ら30),L2eman45〉P血eeta互,47),Amadei48)金川ら49),50)K蝕r5D,金川ら52)瀬芦ら80)・岩石の繰返し載荷時のひずみを測定する。山本ら53)S㎞monseしaL54)DSCA法・立方体の岩石に独立6成分以上のひずみゲージを貼り、封圧の変化に伴う各成分のひずみを測定する。Sie面edet昌1.55)Sωckla籍det aL56)松木ら57)Zobackeしal、58), ポアホール利誉ブレイクアウト推定する。Kic㎞1an et.al.59)Cow鋼就a三、60)PlumbeしaL61)1轟孔壁の引張き裂  の利用 を・ボーリング孔壁の破壊状況を観察し、水平地圧の主軸をコアディスキング  の利用・ボーリング孔壁のき裂の発生状況を観察し、最大主応力方向を推定する。S的ck e惚1 62)Okabeet,a1.63)・コアディスキンク現象から三次元主応力の方向と応力の菅原ら64),}{aimson et、a165)短を推定する。石田ら66),松木ら68)横山幸也:地圧測定技術の改良とその適用性に関する研究,山口大学理工学研究科学位請求論文,2002年3月より引用4一 初期地圧の測定方法基準化検討委員会委員名簿会務氏名委鼻長石田 毅委員兼幹事横山幸也委員板本墨治委員歌川 学氏  o家 員円錐乳底法一WG勤務先山q大学/工学部社会建設工学科一応用地質(株)/ヱネルギー事業部/技術皿センター(株)3D地科学硯究所/東京事業所/技術部メンバー(独)産業技術総合砺究所/エネルギー技術研究部門/安全評価グループ}小川浩司応用地質(株)/エネルギー事業部/技術部}兼  自蒙 翼尾原祐三熊本大学/工学部環境システムエ学科メンバータミ o女 貝加藤春實ジオテクノス(株)/ジオサイエンス事業部メンバー委員坂ロ清敏東北大学/大学院環境科学硯究科/環境科学専攻主奮乗  皿黛 興新 孝一乗  閣女 貝圏仲正弘(株)レーザック/シビルユニット乗  隠亥 貝中山芳樹(株)3D地科学研究所/東京事業所/技術部副主査最  自森 孝之鹿島建設(株〉/技術研究所/岩盤・地下施設グループメンバー女 貝(財)電力中央研究所/地球工学研究所』/バックエンド研究センター㎜5埋設ひずみ法一WGメンバー主査一齢メンバー副主査一}一メンバーメンバー}一 初期地圧の測定方法基準化検討委員会 WG1活動の概要              2006年3月31日  WG1主査 横山幸也1.埋設ひずみ法をWG1で選択した理由 埋設ひずみ法はβ本独自の初期地圧測定法であり、特に地盤工学分野においてこれまでに多くの実績がある。また、測定結果の信頼性も高く評価されており、初期地圧測定法としてはかなり成熟した手法といえる。これらの理由により、WGlでは埋設ひずみ法を取り上げた。2.埋設ひずみ法の概要 埋設ひずみ法は、金川ら(1975)により開発された。測定に胴いる多成分型のひずみゲージは、開発当初二次元応力測定用の5成分型であったが、その後、金州ら(1986)によって三次元応力の測定が可能な8成分型に改良された。この8成分型ひずみ計は、柔らかいモールド材に配置された埋設型変位計をボーリング孔内にセメントミルクで埋設・園着し、応力解放に伴うボーリング孔の孔径、孔軸および斜め方向の長さの変化を測定することができる。 この方法の特徴は、ひずみ計を孔内に直接埋設して固着させるため、軟岩から硬岩までの幅広い測定対象に適用できることと、オーバーコアリングで回収されたコアに封圧を与えて、8つのひずみ計それぞれの感度係数を求めるところにある。埋設ひずみ法は我が国で独自に開発された地圧測定法であり、国内の地下発電所や原子力発電所の立地調査に多くの実績を残してしている。3.埋設ひずみ法の測定フロー一 現在WG1で検討している、埋設ひずみ法の測定フロー(案)を國1に示す。4.今後の活動内容 平成17年度で基準化検討委員会が終了する予定となっているが、本検討委員会の成果を次の基準化委員会に引き継ぐことを念頭に置いて、今後以下の内容について検討していく予定である。①既存資料及び研究の整理・検討② 目的,適用範囲の整理・分析③ 測定器具及び測定方法の実態の整理・分析④測定結果の整理方法,報告事項に関する実態の整理・分析一6一 地質状況の把握試験位置の選定tボーリングマシン設置   1  大口径カツトボーリング   i  1[   小口径埋設・測定不可能パイロットボーリング(麟埋設位置の再選定)  1パイロットボーリングコアの襯察ひずみ計の埋設準備埋設・測定可能  1ひずみ計の埋設(1)1一ジの測セメントペーストの  硬化養生1  オーバーコアリング準備(コアチューブのセット、計測準備)セオーバーコアリングによる 解放ひずみの測定1コアの回収回収コアの整形1r            「“胴繭=繭繭「三軸感度試験による                応力解析ひずみ感度の測定                       痙図2−1埋設ひずみ法の測定フロー(案)一7一 初期地圧の測定法基準化検討委員会 WG2活動の概要2006年3月β WG2主査坂頂 清敏1.円錐孔底ひずみ法をWG2で選択した理由 円錐孔底ひずみ法は,孔底ひずみ法と言われるDoor$topper法,平面孔底ひずみ法および球面孔底ひずみ法の欠点を改良するとともに,それぞれの長所を生かした測定方法であり,開発されてより約14年間,土木分野における大規模プロジェクト等において,多数の信頼性の高い測定実績を挙げている.これらの理由により,WG2では円錐孔底ひずみ法は初期地圧の測定手法の基準化の用件を十分に満たしていると判断した.次節以降に判断の基準になった点,および円錐孔底ひずみ法の概要等について報告する.2。円錐孔底ひずみ法の開発の経緯 孔底ひずみ法は1956年Mohr[1」によって提案された.その後,Olsen l2】,Slobodov l31,岡ら14】,Leemad51,Grayl61によって改良が加えられた,初期の方法はボアホールの底を平面に研磨し,その中心にロゼットゲージ型ひずみゲージを直接貼付し,孔底中心の応力状態を測定するものであった.Leemanはアラルダイト系樹脂によるモールドゲージを開発し,孔径変化法や孔壁ひずみ法のような大q径オーバーコアリングを行なわず,単に小q径コアボーリングを進めて応力解放を行なう方法(コンパクトオーバーコアリング法)を採用した.このモールドゲージの形がドア・ストッパーに似ていたことから,初期の孔底ひずみ法はDoorstopper法と呼ばれている, その後,岡ら171によって3次元岩盤応力と平面孔底ひずみの関係が詳細に分析され,亀岡[81によって多素子ゲージが開発された.しかし,亀岡の方法はボーリング軸方向の応力に対して感度が悪いので,完全な3次元岩盤応力を決定するには,2本ないし3本のボアホールにおける測定が必要であった.菅原ら19】は1本のボアホールにおける測定から完全に3次元岩盤応力を決定するために,半球面状に整形した孔底に16素子モールドゲージを貼付する球面孔底ひずみ法を提案した.その後,岡様の目的から,小林ら110]は孔底を円錐形に加工し,12素子の円錐形状孔底ひずみゲージを用いる方法を提案した。しかし,これらの方法は大口径のオーバーコアリングを必要とするので,Doorstopper法のように手軽に実施できないという欠点を有してした.そこで坂目ら1111は,コンパクトオーバーコアリング法と菅原らや小林らによる多素子孔底ひずみ法をカップリングした高精度迅速測定法として円錐孔底ひずみ法を開発した.3.円錐孔底ひずみ法の概要 図1に孔底の形状を示す.パイロット孔の孔径は76mm(NQ),円錐部の頂角は60度で,先端部は半径14mmの円弧で丸めてある.測定円は半径191nmの位置にあり,この測定円上にクロスゲージまたは覆ゼットゲージを45度問隔に8枚設置し,前者の場合は16個,一8一 後者の場合は24個の孔底ひずみを測定する.孔底ひずみ(輻鰯,砲と岩盤応力婦丁バ①,の,σ、,㌃,,御,旬}の関係は次式で与えられる.(クロスゲージ使用の場合)仁1}{地隠瓢護ll磁12cos2θ,q,Dlsinθ,Dlcosθ,あ1昭22cos2θ,C2,P2slnθ,02cosθ     (1)(ロゼットゲージ使用の場合)修撫灘龍,.衡』灘鰍.熱                                       (2)ここで,。411,。412,…  ,Zλ32はひずみ感度係数であり,ポアソン比の関数である.上記の観測方程式は最小2乗法で解き,岩盤応力σの最確値が求められる. 図2に測定のフロー(案),図3に測定に使用されている機器類を示す.z   ρ!κ,r’ ?    、、      、、       、一O1ε  R竃38mmε    甲 ヤPθ     Φφ一8        εe   一’.