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出版

タイトル 「サロン・土・カフェW」開催報告(<特集>第51回地盤工学研究発表会)
著者 藤澤 久子・高原 利幸
出版 地盤工学会誌 Vol.64 No.11・12 No.706・707
ページ HP24〜HP24 発行 2016/11/01 文書ID jk201607070026
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  • タイトル
  • 「サロン・土・カフェW」開催報告(<特集>第51回地盤工学研究発表会)
  • 著者
  • 藤澤 久子・高原 利幸
  • 出版
  • 地盤工学会誌 Vol.64 No.11・12 No.706・707
  • ページ
  • HP24〜HP24
  • 発行
  • 2016/11/01
  • 文書ID
  • jk201607070026
  • 内容
  • 「サロン・土・カフェ W」開催報告Meeting Report of “Salon "土" Cafe W”藤澤久子(ふじさわ日本工営(株)ひさこ )1. は じ め に高 原利金沢大学幸(たかはら としゆき)環境デザイン学系テーマ 2 では,外国人や若手,産休育休後のキャリアアップなどについて話し合って頂きました。色々な経験「第 51 回地盤工学研究発表会」初日に岡山大学津島キを積むことがキャリアアップに繋がるという意味で,働ャンパス大学会館1階談話室にて,男女共同参画及びダき方の選択肢の多い企業に入った方が良い,という意見イバーシティに関する委員会は,第 6 回目となる「サロが印象的でした。ン・土・カフェ W」を開催しました。これは元来,会員全最後に,テーマ 3 では,学会,委員会への要望として,体のわずか 3%を占める女性会員の横のつながりを深め土木,地盤の分野に入るきっかけとして,情報発信をしる事を目的としておりましたが,近年では,性別を問わていって欲しい,情報共有する場や参加する場が増えるず,ダイバーシティに関心のある様々な世代間の交流のと良いという意見が出されました。日本ではダイバーシ場となっております。ティへの考え方,理解が遅れているという厳しい意見とともに,メンター,メンティー制度については,日本に2. 開催状況合った制度を作っていって欲しいという要望がありまし今回のサロン・土・カフェ W の参加人数は 34 名,内訳た。活躍している女性技術者,研究者を PR して,次に続は男性 14 名,女性 20 名でした。ゼネコンやコンサルタくようにして欲しいという意見とともに,失敗事例を挙ント会社,大学等研究機関の先生や学生など,多くの方げていくのも面白いのでは,というご意見も頂き,今後に参加を頂きました。の活動に反映させていけるようにしたいと思います。サロン・土・カフェ W は,ワールドカフェ方式を採用しています。まず 5~6 名が1つのテーブルに集い,あるテ3. おわりにーマに関して 15 分ほど議論した後,席替えをし,また新ダイバーシティは自分の中に多様性を持つことからたなテーマに関して話をするという形式で,3 テーマに始まります。男性の中には,自分は関係がないと思ってついてディスカッションをして頂きました。いる方も少なくないかもしれません。ですが,このようテーマは,「1.就職時の企業等の見方のアドバイス」,な話し合いには,男性の参加がもっと必要だ,との声が,「2.多様な人材の育成方法」,「3.学会,ダイバーシテ参加した男性の中からも挙がっていました。開催後のアィ委員会に求めること」としました。各テーブルにはダンケートでは,楽しかった,また参加したい,と 8 割のイバーシティ委員会の委員が,席替えをしない書記とし方が回答しており,笑い声の混じる楽しい集まりとなって配置され,最後に総括が行われました。ています。来年,名古屋大会でも,たくさんの皆さまにテーマ 1 では,これから就職活動を行う学生に向けたメッセージについて話し合って頂きました。リクルータお会いできることを楽しみにしています。なお,今回のサロン・土・カフェ W の開催に際しては,ーは良いことしか言わないから,OB,OG 訪問をして,岡山大学の珠玖先生をはじめ,大会実行委員会の皆様に生の声を聞くことが大事だという意見や,インターンシ多大なご尽力を頂きました。この場をお借りして御礼申ップ制度を利用して,自分のこと,将来のことを考えるし上げます。また,当日,美味しいお菓子を差し入れてきっかけにしようというアドバイスがありました。下さった皆様,どうもありがとうございました。(原稿受理写真-1 会場の様子HP242016.10.7)写真-2 集合写真地盤工学会誌,64―11/12(706/707)
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