・一斗嚇_、     y      l θロゼットゲー一ジ使用の場合      1毒     図1 円錐孔底と座標系および測点配置一9一e 111地質状況の把握1巳11111陰陰1試験位置の選定[1111肛11111匹陛馨1ボーリングマンンの設置蓬濫監濫濫雛雛葦塞璋濫濫1贋バイロットボーリング(孔径76mm)II口き裂有コア観察原位置試験[』::II:1:1}1;;;;:::::ξ孔底の円錐加工  孔底観察次連続き裂有(き裂等の有無確認)萎ア1ジの計測孔底面研磨・洗浄ストレインセルの孔底貼付オーバーコアリングに伴う解放ひずみの測定ストレインセル付きコアの回収二二ご#ニニニニfニニニ==脚ご二=二ニニニニニご==.:::一軸試験用試験片作成室内一軸繰返載荷除荷試験による試ヤング率,ポアソン比の決定験1        r一一一}}一一一一一}}{             lr一一一}}一一一一一}}{  }一一一一一匹一一一一}一一        l      応力解析・評衝       l:        t__________________一__________」旨』輯_購榊____________鱒_鱗___[__哺___噌____一鞠____嘲____________糟_唱__鵬________一一轄購麟幽幽1        図2 円錐孔底ひずみ法の測定フロー(案)10一 (a)(d) : _(c)(g)[ l 3 i .U / Et(a)(b) ;; }/t/ , (c)lr・ / 7 : z-7'(7); )if L (h)7r-/ - 17 V1Jf ' i'_.SrJ :t y }', (d)fj:JLlf" '*', (O;j '7;t -/ ,f' h・ / ;fFFiIF J f t:'y lr・, (e)'7l '7; -/ ,f'2-7;/; ,f / , (g);t y lr・ ( JJ :3.5mm)}./t/. (t 4。測定実績 表1に国内における孔底ひずみ法の測定実績をまとめる.1970年代は平面孔底ひずみ法による測定だけである.1980年代になると1985年に球面孔底ひずみ法が開発され,平面孔底ひずみ法と球面孔底ひずみ法による測定実績がある.1990年以降は全て円錐孔底ひずみ法の測定実績のみをまとめた.円錐孔底ひずみ法による測定は,22件報告されており十分な測定実績があるといえる.また,円錐孔底ひずみ法は,コンパクトオーバーコアリングを採用しているので,迅速測定ができるという特徴を有しており,1つのボアホールでの多点測定も可能である.図4に釜石鉱山で実施された多点測定の結果1121を示す.当該地点では,孔口から0.6m∼29.5mの範囲において,約1m問隔に21回の測定が行なわれてた.良好な結果が得られたのは18回,測定に要した臼数は14臼,作業時間は述べ112時間.このように,多点測定が容易にかつ経済的に実施できるため,掘削領域の損傷評価,地質構造などによる応力変化など詳細に測定・評価できる.表1 国内における孔底ひずみ法の測定実績平面孔底ひずみ法1974年∼1979年5件1980年∼1989年14件平面および球面孔底ひずみ法1990年以降22件円錐孔底ひずみ法(a)20MPaz鵜FauR IIIStドess scale  12  ’》k>k89屡。 肇3望41516 17  18 ×Gailery  o 11        7  4    6でo10mし___」b)(b)Faukmly20MPa}Stress scaleGa月ery1212摩34 56910o37   8o14151617181110m図4 多点測定の例 (a):鉛直断面内の応力分布,(b)水平断面内の応力分布主2一x 5.今後の活動予定 今後以下の内容について検討していく予定である.1)既存資料及び研究の整理・検討2)目的,適用範囲の整理・分析3)測定器具及び測定方法の実態の整理・分析4)測定結果の整理方法,報告事項に関する実態の整理・分析参考文献国Mohr,H。F.:Measure胆ent fbr Rock Pressure,Mine alld Q疑arry Eng.,pp.178”189, (1956)。12101sen,0.」.:Measurement of Residual Stress by the StrainTehefMet熟od,Proc.2nd U.S.Sympo。on Rock Mec熟.,No.3,(1957).131Slobodovl N・A.:TestApplication oft五e Load−Re五efMethod fbr Investigation of Stresses in Deep Rock,Uga1,V61.7,pp.30・35,(1958).14】岡行俊,平松良雄:ひずみまたは変形測定値からの岩盤内応力の決定,日本鉱業会  誌,84巻,957号,pp.7−14,(1968).固Leemal1,R.E.:Tlle CSIR”Doorstopper”alld Triaxial Rock Stress Measurillg Instr疑ment,Proc.IIlt.Sympo.on the Determination ofStresses in Rock Masses, Lisb・n,N・.28,PP。578−616,(王969).16】GraヱWl M.and K.Barron:Stress Determinatiol1£rom Strain ReliefMeasurements on the End ofBoreholes,Proc.In七.Sympo.on tlle Determination ofStresses in Rock M&sses,Lisbon,No。5,pp.183・199,(1969).[7】岡行俊,平松良雄,斉藤敏明,菅原勝彦:岩盤応力決定のためのボアホール底面ひ ずみ測定による応力解放法の研究(第1報),日本鉱業会誌,92巻,1055号,pp.1・6, (1976).181亀岡美友1ボアホール底面上の応力の解放による岩盤応力測定に関する研究,京都 大学博士論文,(1978).19】菅原勝彦,尾原祐三,岡村宏,王遺南1球面孔底ひずみ測定による3次元岩盤応力 の決定,臼本鉱業会誌,101巻,1167号,pp.277−282,(1985).110]小林昭一,吉川太,打田靖夫二円錐形状孔底ひずみゲージによる原位置応力測定,  第8回岩の力学国内シンポジウム講演論文集,pp.279−284,(1991).111】坂q清敏,尾原祐三,中山智晴,菅原勝彦:円錐孔底ひずみ法の応力測定精度,資  源と素材,108巻,6号,pp.455−460,(1992).【12]坂口清敏黄醒春,野口義文,菅原勝彦:円錐孔底ひずみ法の不連続性岩盤への適  用と考察,資源と素材,Vo1.111,No.5,pp.283−288,(1995)13一 一ディスカッションセッション巧21世紀における初期地圧測定技術の課題と挑戦ていることが報告された.総 括山q大学 石田 毅(2)埋設法WGの活動報告が,主査の横山幸也氏(応用地質)からなされ,過去の実績に基づき,測定のフローチャートをもとに基準化の適否について検討を進めている二1,はじめにとが報告された.(3)円錐孔底法WGの活動報告が,主査の坂q清敏氏(東 本セノションは,叫初期地圧の測定方法墓準化検討委貫会jによって,企画・運営された。初翔地圧の測定方法北大学)からなされ,埋設法WGと同様の方法で,基準化は,岩の試験・調査規格・基準化検討委員会によって,の適否について検討を進めていることが報吉された、基準化すべき優先順位の高い原位置の測定方法の一つと3、 特別講演して位置付けられおり,当委員会は,将来の統一的な爲0の墓準化を見据え,我が国における初期地圧測定方法の基準化の方向性を明確にする目的で,2004年4月に設立され活動を行っている、 一水圧破砕法に関する国際的な研究動向について」と題して,東北大学の伊藤高敏氏に講演をいただいた、傍藤氏は,本セシションに先立っ6月25∼29日に米国アン 大規模な地下空洞や重要なトンネルの安全かつ合理的な設計・施工,あるいは原子力発電所基礎地盤の安定性評価などにおいては初期地圧の測定がなされる場合がカレッジのアラスカ大学で開催されたm第40回米国岩盤力学シンボジウム」で水圧破砕のセノションの議長をされている.従来の水圧破砕法は多くの実績があるが,多い.初期地圧は,空洞掘削前の岩盤内の応力状態を意腺し,空洞掘削の影響を受けた応力状態を指す2次地圧と区別して用いられる綱語であるが,初期地圧の測定方法は,ぽとんどそのまま2次地圧の測定にも用いることができる。初期地圧の測定方法としては,これまで応力これまで無視されていた舶圧システムの剛性の影響によって最大地圧の測定結果に玉00%を越えるような大きな誤差を生じ得ることが,伊藤氏が発表した国際学会雑誌の論文で明らかにされ,この闇題の認識が国際的に広まりっつあることが紹介された、解放法,水圧破砕法,肥法など種々の測定方法が提案されており,それぞれの理論的背景や基本的な測定方法は4.一般講演ほぽ確立され,それぞれが多くの実績を持っている、し 一般講演として,次のような11件の研究成果が報告さかしながら,それぞれの方法での適胴隈界やぽぽ地圧がれ,活発な討議がなされた、同一と想定できる箇所での測定結果にばらっきがあるな(1)初期地圧及び2次地圧状態の評価についてどの課題もあげられる.また,最近,地圧測定に関する            4件(482)(485)(488)(489)国際シンポジュウムやワー一クショッブ,あるいは研究会(2)新型ゲージの開発や新たな測定法に関する研究などが相次いで開催され,盛んに地圧測定に関する情報            4件(480)(481)(486)(487)交換簿もなされている.(3〉応力解放法の改良と適備性の拡大にっいて                 2f牛(483〉(484) 本ディスカッション・セノションは,委員会の活動を(4)AEのカイザー効果に関する研究  1件(479)地盤工学会員に報告し意見を求めるとともに,関連する最新の研究成果の報告を得て,委員会活動にFeed Back またセノションの後,ため池の堤防などいわゆる土質することを意図して企画した.このため,最初に委員会地盤における地圧測定の論文とともに,土質地盤に対す報告と特別講演を行い,ついで一般研究発表を行う形式る地圧測定も視野に入れるべきであるとの要望が委員長でセッションを企画した.に届けられた.2.委員会報告5.今後の予定 次の3件の報告が行われた、 このディスカッションセノションでの発表や意見を参(1)委員会の活動報告が,委員長の石田毅からなされた、考に,委員会内に設置した2っのWGの検討結果を踏まえ,委員会設立から現在までの1年余りの問に5回の委員会が開催され,現在までのところ,応力解放法に重点をおいて基準化を進める方向になりっっあること,また応力2005年度末をめどに基準化すべき方法に関する答申を出す予定である.岩の試験・調査規格・基準化検討委員会では,この答申に基づいて審議を行い,2006年度から解放法の中でも測定実績が蓬窟な埋設法と円錐孔底法に齢初期地圧の測定方法基準化委員会」を設置する予定でついて基準化することが適当と思われ,現在この2つの方法についてWGを設置し,基準化の適否の見極めを行っある,土と基礎Vol.53,南.12,pp.50−5双2005年12月)より引用)一14一 初期地圧の測定方法基準化検討委員会 委員会答申2006年3月31日  委員長 石田 毅 本委員会では,2GO4年4月の設置以来約2年問にわたって,将来の統一的なISOの基準化を見据え,我が国における初期地圧測定方法の基準化の方向性を明確にするため,技術の現状を調査し,議論を行ってきた.その結果,わが国で開発され,またわが国で最も測定実績が多く,今後も多くの利用が見込まれる方法を基準化すべきであるとの立場から,測定原理が明確であるとともに,測定技術の成熟が見られ,現状で基準化が可能であると思われる,下記の2つの方法の基準化を行うことが望ましいとの結論を得たので答申する.基準化すべき初期地圧測定法:   応力解放法のうち埋設ひずみ法 及び 円錐孔底ひずみ法. またこれら2つの方法の基準化を進めるため,2006年4月から,初期地圧の測定方法基準化委員会を立ち上げることを提案する.以上一15一
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  • タイトル
  • 砂岩のAEカイザー効果に及ぼす間隙水圧の増加・減少の影響
  • 著者
  • 渡辺英彦
  • 出版
  • 委員会関連資料
  • ページ
  • 959〜960
  • 発行
  • 2006/03/01
  • 文書ID
  • 58507
  • 内容
  • 479F噸06 (酉蜘 2005年7碧砂岩のA Eカイザー効果に及ぼす間隙水圧の増加・減少の影響日本大学工学部 正会員 渡辺英彦砂岩 カイザー効果 間隙水圧王. はじめに 地圧推定法の一つにアコースティック・エミッション(以下,A Eと記す)のカイザー効果を爾いた方法がある.このA E法の手順は,原位置でコア試料を採取し,このコア試料を実験室へ搬入してA Eを計測しながら載荷を行うものである.このときのカイザー効果に及ぼす影響については,原位置における状態から室内での載荷実験に至るまでのざまざまな影響が考えられる1.具体的には,(1)原位置でのコア採取の影響,(2)コア採取から室内試験までの時間の影響,(3)コア採取から室内試験までの水分の影響,(4)供試体形状や端面の影響,(5)岩種の影響,(6)載荷方向の影響,(7)拘束圧の影響などが考えられる.このなかで(3)水分の影響については,コア採取時の水分変化,室内試験を行うまでの水分や温度の擬乱に関する実験が行われていると,一方,原位置においては地下水の影響により間隙水圧を受けている場合があるが,カイザー一効果に及ぽす間隙水圧の影響に関しては検討されていないようである.そこで,本研究では砂岩を用いて,拘束圧を与えた状態での間隙水圧の繰り返し増加を行った場合と繰り返し減少を行った場合についてのカイザー効果に関する実験検討を行った.2.実験方法 試料は群馬県富岡市産の多胡砂岩である。事前に行った三軸圧縮試験では,有効拘束圧の増加にともない簸大軸差応力も増加し,異なる拘束圧で有効拘束圧を等しくした場合には最大軸差応力はほぽ同じ大きさとなり,有効応力に従う傾向を示した.試料は水槽で蒸留水に浸した後,真空ポンプで吸引することにより飽和度を高めて実験に用いた. 載荷方法は拘束圧が載荷された状態での間隙水圧の繰り返し増加パ                             12                  達2ターンと繰り返し減少パターンの2つである,繰り返し増加パターンは,はじめに拘束圧を玉OMPa載荷した状態を初期状態とし,その後に1010q88閻隙水圧を1MPaずつ繰り返し漸増させるパターンである。繰り返し減少パターンは,はじめに拘束圧を2MPa載荷した後に間隙水厘を1低ΣMPa載荷し,それぞれを1MPaずつ増加させながら拘束圧10MPa間 6腿隙水圧8MPaまで載荷を行い,この状態を初期状態とした.この後に間隙水圧を1MPaずつ繰り返し漸減させるパターンである.ここで,嵌64療42拘束歴の載荷速度は毎分1MPa,闇隙水圧は毎分0、5MPaとした.躍00数特性を持つ広帯域A Eセンサー)により計測を行った.センサーか団曇謹20 A Eは下部載荷盤内に設置したセンサー(100kRz∼1MHzの周波⑩ユ葦5000     董0000    15000 時間(s)らの出力はプリア刀cで40dB,刈万ンプで40dB増福し,100∼500kHz図一1 間隙水圧の繰り返し増撫のパンドパスフ禍外を通してテープに記録した.3.実験結果と考察 間隙水圧の繰り返し増加パターンと減少パターンにおける拘束圧と間隙水圧の変化を図一1,図一2に示す。それぞれ拘束圧は10MPaで一1212定の状態にあり,間隙水圧の繰り返し増加と繰り返し減少を行った.1010 図一1に示す繰り返し増舶パターンにおいて,聞隙水圧を0から3£8葦8加させる全てのサイクルにおいて図一3に示すようにAEイベントは慶6少ない発生数であった.これは,初期状態で既に有効拘束圧が10MPa 桜韓4であり,その後の間隙水圧の増加過程は有効拘束圧が減少することに6MPaへ増加させた場合のA Eイベントを図一3に示す.間隙水圧を増4なるためと考えられる.少ないA E発生数であるが図一4に示すA E2発生率増分を溺いてそのヒ㌧クから急増点の判定を試み,その推定点を0▽で示す.図一3,4に推定点を▽で,このときの先行間隙水圧に相当2O0      2000    4000     6000する点を▼で示す・先行間隙水圧に対し近い値で推定されている.    時間(s) つぎに,図一2に示す繰り返し減少パターンにおいて,間隙水庄を8図一2 間隙水圧の繰り返し減少MPaから5MPaへ減少させた場合の蒋効拘束圧とA Eイベントを図一5に示す.間隙水圧を増加させた図一3にくらべ,問隙水圧を減少させたInfluenceofanlncreaseorareductioninpore∼vaterpressureou由eKaiseref看ectofsaadstone}{ldehiko WATANABE(Nihon Universi敬)一959一㊦に§因蚤墾羅 一場合には全てのサイクルにお▽先行間隙水圧▽推定闘隙水圧いてA Eの発生は活発であっ 35                 25た.間隙水圧の減少パターン 30 一            ㈱では初期状態への載荷過程に倫25一   、瓢犀ダ   六おいて有効拘束圧は最大でも2MPaとしており,初期状態からの間隙水猛の減少により有効拘束圧はさらに増加す            一20ぐR器1潔 4山この場合のA E発生率増分に      時間(s)よる急増点の推定を図一6に図一3 間隙水圧増加過程のA E   ・80s  燃   1驚く 2臼1,l l∫昌0o  0    100   200   300   400   20s   40s      ▽哨  6擁   一ノー間隙水圧 505ン.._..A臼.taleVentる.このため,A Eの発生は一一r一一一一一12S蓮斑蓑墨。../    乏活発となったと考えられる.8s 8轟2・一』ア篠鴬15一 冒ノ   .1。上00Ψ先行間隙水圧▽推定間隙水経100津軒u100    200    300    400  時間($)図一4AE発生率塔分示す。推定した有効拘束圧を▽,このときの先行有効拘東圧に相当する点を▼で図一5,6に示す.先行有効拘束圧に近い値で推定されている、 さりおける全サイクルの推定結果大きい場合もあるが,ほぼ45度の薩線付近に推定されてい    有効拘東疫    顎700釜 { “AEτ・talevenレ〆門6・・轟4併   /∫一5・・寝3。 ノ〆 、一4・・餐2。〆   、 一3・・揮                一200六x駅『囚く可能性が示された.つぎに,図一5 間隙水圧減少過程のA E  80s  !  40s 50  00 00                  0  0     100    200    300    400      時間(s)}㎜ll:剛㌧、 ’ !5ト」!!.!1。   舜  一1・。ることから,間隙水圧推定の  8s   ▽く100を図一7に示す.点線は誤差10%の区間である.誤差が 400 350象 300婁250甜姻200齢50らぐ 間隙水圧の増加パターンにΨ先行有効拘東圧▽推定有効拘束窪▽先行有効拘束圧▽推定有効拘東圧 60                  800ズ.づ,100    200    300    400  時閤(s)図一6AE発生率増分間隙水圧の減少パターンにおける全サイクルの推定結果を図一8に示す.点線は誤差10倫の範囲内にあることから精度琶ることがわかる.因 64.まとめた状態での間隙水圧の繰り返し増加を行った場合と繰り返し減少を行った場合についてのカイザー効果に関する実験検討を行った.間隙水圧の増ユ 8唇8食く有効拘束圧が推定れてい 砂岩を用いて拘束圧を与え1010%の区間であり,推定値はこぼ出 6概黒曇童鰹 4運 4揮個製製 220O 0   2   4   6   8   100   2   4  6   8  10    先行閲隙水圧(MPa〉  先行有効拘東圧(MPa)図一7 間隙水圧の推定結果図一8 有効拘束圧の推定結果加過程ではA Eの発生は少ないが先行間隙水圧付近でわずかにAεの急増点が観察された            問隙水圧の減少過程は有効拘束圧の増加過程に対応することから,A Bの発生も活発であり,先行禽効拘東圧付近で明瞭なA E急増点が観察された,謝辞:本研究は文部科学雀学術フロンティア推進事業(日本大学工学部):研究課題r中山間地及び地方都市における環境共生とそれを支える情報通信技術に関する研究(研究代表:小野沢元久)」の一貫として実施したものであり,謝意の意を表します.また,実験に協力していただいた本学卒業研究生の諸看に対しても感謝の意を表します.参考文献:1)横山幸也:A E法による初期地圧推定,コアを胴いた地圧計測ワークショップ論文集,PP,43∼64,19912)吉川澄夫,茂木清夫1岩石のA E活動度の履歴応力効果により前に受けた力を推定する新しい方法,地震学会講演予稿集,P呈02,1978一960一
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  • タイトル
  • 改良コアドリルを用いた応力測定
  • 著者
  • 森孝之・岩野圭太・中嶌誠門・田仲正弘・竹原真希
  • 出版
  • 委員会関連資料
  • ページ
  • 961〜962
  • 発行
  • 2006/03/01
  • 文書ID
  • 58508
  • 内容
  • 480    第40園地盤工学研究発表会G−05 (函館) 2QO5年7月改良コアドリルを用いた応力測定鹿島建設 国際会員 森  孝之応力 測定 原位置試験     国際会員○岩野 棄太      正会員 中篶 誠門β特建設  正会員 紹仲 正引、      正会員 竹原 真希1,はじめに 近年、リニューアル分野が注目されているが、既設のトンネルなどの維持管理を行う上で、覆工コンクリートの応力状態を直接把握することは重要である、現在、簡易に覆工などのコンクリート構造物の応力状態を測定する場合、コアドリルを用いたオーバーコアリング法が適屠されている,しかし、既存のコアドリルでは、その構造上、解放ひずみを連続的に測定する二とができないため、測定データの信頼性を評緬することができない。また、削孔前後のひずみ値を測定するために、信号線の処理や、接続に手問を要するなどの課題を持っていた。従って、僑号線が削孔中もコアドリル内を経厳できるようにコアドリルに改良を加え、解放ひずみの連続測定を可能とし、測定データの信頼性の向上と試験時間の短縮を図った.さらに、その改良コアドリルを胴いて、平面ゲージを用いた室内検証試験を実施した、2 コアドリルの改喪.動カモーター オーバーコアリング法では連続的に計測した解放ひずみから、ゲージ破損や接着不良による異常値を除去し、データの信頼性を評価後、応力算定をする二とが通例である。しかしながら、通常のコアドリルでは、コア軸と動力軸が同一にあるため、削孔中の信号線を外部に敢り出すことが構造上できない、したがって、測  『曜『定データはオーバーコアリング前後の2点だけとなり、測定中に発生した異常値を除去することが困難であるという課題があった、 これを改善するため、コア軸と動力軸をずらし、削孔中もコアチューブ・皿ッド内を経由して信号線が取り出せる構造とした(写、叢隷口裏1)。これにより、解放ひずみを連続的に捉えられるだけでなく、蘂i鋸杜一ブ二れまでの削孔中の信号線の処理や削孔前後の僑号線接続の手間が解消され、試験時問の短縮が可能となった。3、検証実験 改良コアドリルによる応力測定手法の検証のため、二軸載荷装置を用いた室内試験を実施した、1辺300蹴のモルタル供試体に写真王 改良コアドリル4面のフラットジャッキで二軸応力状態にし、改良コアドリルを動カモータ用いたオーバーコアリ’講淵輌1昌7ヲ獄          聞殉               oングを実施した。図1          監          1           ヂ況を示す。覆工コンク勢     12アチー一ブζ、﹂リートの応力測定を想定し、測定法は平面孔底法とした。平面ゲー平面ゲージ芽    および写翼2に試験状み嘩’モルタル鑓試佐ジは図2および写真3メに示すように、小孔径を考憲して4枚のひずフラットジャッキ     一反力板オーパーコアリングみゲージをφ40㎜内に収めた.写真2 図1 箋験概要図検言正実験状乏兄丁短e stress measurement by uslng an improved core drllL TaKayuki MOR至,Keita IWANO,Makoto NAKAJ夏MA(K紅iima Corp.),MasahiroTANAKA,Mak汀AKEHARA(NittocCoτp.)・961一L lo mmi .Ij +- _fZ fif-,;'. - {l-'*' .{cr)f H7] / - UC.-¥ i=** '/*') =(3 .IPa. 6iiP )a)u i'=*'?'*if+ pl' {t4f a)9l3{'*'=if l f /l!jf:F i ¥C+/?r;r3f(- ,;=! ._ ;_*' * f'1)' 11 ::;/J2:;/" )/ft;.*' 'i )^ :La)n7 -'. ,j1/+'JLIL L; (E, Tt 7 y l Lk C)'----' ; ;k/ 'J'*L,1'-? 5 A::*V X il:9i"if / (:u ,)f* * )lJ*/'' * *' j/'*ii+*" ? i,{ : "'-'-*r I+i .ii L/+'- u'jJ )u j)/:/(7)' 'T'- z J; t,) ,'! ..*.1*-'/t・..='・*I40mm- lL. )!*-"f ' -=-1'* )-' * o: . ]1r*' ', f :'j-'--, *V7ftl-'1' Er :' ・'+ <h- ,' ..,' t )]; (r)・: f : ,*-/ tfi/ f J7--(T:) *-' i "((T ¥' (L7 - -'i..-.^i.lIL ・ ;v" *-: (7);f-/ -: 7ff(:) ! ..._.. ?f-/ -:::T' r'"'.L.90 nm cl):f - )I;1.; 1{ . 50mm , ""s U L L /*__ L *..._'-*' * t+. ._J1 *(ir' . if-); t K**+;;C; LC ") . ;t-/{-:: 7//f= I-: J;r'x*:;{i ' , /'* 1:)l:r ; ;:*/+-._ ll*= f]ft L+ ):U/ rt )]-' ;tlC:: * ')r, .< ! U)] (r) L=+=__- + :_fll Lr IJ -,** ,"'1 '; , l! LOV¥C.i); 7i v;_; -,f(''-' _ { :F i +/+ ; / 7/ )j7t ' 7 +ff;t 7t y. /11Lt O.O: ( :;Ll '-i ,oO OOO lPaj].*,t___*・-・if- #.-. fT<+*:).T f -; _+L ) i; :, f : r l4 J ; . iCr)f jJ'*r*+ j -_/'>')/J*' )"+) O Ti={ ;t-/ -:l f'Jlj350300250;:200,*** 15010050o200 4CO 600 800 1000 1200 1400ot-/ -::r 7] 3-U":/7f (=' 7L',)l 4<f-/ - : 2 7+"1"'"- . +* e5,x' ;*S )LJI;u" ;i= :"'ffi:uf {1;/=* '/" )iL j7 )ii * i*: ftl )7 (r)i, ;:h:t!cr I;t-・ - :: 7 V / f Pa),+f'=s't,+-<-'._ E * 3-:::7 lr V/i_ -'*-U" 9=;i :*t*L.--".__ i,・-*I: - ,- ;'; ,*"--'; ;1*.,C C)"f-' /f U. t :IE{ L*- '-'+i. .11f "*+_' il' '___*・・ I Ji ・' !l+ e.+ 'i,*. ' UZ', 1*i'{J)+i .ll-"'r'-7;)" :f*,='-.・.Bt iLJ;CI T)-._' L77*'.=-' LC,+* t・"- /.+?* ;x":: )/ 7 u =*'++*i': . }・/; ・j a) ;; ;"' "'・ *ftTF}Y, F l7 (T)-*Xa) :Y "' { 7 iid: t - =fQti' /+' '_= tL, { I .};) ;Zk ;a),+i .lj:i*. IC+-_I- l]: ; ( ) f・* :' ,t: j7; .IJJ._ i 1・ ・_ l/ ) f・-' )=- 962 -l
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  • タイトル
  • 数値解析による新型乾式破砕地圧測定プローブの検討
  • 著者
  • 石田毅・李剛・水田義明
  • 出版
  • 委員会関連資料
  • ページ
  • 963〜964
  • 発行
  • 2006/03/01
  • 文書ID
  • 58509
  • 内容
  • 一481    第40畷地盤工学務究発表会G−05 囎鎮) 200δ年欝数値解析による新型乾式破砕地圧測定プローブの検討地圧・測定・乾式破碑0山欄大学正会員石潤毅  山口大学大学院  李  剛  崇城大学     水圏義明i.はじめに加圧シェル 水圧破砕地圧測定法は深いボーリング孔に適用でき,また岩石   \の弾性定数を用いずに応力を直接測定できるという利点を有する、 開口部1↑↑柑↑しかし,亀裂の方向は地圧状態に依存するため任意の方向に亀裂♂を造成することができず,最大地圧の大きさは問接的にしか測定できない欠点を有する、この欠点を寛服する方法として著者らのグループは乾式一面破砕の研究を進めてきたがP,最近ボアホーm↑欝  ,メ、ルジャッキを用いた新たな乾式一面破砕応力測定プローブを開発した2}、そ二で,二の新たな測定プ躍一ブの載荷状態を3次元の      \加圧ブレート  ボーリング孔壁面数値解析で検討し,鋼管を馬いた室内実験結果と姥較した、図1、ボアホールジャッキ式プローブの断面図2.ボアホールジャッキ乾式一面破砕応力測定プ∬一ブの特徴 ブ罠一ブの断面図を図1に示す.プ以一ブは上下2っの部分にスーパーコンパク トシリンダーアソノク別れ,それぞれの内部にジャノキが4連ずつ合計8個醗置されている.ジャッキは対称形をした2つの加圧プレートを押し上げる、     丁TSS 岬  }覆われており,この加圧シェルを介してボーリング孔の孔壁に膨〃晦転広が,加圧プレートは表面に鋸歯状の凹凸が施された加圧シェルで!』マ、’〃張圧とせん断力を作用させる2蓄、o 員 _、、1      加圧シェル    加厘プレート『㌧、                .強麟講…躍グノ、、、、、、、ク鼎  ・ ひずみひ丁みゲー一図2.接線ひずみセンサー(TSS)写翼1、ボアホールジャノキ応力測定プローブ6 水圧破砕ではボーリング孔壁に水庄を作用させて,破砕鷺間内の水圧と時間との関係(ρ一ご曲線)から亀裂再開口圧が検出されるが,このプローブでは,2つの触圧シヱルの開q部の変位を,上下のそれぞれのプローブの中央に1個ずつ搭載したTSS(Tangentia三Strai【}Sensorl接線ひずみ計)を購いて計測してε芝40げQウ30uりいる.図2はTSSを示す、TSSの触針は載荷前に孔壁に接触させ9竃ず,スーパーコンパクトシリンダー内の空気圧により,載荷時に○2010孔壁に接触させるこ.とができる、 新プローブを胴いて,昨年1月の釜石鉱山における試験で得られた応カーひずみ曲線を図3に示す.横軸はTSSばね鋼(図2に半円形で示されている)の表裏に貼られたひずみゲージにより検出されたひずみである.このひずみは,亀裂の開口変位をTSSセ01500    3000    4500図3,釜石鉱山で得られた応カーひずみ曲線ンサーの触針間距離で除したひずみの約0・王3鰭を表示する(ひずExamination by nu限erical ana!yses on a new dry fracturillg probe for rock stress measurement(Yamaguchiじniversiτy)TsuyoshilshidaandGanLi, (SQjoUniversity)YoshiakiM伽ta一963一6000   Strain,10’6         frictio取she11蓮難糞華塾嚢欝茎琴           z.濃識         皿.邊麟華華                  、図5、 FLAC3Dの解析モデル図                  胤1..          ㌧ 、 ノ11、2翻 1祖easured0ロ:straiRgauge,8螺」1一◎一nロme錘ca1¢ 0・4図4 鋼管試験の機要とひずみゲージの位置\へ  0さ0口み感度が0.13).縦軸はジャノキ内油圧である。二の油圧に数値解析で求めた応力集中係数21を乗じて得たもの{う一〇、4一〇、8が孔壁における円周方向直応力であり,それが孔壁を引張破壊させるものとなる.R.0,(Re−ope!1)と矢印で示        angle O(o)した位置で曲線の傾きが緩くなっており,亀裂開口圧を図6.鋼管外壁応力の実験値と解析結果の比較見出すことができる。13.鋼管実験と3次元数値シミ凱レーション  0.5 このプローブによる地圧測定理論を確立するためには,ボーリング孔壁のおける応力分布を明らかにし,上述の応力集中係数も信頼性の高い値を得る必要がある、しか∼㌦…。.◆■◆○応 O\ 一〇.5■●■卜   ○つδ◆監 一1し,プ臣一ブの表面には鋸歯のような凹凸が加工されて一1.5◆おり,載荷状態は単純ではない.そ二で外径160mm,内一2径98m搬の鋼管を用いた室内実験を行い,鋼管内壁の載荷angle(O)状態を数値解析で求めるとともに,解析で得られた鋼管外壁の応力分布を実験値と比較した.図7、解析結果による鋼管内壁の円周方向藍応力の分布 図4に実験に使用したブ覆一ブと鋼管のひずみゲージ貼り付け位置を示す、プローブは3次元的な形状をしているため,薄称性を利屠した!/4モデルで有限差分法(FLAC3D)による3次元解析を行った.図5に解析モデルを示す.図中の8個の黒い半円がボアホールジャッキによるプ覆一ブ内部の載荷位置である.ブ覆一一ブの載荷板と鋼管をモデル化しているため,物性値はすべて鋼の健を用いている、 図6は,解析で得られた鋼管外壁の応力分布を実験で測定されたひずみから計算した応力分布と比較したものであり,横軸はプローブに開口部を設けた亀裂造成位置から反時計回りにとった回転角である.解析結果と実験結果がよい一致を示しており,解析結果が妥当である二とがわかる,図7は,解析結果による鋼管内壁の円周方向直応力の分布である、亀裂造成位置には,大きな引張応力が作馬していること,亀裂造成位置から60度を超えるところでは逆に圧縮応力が作用していることがわかる.この注縮応力の作胴は,亀裂造成位置から離れた位置に既存亀裂が存在しても亀裂造成箇所の応力に影響を与えないことを意味しており,このプ臣一ブの有用性を示している. 岩盤供試体を胴いた地圧測定精度の検証や箋際の原位置岩盤における適用性の検討が,今後の課題である、参考文献1)石田毅,水田義明,中山芳樹,山下貢,新嘗和喜 士木学会論文集,第708号/m−59,pp.145一一159,2002    2)水田義明,佐野修,石田毅,李剛:月刊 地球 VQL26,No,2,97ヨ02,2004一964一
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  • タイトル
  • 岩盤地下空洞周辺の二次応力測定と評価
  • 著者
  • 森岡宏之・南将行・森孝之・青木謙治
  • 出版
  • 委員会関連資料
  • ページ
  • 965〜966
  • 発行
  • 2006/03/01
  • 文書ID
  • 58510
  • 内容
  • 482第40嚥地盤工学薪究発表会H−05 (函謝  2005隼7月岩盤地下空洞周辺の二次応力測定と評価東京電力 正会員 ○森岡宏之応力,湖定,破壊東京電力      爾 将行鹿島建設国際会員森孝之京都大学 国際会員 青木謙治1、はじめに 岩盤地下空洞周辺の応力状態の把握は空洞の合理的な支保設計を行う上で重要な要素である.また,放射性廃棄物の地腰処分における掘削影響領域(EDZ)の評価技術において空洞周辺岩盤の物理・力学的な性状を詳細に評価する技術の確立が望まれている。纂者らは岩盤地下空洞掘削に伴い発生する掘削影響領域の評価と空洞の力学的安定性の検討を目的として空洞周辺岩盤の応力測定を実施した.本論文では岩盤応力の実測値に基づき空洞周辺岩盤に発生する応力状態にっいて考察し,FEM解析結果との比較により岩盤の応力状態の特徴と掘削影響鎮域の評価にっいて報告する。            ,モ㎜ルドゲージ .琶体2,二次応力の測定方法 対象としたサイトは神流川発電所地下空洞で,その空洞断面規模は幅33mX高さ52、1mである、また,地質は比較的墜硬な砂岩・泥岩の混在岩麟である、岩盤空洞の地山被りは約500mで高地圧であり,しかも初期地圧がやや偏圧であることが特徴である。岩盤応力の測定には円錐孔底ひずみ法(図一1)を適用し,現地での こ騒騨7…垣戸                ! 」・、’つ図一1 円錐孔底ゲージ構造図(24素子)解放ひずみの計測とオーバーコアリングにより得られたコア(図一2)による塞内試験を実施し測定点ごとの岩盤応力を求めた、    蜜内該験供該体3窪洞周辺岩盤の応力の実測結果』岬蔭」∋・ 岩盤応力の測定結果を図一3に示す、なお,H2,}{3測線での計測はアーチ部掘削完了後に,H7測線では7ベンチ掘削終了後にそれぞれ空洞内部から実施した。またH4,H5測線の計測は空洞掘削完了後に実施した, 二の結果,岩盤応力は癩削の影響を受けている傾向を示し,空洞壁面近\      コ  ノ      4(      ノ ゴ        !  ↓ノ  ’〆・!『 1  …響       )X左’Z  X・鉛諏方向傍での応力は著しく減少しており,しかも一軸化した応力分布を示してい Y水平方向る、個々の主応力の大きさや作胴方向にバラツキは見られるものの,空洞 ρ ゲージ、14一,10i3巨619、22周辺の岩盤応力は掘削に伴う応力再配分が発生していることがわかる, Zボーリング軸 θゲージ;25別ユ14 ¢ゲージ 次に,空洞アーチ肩部(総測線)と側壁部(H5測線)に注目して,計測結果を応力円表示し図一4,5に示す,  36,9!ユ「!5i峯ユ1、24    き    1=3  ゲージ桑子翫置図一2 オーハ㌧コ刃ンゲコアと窒内試験供試体 同図によると,初期地圧状態から空洞掘削に伴い岩盤応力が変化していることがわかる、特に,壁面近傍では最小主応力が小さくなり,破壊に近づく挙動を示している。例えば,破壊規準式と応力円の関係から,空洞アーチ肩    一義一一一一一論ヨ                                !部(図4)での深度L65m(測点①)や側壁部(図一1.1ニニニニ1ニニニニニ1.1㌧随(、5)での深度5、44m(測点②)以浅の領域は既に,(、図 マ破壊に至った応力状態であると推察される. 従って,空洞アーチ肩部よりも側壁部の方が応力の低下している範囲が深部に及んでいることが分かった.k     i   9     τ“一∼『1『”一甲一ゴ     マ“一一’憎扉7}}}『プ 主励のスケール    鉄蓉轟一嗣1路娘、1_→4、解析結果との比較                20麟Pa空洞掘剛時の岩盤挙動を予測するため2次先図弓空洞周辺の岩盤応力分布(実測値)Measurement and Estlmatio葺ofRe−distribution Stresses around The rock cavem、Hiroshi MORIOKA,Masayuki MINAMI(7ア3ετo勺りElec〃・’o Po贈’℃α,/,1c)Takayuki MORI(1く4∼ηo Co1アo∼01’011),Kenji AOIく1(κ)・010U17ivε’写∫ひソ一965一    ビーク聾屋                  ・1深璽373m   ヒーク強度  τ罵34申σ鋤5プ         蝶段1.65m調㌍◇翻懇藻靴▽芦『讃』浮20一             z瀬319m :   / 総藪  3藻脚2m _         !     τ竃05窄σ悔n49;  些震蛋ε5鞭 一     /   /        萎湊度IG50m黛75咽    /  /ユ 柄     /を  ロ      ズ這 / /岱  ◎紛『4/㌧’.>愈、5叛二奪甥そズ\05      IG      I5      20      25      3σ   5   1Q  15  20  25  30       σ(MPa〉    σ(MPa〉図5 実測岩盤応力の応力円(側壁部IH5測線)図一4 実測岩盤応力の応力円(空洞アーチ肩部:H3測線)非線形FEM解析(ひずみ軟fヒモデル)を実施しており,この結果と岩盤応力の計測値と比較した,解析に用いた初期地圧と岩盤物性嬉を表一1に示す。解析によって得られた空洞周辺岩盤の応力分布を図一6に示す、 二の結果,計測櫨(図一3)と解析薩(図一6)は概ね同様な応力分布の傾向を示している、特筆すべきは,実測と解析ともに空洞の左右で非対称な応力分布となっており,これは偏圧を受けた初期地圧状態を反映したものであると考えられる。従って,適用した岩盤応力測定手法は比較的高い信頼性を有しているものと考えられる。初期地圧と解析胴岩盤物性値 表一1犀25駄P轟Y   *初期地圧σx(MPa)6.3σy(MPa)1璽.0τxy(MPa)K=σX!一σyx慧爪路弦敏響昆窮o勲(MP∂)ピーク強度残留強度レ         繊ぎ.一3.0O.573.4φP(こ)57CR(MPa)O.5φ窟(。)49      l l二ニニ罫ニニニニ〕lll\ρ\罵窪溝揚離箭の多軸ひずみ嶺i二よる深.定器衆㌧⊥ 次に,岩盤応力(最大主応力および最小主応   マーl  l 主励のスケール    ギ”}一『㎝”一づ    ←_→力)の深度分布について,計測値と解析値:を比    ヤ}}一一一”一コ      20MPa較した結果を図一7に示す、  鉄麿倒    =  放水路僕…1    L→…1ニコ この結果,岩盤応力の深度分布において計測図一6空洞周辺の岩盤応力分布(解析値)値と解析値は概ね岡様な傾肉を示している.特  40に,応力集中域については空洞アーチ厨部で浅く,側壁部では億 30深部に及んでいる二とが特徴として認められる・すなわち,岩) 20盤応力の分布は空洞形状に起因しており,空洞の部位により異燈 10なる二とを示している,このように,空洞周辺での掘削影響領嚢 0繕芝麟の妥当性を検証する機会は来だ少ないが,本報告では空洞周辺 き・翠祈慰σ2〉.△・一・△0      5      10      15     20     40ではあるが,破壊後の応力再醍分を考慮できるひずみ軟化モデているものと考えられる。実測の岩盤応力を用いて解析モデルo 解析髄(σ1)6一10 これらのことから,当地点での地圧および岩盤特性の条件下ルによる解析により,空洞周辺岩盤の挙動を精度良く再環でき+計瀾値(σ睾)+計潤値(σ2)○...只域の形成は空洞形状と初潮地圧に支配されるユとがわかる、(a)アーチ肩部(H3〉b)創壁部(日5)・o 韓桁簿(σD30に琶穴懐詣拠2025+匿標纒〔σ1}十計漠随(σ2)・ム○・』○・醒析難(σ2}’Oの・■100σ・  ...△r・  〈・ 一△岩盤の二次応力状態を実測により確かめることができた、                               一10                                 0       5       10       15      20       25                                      窪澗盤面からの深度(m)5おわりに                              図・7 岩盤応力の深度分布(計測値と解析値) 円錐孔底ひずみ法は地庄測定法の中で迅速性に優れており,空洞周辺岩盤の応力分布測定に適した手法と書える。ただし,不均質岩盤では個々のゲージ素子の感度(弾性係数)を忠実に補償することが容易でない:と,測定結果にバラツキが多いことなどの課題があるが,今回の測定では実用上概ね良好な結果が得られた。本報告では空洞周辺岩盤の二次応力状態を実測により確かめ,空洞掘削に伴う周辺岩盤の応力状態の特徴や掘削影饗領域の形成っいて考察した、参考文献1)K.Aoki,T.Maejima,HMo貞oka,T.Morl,M、Tanaka,T,Kanagawal Estlmation of rock stress around cavem by CCBO a!1d AEmethod,Proceedlngs ofthe出ird intematlonal symposlum o且rock stでess,pp.203−209,RS Iくumamoto,Japan,Norvember4−6,2003一966一
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  • タイトル
  • 円錐孔底ひずみ法の軟岩地盤への適用方法の検討
  • 著者
  • 小川浩司・横山幸也・冨田敦紀
  • 出版
  • 委員会関連資料
  • ページ
  • 967〜968
  • 発行
  • 2006/03/01
  • 文書ID
  • 58511
  • 内容
  • 483     第40回地盤工学碍究発籔会C−08(藍鎗) 2005年諺円錐孔底ひずみ法の軟岩地盤への適用方法の検討応胴地質(株) 正会員 ○小川浩司応力 現場計測 軟岩応用地質(株) 正会員  横山幸也日本原燃(株) 正会員  冨細敦紀1,はじめに 原位置での地圧測定法の中で円錐孔底ひずみ法は、比較的低コストで硬岩での実績は豊富であるが、間隙が水で飽和した軟岩を対象にする場合、水が浸出する乳底面にひずみ計を設躍することとなり、通常使用されるシアノアクリレート系接着剤では接着不良となり測定できないことがある。そこで、孔底表面から漫出水がある岩盤でも適胴可能な接着剤としてエポキシ系接着剤を選定し、事前実験により適用性を検証した。その結果、測定されるひずみが実際に比べて小さくなる場合があることが判明したため、現場での適胴にあたり、ひずみ計が接着されたコアを胴いて三軸感度試験を行い、ひずみの測定感度を求めて感度補正して応力を計算する方法を考案した、この方法により求めた応力は、軟岩に対しても実績が豊菖な埋設ひずみ法による測定結果とよく一致した。2、事繭実験による感度の検討 シアノアクリレート系の接着剤では、その特性から孔底に水がある場合には接着が困難である。このため、適切な接着剤を選定するために実際の測定地点の近傍で採敢した岩石試料を用いて事前窒内実験を行った、 実験の第一段階として、岩石試料にひずみゲージを各種の接著剤で貼り付け、二軸載荷試験時の挙動を比較した。その結果、シアノアクリレート系接着剤では一部のひずみゲージが剥離し、接養が不良になる場合があることが判明した、 第二段階として、シアノアクリレート系に代わる接着剤として第一段階の結果をもとにエポキシ系接着剤を選定し、円錐ひずみ計を屠いた比較試験を行った、はじめに試料の樽対する両面に円錐孔を削孔して二軸載荷装置にセットし、初期荷重を載荷した.次に両側の円錐孔底にそれぞれシアノアクリレー卜系とエボキシ系の接着剤で円錐ひずみ計を接着し、一晩経過後に除荷 10 {エポキシ系倫    一合一・シアノアクリレート系試験を行い、ひずみ変化を計測した。 測定されたひずみは、図1に示すように、エポキシ系接着剤の場合はシアノアクリレート系と比較して約1/5と小さかった。今回使用したエボキシ系接蕎剤では測定されるひずみが実際に比べて小さくなる可能性があると考えられる。したがって、この接着剤を屠いる場合、ひずみの睾。8θ方向瞬髄  …濾咽RO6一一一一一一一一∵呑瓜ρ一一一麹          杏ψ得04一…二濯ざ〆……需…”02600        400        200測定感度が十分であるか否かを確認し、不十分な場合はその感度を求め      ひずみ(μs)て感度低下の影響を補正することが必要であると考えた。  図1 事前実験結果03.測定方法の改良 事前実験の結果から、実際の測定においては、埋設ひずみ法と岡様に、ひずみ計が接着された状態でオーバーコアを回収し、回収コアを用いた三軸感度試験を行い、ひずみの測定感度を求めることにした、測定方法の変更点を図2に示す,感度試験を行うにあたり、既存の埋設ひずみ法用の装置を利用するため、通常76mmであるオーバーコアリング孔径を222mmに変更した。円錐孔底(φ76mm)はカットボーリング(φ222mm)孔底の応力の乱れた領域から離すため、孔底中央から約50cm奥に整形した。また、それにf半いオーバーコアリング掘進長を大きくした、模式図を図3に示す。 なお、オーバーコアリングの掘進速度は、試験中の間隙水圧の変化を抑えるため、約1cm/minと通常より遅くし、三軸感度試験では排水経路を確保するとともに、載荷速度は約0、03MPa/minとした。4.解析方法の変更 24成分の円錐ひずみ計を用いる場合、孔底面の円周方向圓転角θノqユ1,…  ,8)における測点のひずみ暮婦饗{εR、ノ,εR、ノ,ε胸}「は、ヤング率Eの等方性岩盤では応カテンノル1σ}に対し次式で与えられる。  {εRyl漏し4/1{σ//ε (1) ここで、1ん1は3×6成分のひずみ感度係数のマトリクスでボアソン比γと測点位置の関数である。 測定されるひずみ1ε頭』{εv、,ノ,ε轟∫、ノ,εA卿1「が、真のひずみ/ε療}に対して感度低下の影響を表す係数勺 (0く勺≦1)により、1蝕“}讐枢ε副と表すことができると考えると、式(1)は以下のように衰せる。AStudyonRock Stress Measurement ill So負Rocks Usipg出e Conica1−endedBorehole OvercoringTeclmlqueOGAWA。Koll(OYO Corporation),YOKOYAMA,Tatsuya(OYO Corporation),TOMITA,Atsunorl(ねpan N疑clear F縫el Llmitedl一967一 t't(;l , =E'/kJ { E w!i[Aj]1:: {!if) J;rf._ /'"";i iJ;fi(2 )_i ;o);} ' L E/kJ).-' )=*'"*; ;E IErpj ,ETt'jE, Tcf (3)lT+;- 1)1 7( L? 76FT }Tl)k 3 E" ' E ' E'cp cc*+T・l iUt=;+;;tG *tt+-5 ;fy,,'.;-V(*'- ?2rJ rT.)l=l'+-. L'T (MPa)I:: Jr-'・ t rLxp ';f7 + f . . c'= /J '- J', j'*; dil is c ) .' ?::, e"*'c7) ;; r I *''c,J;;¥'r')'・;]I:/ t!)Fl- ]';i ' a)i,L'・; *' i,f; , j".__.*/ Jf.*.r-l .=.*'/'-'-i- 1'_"f+7c:f.*.・--.2・ ;)= ILi{?7(:_.'[ : . T f. ;(7) ". ti 1 .1'1._ *'(;----; ' " ). E'c. )'- f'-,_ ). i='. r;f"'" . ;..,;, 't+・-・)+_ ,-f a). ._ f9:..fr F ).,. E .. E;)if)f-_ {;+ -'-, ).* V¥:i・ft"u' ' ;]-7{). 'rJ IE-'-- *;f). .'+'L rt);. ((3)'**= 'tf +;c ) * di :, '1')- FT7 l f_" .)'.lrf5acrn'""- c 76m n L ,,1. 7-fTTJ !tr7r*-t *;.'1);// ...._F** ;!・*.(* *F;_fJ;:)_r' .'1i _)(, *. :!) *i-r )Ti),$) L + t' : ; r!*i : fi 1, i!*';=*i xJii **_-t-/ <:::T Ji!' !;; 'r=+_2GO- f;x;_nrr li]r( L; ;;75mm) (.l), :- * f - +'-; - ' !]) 'f.J:= -- '=r;:J* ' 1 ;4 ,_)1")tt ;**-12:"'* ; :,i・ !' IT'f *'t-/ -::!X-*:::T* {t!7lj;//* . "v'*' i,.)! )si / r )/ I; /- ・: Z (: :.;_ ;**; '..*c:ij )+*=S* )"-*_! 1 j ff',,.* '*f-. ・・; ++* "j" ' :/Js: '**T (;)"iJi/.: " i':' -i s]il : 7fr-!- If 1I Frl/'J_)'- i ii ;rt: )?fEr i Li ' )/if/ 'J /+':..>7. .. , iC lH $' -a)i' ;)/+""_-"i r* tL.*uCL'A'=""-'l ; ). ・ - iII ; ,f' E., ,-- *.- ' '-- L;・J*, ; =i-,Tu1 +:(2)/' ' t).)]- i;) C"IrT1)c'.;,i /- ))/+ ' . ( 1)_j=i. ' ' ' ,8 {:iLFt :,:/ i7'E'c *' E'*t,>- tr+, c*L ':"c!:Jji i C :C ・ f, 7 )l). f tt・'*- ,_*.L' ,'=i*'*'.:)':lr l=' ' ,.. .,-- . J: ffO 7 :-S ;¥:):/ L''i U,* * :- +*,-u' * ;'-Tri* .L t .* -T.'*.tt) *(r_F -iO ?",_t2, Ltl; l):/ if_. *t=*l--・_..-;';t 7 /)/ Li4r rcf('+, E' !:. -' r:i' *<*:i'J/ /: _ : ;+1r).* ; -i*'-+,:..*.s .f.f')iL?)*Li *- i i!=.'- , _:fJ'I':._..?t'EL= r)FIF] *'+'_ ) :* : :'c *.j!'i " -+,*.* .1; '.;;) *_.li"'; ::; L*1. :(f;f; T)/f{ =.(;?+]f; :i'?*= =,.-,. 1 :.'1. ;'; ;I1 : ._ !:.!'7, ::++CT)f;/' //' -:_-(T.)j [J? :l 4:4.._. } ,t:F* =*): f Cr)i(T).I:)*=i;#+*-rT) fl:.: =iL}'I ;:+ r"L ) ;,1r¥_*+' * : .;rf*-*** ;; ,{:"J) L :1 F -s ):;:4'r;)'( 5,rL, tltt)*7 Lj:1*,5. i .lj T1 ** o)]-iLfi.,",.- *F l( :)= F JiL /+ '-? :;・・, *":(7)-fi*IJ t l 4 {:i.T 7t]-*!* l*+7 f "'_'L. i bttJ(2)i ] J;r** ; :ltirr ',*l-9' LJ._*' +"+*_."u" ; *.'-" a)i .Urr(7);I=* : *,・・・-・,・・r )7 i f+ '_'t jJ'*n' r._1 s ),-_j C--'-*' --+.-・ .;"** r;L( , :(:) !-=f L ;tl{Jkj. .**・s'+ c' .-)7;)J E f""' :! = .-*', :)lP '/j),lhTt -,,:liLeOcrn)-,ldt-s : + ; il l' Lf;L :f-_. L¥TC7)+ c <cr-; r>:(* +*^"u"I *'? - ' 7*. !-'"-[7:rfL -c)" <, ; ?+*・-'-- 3 ,,-r.. ** ii+ 1 fl+"ii{fL )._7 :rZ;r f ;7.*'u 9 f= ' *clJi lj? : = il t' L;1r l+,)l/8-i/lO"_...'...=f l- ' OfR+*#..,*?Lr :-*1C'#e50cm6. fT_f)(= Ji'rfbfL! ft:)7J・ _f 7= _- /j*I :'#;,- xjf7;t-/ -:]7]j:/ f¥ r /J/ ' +f;:IiJ :F J ;L: J fl; *c*ti- -cr)E ・-*_・--=,+'; )!_ -_ -.' -t_;+ i+; :'*;('j"). * .+-I. *..{i+* C'. ! 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  • タイトル
  • 円錐孔底ひずみ法の大深度化
  • 著者
  • 坂口清敏・南将行・鈴木康正・原雅人・松木浩二
  • 出版
  • 委員会関連資料
  • ページ
  • 969〜970
  • 発行
  • 2006/03/01
  • 文書ID
  • 58512
  • 内容
  • r484第40回地盤工学硲究登衰会G−05 (匿鱒  2005年7馨円錐孔底ひずみ法の大深度化東北大学 国際会員 ○坂目    東京電力(株) 爾  将行キーワード:応力 現場計測 岩盤東電設計(株)    鈴木 康正 東電設計(株) 「原  雅人                  東北大学    松木 浩二1.はじめに 円錐孔底ひずみ法bは,応力解放法の一種であり,高精度で経済的な原位置計測が可諺な方法としてその測定実績も多い.しかしながら,従采の円錐孔底ひずみ法は,坑道等からの水平ボーリング孔を対象とした測定方法であり,測定地、転,測定深度等に制約があった。そこで本報では,円錐孔底ひずみ法を実現場における1000m級の下向きのボーリング孔に適用するための測定方法を提案するとともに,開発した測定装置について概説する。さらに,浅部において実施した原位置試験結果にっいても紹介する.2.測定手順 測定手順を図1に示す、測定の流れは次のようである.1〉PQサイズ(孔径122、04m滋})でパイ揮ットボーリング(図1(a)、2)特殊円錐ビッi・で孔底を加工(図1(b))、3)PQサイズワイヤラインコアバレル用ビノトの投入(図1(c))、4)清水循環で孔底,孔内洗浄.5〉貼付装置でデータ藁ガー付きストレインセル投入(図1(d)∼(h)).6)接着待ち(この問に傾斜・方位の計測〉(図1(り).7)貼付装置の回収(図1(」))、8)インナーチューブの投入(図1(k))、9)オーバーコアリング(図1(1)),’、、!一、、僧、、〆’、、!モひ ■ ↑、馬 、 ’’ 、  柵  、、         、 ”⑥、、〆!¥ ’へr 一、 ’     帯 !界、曹 !!    ノ!F   !’圃  、!、  1’’、  しノ、 〆  四響刷、          、・こ’皿﹄、㌧1!/辱、準;、’究 f、[監、︸ど皿、ノ㌧ ■監、一1 _、 ∼ノ、 ,、      、戸∼糟  、 ,、 、、(bl(め(c)(d)(cl !’ ノ、舗 ノ、 ’﹄1 ’’ ’ ノ  ノ︸︷!、、 ’ ’  ノー墜、7一 皿、1、 ’  /へ 需、  ノ{91(hl(i)      o一し 、 嚇、、「(k)F(b図1 測定手順 Rock Stress Measurement by meaas ofDownward Compact Conlcaトended Borehole Overco加g Tec卜nique at Great DepthKiyotoshl Sakaguchi(Tohoku Uni統),Masayukl Mlnaml(τQkyo Elec甘ic Power Co、,LTD.).Yasumasa Suzuki,Masato Hara(Tokyo Electric Power Service Co、,LTD.)and Kqjl Matsuki(Tohoku Unlv)一969一 f# ' f; :a) F I; '- V :/ 7+L_ i+.L7t・',-*."J ; 7 el);iTi] U)-L*h・-'i;)/"J*' ;''::. T l-""++-'*"* (r);*< ,', 7jC 'x* L f 7t) .-.., iij i ? : L/+"-']) (r)T ] *:i ' **c')/t/,・.-' _* i! 2 i ;Tn ]/t) B fF i._i)f'jf',I・ l/=:/t/; ; i .fJ : :*,* *il"i *jJf - + : "' )t; :').i;*'1j i li'<'FJ. ft -+.t f :*i '' t;- S-u'(7. ??l ;/* ) +;;- ,l ;(r))t.' }, ,')J+r'<+# F)c/'Ejjl*-"*'- '';)")/ 1 U-+ , p ***} 4/H / := *"f ,: tt{i; 'l } ilr')/t ,*'rlg1 t t,t・E' LirL*++ l' '+;rLV+' ) "f r*"* l'*ll71 /J )f=, **=i*) :c )+ / ) fr - ; Ji* !* ¥ il"' ;' 1 '*=+ }*{*,3f;: i ,ii :: :::y h/ ) t;x i: rLi - -V ' ' ). 7. }・+"*i --' ,', if- ;: ; 5mmF./J 8 T : 4) r fJ,JrfTf UFIJi{cr{- L't-)i71, -----j f=:*+[ ,]*-,.-*** * =f f :t ) , C V4i77:= ' ; ]; 7' V :/ if: L;: ,/ I -t+a){'x+ { , ;fjZ ' ft.- '/3i "=* *(r) ], ; &" .-L)' ;;/ l " t,/ 1・ tL. , ItL, b/ 'J*/77 ";j ta) . fl' z IT'-]**'* {If,*' *-- , : ; ..L _-* a)l'*"-"-fL*L I* ll, OC )-・-.._-・-;'- -u' =9 ; if'+ )/+}F!) ,'7.+*.J.-., ;r*l ;=' ';'+jFTl{,) 1" ;-U( Ul'+ i<i'=' ' ** : '* ;=;'7'- r. (r) zrf ' "'---- -'--", fti 7- -;*++,*"*;*/x__ ._/'f- )!:1C ' ).;-' ' *' / )>Lr_.'+'..・--・-( f.' jt ・ -, { :fjy7 :, ;^ * .fJ -u"*;L 7 );z I l/L -'-rc u'T ++*'",*'+ ) .fiZf f 'f;S t7 )i :iiEE +{ U* Jr-'Jd) )jf ;a)+)It;f- ;'zl)i':'"** .} + Lzjtl< i }4t'i i Ll: ilj) . *.r**irl <"';:{ +'1Lt + Jt ','j; ,,i : i500m (7)i lf T・-) 'fT 4.9m-21.6m *L 'cl.f/*_L7)*= '+) aU i ,F?" .iif ? 7+a) :) ' '¥;",: r'-... I ,+ +" )O/ . ;t /](7)i i *-( ;;'/ f f }i.; a));-;* :ftti UJ iffL *tli il<*u "I ir'*i*'s;'-T= Ja)I ; , ) lV) 7 [ ]'+..,l'u*}t r<' i f "r "i**_'nnin)7.I ]*'! Iu '*: Jl , i .U). [ ]3 { 1 t /^ 7;(;) f; JT 9 l p7L -** L f {_q) !i L ;b f --i,・ ). ;t-/ - : 7 V /= i fi(T)>,+.rc' V=-"'-'l);{l rE )> '' 11 'V+*=< *.,' , '**/ "'*O+'!I - _ - -L* )+iJ(r) 'i);a)iJcr:Ji UJt Z u' ';・'' "" f ;' " )+.**.+.'/ 7i :f-C)" ; cr)j fJ :i / (1) c+s :I I: I(r;.J41fL V¥ t ) ,tLft E) + . EE f i f'*' L ra)t・ --Z ){ i .U i ? :),fx_ * i:. .-._*:fr :;a)T.,,,ft -a) ) ;). ; Z) {- TL, / )*'; 2 i .il ;u ."'Lj*-:7F:,_. J-' ,' ) ). /" '_/ L../Jf i tLf'-.=. _tL,-";i_ Jfj.rLfiiLhE c )j :C1, =rL""'i :; ) ;r,.'-*<j 'l)V¥ L j , ( :¥ */" ,, i a2 /f"¥-.! 10 /' //1r ¥(¥'1 (1 !( Ijil (5!1P(r;'1uFc)/' 9 + !¥/"'" -l--!I*)X17Et/./; i/{1 ./, ,!.'!_i5,31,*{ E *fi>-/:4_iji!** I iIlNI:*!I ;! r ,Sf¥-¥L//I .1 if t' , ,,fiti d'rLt,r,'n. . !t,,,,[ ! ;t-/ -::z 7 V :/ /Cp ) -LJ_.i_・-(-U" '; ;]4 t U- 970 -:, i ; (T.!*-・);Lf-',_t ;#+rl_pl_ 1-L*z-;1'+' : ,;- ./ ef¥'/<, O { '11lrIUJ;: I *i -Nt,,V+. Vol.llO. N0.4, pp.331- 336, 1994.(fl::
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